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初心を忘れない、とは?- マインドフルネス日報 -

どうも。

マインドフルネス警察のゼンコップ(@zencyborg)です。

健康について、最高のパフォーマンスを上げるには、以下の4つの分野を攻略する必要があります。

「睡眠」、「食事」、「運動」、「瞑想。」

特に重要なのが「睡眠」と「食事」ですが、より良いパフォーマンスを上げるには「運動」と「瞑想」に取り組む必要があります。

理由は単純でどちらも「脳」の機能を高めるから。

わたしは仕事のストレスに悩まされていましたが、瞑想によって感じるストレスが減りました。

その経験をもとに、ブラック企業を撲滅する任務のかたわら、社会全体のストレスを減らすべく、マインドフルネスを広めています。

このnoteでは日報として、毎日シンプルライフ本の重要箇所の抜き書きと、名著『マインドフルネスストレス低減法』からの学びを少しずつ発信していきます。

また、誰でもすぐに始めれる「3分瞑想」のやり方と「食べる瞑想」のやり方についても簡単に説明。

興味があればサクッと始めてみてくださいね。

コロナで不安が続きますが、自分と向き合う機会でもありますので、マインドフルネスを全力で広めていきます🍵


【読書】『ワン・シング 一点集中がもたらす驚きの効果』vol.7

やることが多すぎて、結局自分は何がしたいのだろう。

「なんでもやろうすること」は組織の中にいると褒められることがあります。

わたしが所属していた組織も「なんでも挑戦すること=善」という環境で、真に受けたわたしもありとあらゆることに手を出していました。

しかし手をつけた全てに関して、残ったものは「そこそこの結果」でした。

やることが多く忙しい日々を送る中で、結局自分は何をしたいのかを問い直した時に見つけたのが『ワン・シング』という本です。

この本では、何かに一点集中して取り組むことが大成功の秘訣であることが説明されており、本から学んだ重要箇所を、毎日少しだけ抜き書きしていきます。

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脳は体全体の50分の1の重さだが、消費エネルギーは全体の5分の1にもなる。

【マシュマロ・テスト】
・子供に15分間、目の前のマショマロを食べないで待っていられたら、もう一個もらえると告げる
・子供たちの多くは3分と我慢できなかった
・待つことができた子供は追跡調査で、比較的優れた学業成績を収め、自尊心が高く、ストレス管理能力も優れていた

【意志の力の嘘】
意志の力(自分自身をコントロールして行動を決めること力)は常に使えるというのは嘘。意志の強さには度合いがあり、ほとんどの人が意志の力が枯渇した状態で最も重要な課題をこなしている。

【意志の力の特性】
・携帯の電池のようなもので、頭を使えば使うほど考える力は弱まる
・瞬発力はあるが耐久力がないので休息が必要
・意志の強さを発揮するにはタイミングが条件

【意志の力に負担をかけるもの】
・これまでと違うこと
・気を散らすものを取り除く
・誘惑に抗う
・感情を抑える
・攻撃を自制する
・衝撃を抑える
・テストを受ける
・他人に好印象を与えようとする
・恐怖に立ち向かう
・楽しくないことをする
・目先の報酬よりも、ずっと先の報酬を選ぶ

【意志の力の使い方】
①意志の力を大盤振る舞いしていはいけない
→意志の力は限られているから


②燃料計を監視する
→意志の力は精神の筋肉であり、疲労はすぐには回復しない。規則正しく適切に食事を取る

③仕事のタイミングを見極める
→意志の力がもっともみなぎっているときに、最も重要なことを最優先してやる

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明日も引き続き、本からの学びを紹介していきます。

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【瞑想】初心を忘れない、とは?- 『マインドフルネスストレス低減法』より

【初心を忘れることの弊害】
自分が「知っている」と思い込んでいるがために、ものごとの本当の姿がみえなくなってしまうこと。反対に「今」という瞬間を豊かに生きるということは、人生全体を豊かに生きるということです。

【初心を忘れないとは】
・あらゆる事柄を初めて見たときと同じように受け止める姿勢のこと
・今という瞬間の豊かさを感じること
・新しい可能性を受け入れられること

瞑想も初めて行う気持ちが大切で、前に行ったときの体験にもとづいた余計な期待があると、瞑想に没頭できず、新しい可能性を受け入れられなくなります。同じ瞬間というものは2度と訪れず、一つ一つの瞬間がかけがえのないものだと知りましょう。

