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nico and…「ジャングル大帝」とコラボ最高!

さぁここはどこでしょうか。

ここはですね。nico and…というオシャレショップに来ております。

オシャレすぎて名前も良く読めないんですが
アクセントも分かりません。

「ニコアンド」?「ニコアンド」?
「なだそうそう」?「けつバット」?

イントネーションがあってるのかも分かりませんし
はたまた別のイントネーションかもしれませんが
本日はここ「ニコアンド」さんに来ております。

なぜかと言いますとですね。

見てくださいコレ。

そうなんです。なんと「ジャングル大帝」とコラボしているんですね。
これはアチィですよ。

…という訳で今回は「ニコアンド」さんの「ジャングル大帝コラボ」の
模様をお届けいたします。

こちらは若者向けのカジュアルな洋服や雑貨を取り扱う20代から30代の若者をターゲットにしたショップでありますのでこのyoutubeチャンネルの視聴者さんには全く関係ない未知の領域かもしれません(笑)

何と言ってもこのチャンネルのメイン視聴者さんは40代後半から50代の男性というハゲ散らかった層なので「ニコアンド」さんって言われてもピンとこない方も多いんじゃないですかね。

もっと言えば20代30代より、60代70代のユーザーの方が多いという
完全に棺桶に片足突っ込んでる偏ったチャンネルでありますから
むしろ「ニコアンド」って名前より
証券コード2685 の「アダストリア」って言った方がピンとくる方多いかもしれないという…年齢層の非常に高いチャンネルになっております

そんな健康第一のチャンネルで頑張っておりますが
今回ここ「ニコアンド」さんはですね
全国144店舗、比較的全国のショッピングモール、イオンモールに入っていることが多いので足を運びやすいかと思います。

そして今回のコラボ内容は「ニコアンド」さんと「ジャングル大帝」のコラボになっております。


女優の杏さんも好きなマンガとして推している名作「ジャングル大帝」
まさに若い女性にも好まれるようなキャラクターデザインでありますから
この手のコラボは極めて相性がいいのではないでしょうか
だからって杏さんが「にわか」って意味じゃないですよ。杏さんはガチだって事は知ってますからね。
こちらの記事で杏さんのマンガオタクぶりをご覧になってみてください。


いや~いいですね~、、、改めて「ジャングル大帝」って1950年作ですから今から72年も前の作品なんですよ。信じられないですよね。
そんな70年以上も前のキャラクターが
こうして2022年の若者のファッションブランドとコラボしているというのは非常に喜ばしいことじゃありませんか。
「ジャングル大帝」を知らない方、手塚治虫を知らない世代の方が
このような形で手塚治虫に触れていくっていいですね。


あと…こういう手塚治虫のキャラクターとのコラボって結構あるんですけど
この「ニコアンド」さん商品はかなりクオリティが高かったですね。

おそらくこの画像だけじゃ伝わりにくいと思いますが
プリントの質感、肌触り、どれもファンなら満足のいく仕上がりでした。
こういうのってほんとキャラクタープリントして終わりみたいなショボイコラボとかやらない方が良かったと思わせるおぞましいコラボも少なくはないのでボクはなるべく
実際に目で見て手に取って確かめてみたい派なんですよね。
ネットでポチれば一撃なんですけど、ここは現物を確認しておきたいファン心理なんです。
これはファンなら頷いてくれる方もおられると思います。
あ、このチャンネルの年齢層バカ高なんで、ほとんどが現物派の方ですかね(笑)



実際に
手に取ってみたところしっかり作り込まれていました。
やはり直に触れてみると欲しくなっちゃいますね。
トートバックかなり上質な仕上がりなんでちょっと心揺れましたけど
家に死ぬほどトートバッグあるんで止めておきました。

でもこのデザインを持ってくるセンスですよ。
分かってるなぁ…
しかもこのジャングル大帝のロゴ、これがいいんですよ。
手塚マンガのロゴってカッコよくないですか。
めっちゃカッコイイ…痺れます。

