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手塚治虫好き!「杏さんの本棚ツアー」動画をガチレビュー!

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今回は「杏さんの本棚ツアー」を取り上げてみたいと思います。

ご存じの方も多いと思いますが実は杏さんはかなりの読書家でございまして以前にはラジオで好きな本を紹介するという番組を10年間くらい続けていたくらいの読書家、いや「本オタク」であります。

歴史ものが特に大好きで
話し方や知識教養を見れば如何に本まみれの生活を送って来られたか
本と戯れていたのかが分かる生粋の歴女。


そんな杏さんのyoutubeチャンネル
60万人以上の登録者がいる人気チャンネルの本棚ツアー動画のマンガ編。

めちゃくちゃ面白いし見応えもあります。

もちろん手塚治虫もあってゴリゴリに紹介してくれてますがこのチャンネルでは本棚の映像から手塚作品を追いかけてみたいと思います。


ではいってみましょう。

動画開始早々まずは30秒辺りで本棚には「手塚治虫」登場。

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一番下段には「リボンの騎士」「海のトリトン」「メトロポリス」
「ネオファウスト」「ジャングル大帝」
が見えます。

そしてその横には「鉄腕アトム」

一段上がって「三つ目がとおる」「ユフラテの樹」「シュマリ」
「バンパイヤ」「どろろ」「奇子」
そして「0マン」ここまでが講談社の漫画全集でのラインアップされております。

素晴らしい!
児童マンガから大人マンガまで幅広く読まれていますし中々ここまで手塚作品の品揃えは珍しいと思います。

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その上に「ドラえもん」があって、よーく見てみると実は、その横に講談社の漫画全集ではない文庫本の手塚作品が並んでおります

「ロストワールド」「MW」「フライングベン」「やけっぱちのマリア」「ブッキラによろしく」「来るべき世界」「ガラスの城の記録」「時計仕掛けのリンゴ」「w3」「バンパイヤ」が見えます。


「ブッキラによろしく」ってなかなかマニアックなチョイスがちょっと通好みですね。あと「フライングベン」もなかなかのマニアックぶり。

じつは杏さん別のインタビューでは手塚治虫の「動物もの」が好きと公言しておられるんです。

「動物の躍動感とか、動物を通して人間を見る視点の鋭さとか、そういったものに子どもながらにハッとされられるし、大人になってから読み返しても夢がたくさんある」

という理由で手塚治虫が描く動物ものが好きなので「フライングベン」が有っても何ら不思議ではないですね。

逆サイドには何気にこちらにも「きりひと讃歌」があります。
渋い!めっちゃ好きなパターンのやつ。

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そして左側に新装版の「ブラックジャック」も揃ってて
文化版で「火の鳥」「ノーマン」「七色いんこ」も見えます。

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こちらも別記事のコメントですが

「大人向けの政治的なものとか、ちょっとダークな部分に踏み込んだ作品なんかもたくさんあって本当に人生を通して楽しんでいける作品ばかりなので好き。」

と手塚愛が炸裂したコメントを残しておられます。

いや~。いいですね。読み込んでますね。

そしてこの並びは子供の手の届くところ(下段)に「好きな本」とか「読んで欲しい名作」を置いているそうで、手塚作品のほとんどは子供の手の届く下段に配置されていました。

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そして現状のベストワンはこちら「乙嫁語り」だそうです。
いかにも歴女っぽいチョイス

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もうね、好きな本を語る姿が美しいです。

ただでさえキレイな方がよりキレイに見えます。
知的な女性ってところもいいんですが
やはり好きなものに没頭している姿っていいですよね。

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没頭し過ぎている無防備感がより高感度を爆上げさせるというか、最高です。自然体から醸し出ている知的要素がたまんないですね。

本棚に向き合ってる姿がもうステキ。

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ちなみに4分辺りでまんが道登場します。(手塚作品ではありませんが)
いや~「まんが道」も来ますか。最高です。
ゴリ熱の青春ドラマを語る女性

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マンガ制作の裏話関連作がお好きだそうで
「オススメあったら紹介してください!」ってコメントしておられたので
「ブラックジャック創作秘話」「チェイサー」
この二作品ぶっちぎりの最高にゴリオモの超おすすめ作品なので絶対読んでみてね~。ってコメントしようかと思いましたが流石に知ってるだろうと思ってやめておきました(笑)

まぁコメント数1000件以上あったのでコメントしたところで
埋もれちゃうと思いますけどね。



そしてついに6分39秒出ました!「ジャングル大帝」登場!

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しかも下巻のみ。上巻が見当たらないそうですが…
しっかり講談社漫画全集で揃えてありました。冒頭に見えましたね素晴らしい!そしてその魅力を熱く語ってくれております。

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もうね、マジで最高!
「好き」ってだけで破壊力ありますよね。

どんな小手先のテクニックよりも説得力あります。
好きなものを語る姿ってそれだけで人を幸せにしますよね。


そして最後にヒソヒソ声で

「子供たちにはまだ早い」ということと「紹介する人を選ぶマンガ」という理由の衝撃の内容の二作品を紹介してくれています。

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耐性のある方だけ読んで欲しいということで

マンガ紹介はされておらずタイトルだけ教えてくれていますが
そのマンガとはこちら

「真説 ザ・ワールド・イズ・マイン」
このぶっちぎりの破壊行動、破壊衝動の狂気について来れるか!って感じの暴走マンガです。全編に漂う狂気と圧倒的な衝撃!
業界や著名人たちに絶大なフリークが存在する漫画界最高クラスにして最凶
のバイオレンス作品です。
杏さん曰く内容は覚悟して読んでください。との事で(笑)

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続いてはこちら

「狂四郎2030」
これ杏さんが紹介してもいいのかと戸惑うくらいにお下劣なマンガ(笑)
ご存じ下ネタでおなじみの徳弘正也先生ですからそりゃあ猛烈な事になってます。なんせ作者自身このマンガを一言で語るなら
「近未来SF冒険SEXYバイオレンスラブロマンスせんずりコメディちんこ漫画」と表現しています。むちゃくちゃです(笑)
本当にせんずりとちんこの連発です。1話につき5~6回出てくるんじゃないかな…マジで。
それでいてストーリーは骨太。どこか「火の鳥の望郷編」とか「復活編」に通ずる趣のある作品です。生命とはそして人間とはを痛烈に考えさせられる名著と言えます。



そして紹介動画はここまでとなっているのですが…

実はこの他に
歴史の本棚は別にあると語る歴史マニア

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別動画にはなるのですが

「杏が「学習歴史まんがシリーズ」を比較!」という
学習歴史まんがだけの動画もある変態ぶり。


出版社ごとの比較をしてる内容なんですが


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重さまで比較してます(笑)
これまで書籍の紹介動画で重量を比較する人なんていませんでしたし、その発想がスゴイです。

お子さんが手に取るという配慮なのかも知れませんが素晴らしい比較検証動画でした。

こちらも興味がある方はぜひご覧になってみてくださいね


というわけで以上杏さんのご紹介でした

ここでは全部紹介しておりませんが本当にあらゆるジャンルの幅広い作品をご紹介してくれているのでぜひ本編をご覧になってみてください

ボクもこの動画を参考に「好き」なものをドシドシ深堀して変態度をアップさせていきたいとお思いますので今後とも宜しくお願いします。

最後までご視聴下さりありがとうございました。


下記別記事もどうぞ。杏さん載ってます。


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