【初心を保つ練習法】
①誰か親しい人に会ったときに自分がその人を新鮮な目で見られるかどうか試す
→自分の思い込みを相手の像に反映させているか、相手の本当の姿をみているのか
②同じことを自分の子供、配偶者、友人、同僚、ペットで行う
③外にでて、目に入る自然に対しても行う



3分瞑想のやり方

瞑想に興味があるけど、瞑想のやり方が分からなくて始めれないならば3分瞑想がオススメ。

3分だけなので、すぐに始めることができます。

【3分間瞑想のやり方】

・3分だけでいい
・座ったまま
・目を閉じて
・力を抜く
・背筋を伸ばす
・呼吸は自然に任せる
・どんなふうに感じているかを感じる
・呼吸を観察する(呼吸に注意を集中する)

瞑想は、意識的に心や体を観察して、今という瞬間から次の瞬間に向けて体験したことを、あるがままのものとして受け入れるプロセスです。

マインドフルネス瞑想の本を読むまでは、瞑想とは何か特別なものを感じることだと思っていたのでとても新鮮でした。



食べる瞑想のやり方

3分瞑想に興味がわかなければ「食べる瞑想」というものがあります。

これは言葉どおり、食べることを通じて意識を集中する方法を学ぶもの。

瞬間瞬間を体験しながら食べることによって、今まで何となく食べていたものでも思わぬ発見があります。

また食べる瞑想は、瞑想が「何か普通ではないもの」や「神秘的なもの」という誤解を解くのにも使われるトレーニングです。

「3分瞑想」と同じく「食べる瞑想」も時間がかからないので是非試してみてくださいね。

【食べる瞑想のやり方】

 ・3粒のレーズンを用意する(アーモンドなどでもOK)
 ・レーズンを初めて見るようなつもりで観察する
 ・指でつまんだ感触、色や表面の状態に注意をはらう
 ・そこでわきあがる思いに気がつく(好きとか嫌いな思いや、感じなど)
 ・しばらくレーズンの匂いを嗅ぐ
 ・口にはこぶために、腕が手を持ち上げるのを意識する
 ・心と体が食べ物を予期して、唾液をだすのを意識し、唇にレーズンをのせる
 ・そのまま口にいれて、1粒のレーズンの本当の味をたしかめながら、ゆっくりとかみしめる
 ・十分にかんだら、飲みくだすときの感触を確かめながら飲みこむ
 ・自分の体がレーズン1粒分おもくなったような気がするか確認



参考図書『マインドフルネスストレス低減法』

わたしが毎日少しずつ読み進め、瞑想のガイドとして使っているのが『マインドフルネスストレス低減法』です。

わたしがこの本を使う理由は以下の3つ。

・著者のJ.ジョンカバットジンがMasterClassで講師を務めている。

(MasterClassは世界レベルの著名人が講師を務める、アメリカの有料オンラインクラス)

・メンタリストDaiGoさんもオススメしていた本。

・妻がすでに持っており大絶賛している。

(つまり家にあったので、買わなくても良かったわけです。)

普通の本と比べると本書は390pもあり大著ですが、毎日少しずつ読み進めて実践することによって、確実にマインドフルネスの基礎が身につきます。

https://amzn.to/3k34xAl



本日の瞑想記録

本日も3分瞑想を行いました。

今日は頭がすっきりしていましたが、瞑想を始めると襲ってきたのが将来のお金の不安。

呼吸の観察に意識を集中させ、見守ることにしました。

それだけでお金の不安が完全に消えたわけではありませんが、お金の不安を感じているということは認識できました。

とにかく忍耐強さが必要です。

瞑想を続けても何の効果がでない時にはやきもきしてはいけません。

わたしは瞑想を初めて割と早くストレス低下を感じたのですが、これから効果を感じられなくても、蝶のさなぎを扱うのと同じように、時間をかけて自分を扱う方法を学んでいこうと思います。

明日もコツコツと続けていきます。

それでは。


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