…で、今回の戦利品はこちらです。
(下記動画参照ください)

なんかプレートみたいなやつ、これいいですよ。
しかもこのデザイン、いいですね。…でこれ分かりますかね。
ちょっと盛り上がっているの。立体感あります。でもどうしていいか使い道全く頭に浮かびませんがとりあえず買っちゃいました。
一旦本棚にでも飾っておこうと思います。

そして娘が欲しいって言うので「グラス」と「ペットボトルケース」
こちらも買いました。
我が娘が手塚治虫に目覚めたのは、ほんのつい最近の出来事でありまして
普段なら「こんなもんいらん」ってはねのけちゃうんですけど
この時ばかりはもう何でもアリです。「欲しいもん買ってやる」状態です。
ボクとしては娘が手塚治虫に興味持ってるってだけでもう満足ですよ。
そちらの経緯についてはこの「教科書」の記事を見てみてください。

はい。

というわけで「ニコアンド」「ジャングル大帝」のコラボご紹介でした。

あとおまけの雑談をもうひとつご紹介しておきます。


4月25日マンガ文化の発展に貢献した者に送られる第26回手塚治虫文化賞に
「チ。―地球の運動について―」の作者
魚豊(うおと)先生が受賞されました。

おめでとうございます。



このマンガめちゃくちゃ面白いです。マジで近年稀にみる面白さなので
受賞も納得なんですけど魚豊先生って若干24歳で手塚治虫文化賞史上最年少受賞だそうです。

マジで? 24歳って聞いてびっくりしました。

24歳で凄まじいマンガ描くなぁって…
1巻の頃から注目して読んでいたんですけど直近では間違いなく一番ですね抜群に面白い!
一言で言うと
「宗教と科学の相容れない領域同士の静かなるバトル」なんですよ。

もう読んだことない人、騙されたと思って読んでみてください。
ハンパじゃないんで。

…でこの、魚豊(うおと)先生の受賞のことばとイラストが公開されているんですが
このイラスト…火の鳥未来編ですね。猿田ですよ。

読んでるなって感じしますよね

そして受賞のことば
とても24歳とは思えない重厚な言葉が並びます。


この度は名誉ある賞を頂き、大変光栄に思います。ありがとうございます。
幼い頃、私からすると手塚先生は漫画家というより、寧(むし)ろ歴史的な固有名詞であって、
その存在を身近に思う事(こと)など、当然ありませんでした。
ですので、いざ初めて手塚先生の作品やインタビューを見た時、そのアクチュアルさ、身近さに驚かされました。

また、時が経って、先生は“キャラクター(記号)”と“物語(意味)”という2つの魅力を繫(つな)ぎ合わせ豊穣(ほうじょう)な漫画文化の発展と、慧眼(けいがん)な社会批評を繰り出した。
なんて話をどこかで聞いて、私はその大仕事に畏敬(いけい)を感じるばかりでした。

ですが、そのような批評的視座以前に、私の様(よう)な未熟者が学生時代に感じた先生の最大の魅力は、人の、個人の心を動かす“感情”でした。

この3つ目の魅力は、漫画において表現技法やストーリーテリングに先立つものだと信じてます。それ故に最も素朴で、最も前提で、最も困難で、最も重要なものだとも信じてます。

そして、手塚漫画はそこに立脚された作品だから、偉大な歴史でありながら、身近な現在でもあるのだと思います。

恐れ多いですが私も、この先人のその背中に憧れたいと思います。

いつかそういう作品が描けるよう目指したいと思います。




というように
もう何言ってるのか訳わかんない凄まじいコメントを寄せられておりました(笑)
藤子A先生の神発言に匹敵するほどの畏敬ぶりを見せた魚豊先生
今後非常に期待される気鋭の若手作家で
めちゃくちゃ面白い「チ。―地球の運動について―」でありますが
なんと次回が最終巻なんですね。これも驚きです。
もう終わっちゃうの?って感じですがダラダラと長く続くよりはいいですね。

ちょっと早いですけど次回作にも期待しております。


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