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初心者向け禅の講座を開催している理由

禅に興味がある人は、結構多くいらっしゃいます。
しかし、まだほんの一部の方しか禅と関われて
いないということが分かってきました。

お寺に行くのは、なんだか怖い。
正座もできないのに、坐禅なんて足が痛くて無理。
お坊さんが怖そう。
仏教はよく分からないし、作法が難しそう。

気おくれしてしまい、なかなか坐禅を組んだり、
お寺での修行に参加したりするところまで
いかないようです。

「慣れてくれば大丈夫」と言いたいところですが、
仏教の歴史やその教えも難しいです。
私も坐禅がまだまだよく分かっていません。

周りを見ると、すごく詳しい方がいらっしゃるし、
仏教の修行や勉強会に行くときには、
未熟者の私はいつも緊張します。

私のような俗世間にどっぷりつかっている人間は、
やはり禅を学ぶのは難しいのか?
いつもそんな疑問とぶつかります。

ところが、坐禅の基本はシンプルです。
ただ坐ること。

苦しいときに、ただ坐る。
楽しいときも、ただ坐る。

禅は、日常の生活を送る中から自分自身を
発見する営みでもあります。

ご飯を食べているとき、あなたはどんな心で
食べているでしょうか。
急いでいますか?
それとも味わっていますか?

また、電車で通勤しながら、あなたは
何を考えているでしょうか?
周りの景色はいつもと同じでしょうか?
それとも、いつもとは何か違いますか?

たとえ静かに坐れない日があっても、
どこでも禅はできます。

わからないことが多くても、ただ禅に取り組む
うちに、さまざまなことが見えてきて、
今まで気がついていなかった自分にも
気がつきます。

私たちが感じる葛藤や苦しみについて、
禅はいろいろなことを気づかせてくれます。

私はお坊さんではありません。
そんな私に出来ることは何か。

世俗で生きる人たちに、禅への一つの入り口を
開くことかなと思っています。

禅に出会い、さまざまなご縁をいただきました。
いただいたご縁を誰かに繋いでいくことが
できれば嬉しいなと思っています。

坐禅のビジネスへの効果
アップル社創設者の1人であるスティーブ・ジョブズが
禅の影響を受けていたことは有名です。

禅的な考え方や身体・意識のあり方は、
よりよい仕事をして、豊かな人生を送るためにも
有効ではないでしょうか。

坐禅と同じように座って呼吸に集中する
「マインドフルネス」がビジネスパーソンに
知られるようになりました。

Google、ナイキなどの名だたるグローバル企業が
取り入れており、話題になったので、
ご存知の方が多いでしょう。

それでも、ビジネスマン向けの自己啓発
セミナーでは、まだまだ頭や理論を重視する
ことが多いようです。

ビジネスを学びたい人は、マネジメント、
営業スキルなどのセミナーなどに行き、
知識を増やそうとします。

一方で、ヨガなどのボディーワークの世界で、
ボディーワークがビジネスパーソンの仕事に
与える影響について、あまり多く語られて
いないように思います。

少しずつ革新的な動きが生まれているものの、
まだ多くのビジネスパーソンが、頭と身体の
学びを分断してしまっているのが現状です。

でも、私たちは、身体を持って五感で感じながら
生きており、ビジネスにも取り組んでいます。

コーチとして10,000時間以上行ってきた、プロの
スポーツ選手や経営者とのメンタルトレーニングや、
禅に出会ってから積み重ねた20年ほどの時間。

自分自身の経験も踏まえ、頭と身体はつながって
いるという実感が強くなっています。

頭と身体のつながりに目覚め、感性を磨き、
身体の声を聴くことが、ビジネスにもプラスに
なるのではないか。

たとえば、ビジネス、リーダーシップにおいての
直観力。
直観力は、大きな仕事を進めるかどうかを判断する
ようなときだけ必要なのではありません。

日々の生活の中で、「いつもと少し違う」、
「これはちょっとおかしいのではないか?」と
小さなことにも気付ける力。
これがあるかどうかで、仕事の質や人生の深さが
変わります。

気づきは、頭だけで得るのではありません。
全身から得るものです。

直観力を含む感性を磨かず、論理だけでビジネスを
進めてしまったら、どうなるでしょうか?

たとえば部下に「論理でいうとこうなる。
だから言う通りにやって。」と相手の状況や
気持ちを考慮せずに進めてしまえば、部下が
離れていったり、自分の中で行き詰まって
しまったりしてしまいます。

論理も大事です。
ただ論理を主人公にしてしまうと、豊かさが
失われます。
論理は、直感をサポートすることでより輝きます。

論理を磨くのも1つの方法ですが、五感や身体を
使って生きている私たちが身体や直観の力を
仕事に使えていないのは、偏りがあるのでは
ないでしょうか。

論理だけではない仕事のやりかたがあります。
結果やビジョン、目的を見つめるだけでは
見えないものを磨いていくのです。

今この瞬間を生きる。
つねに初心にかえる。
正しいか間違いかというジャッジをしない。
シンプルになっていく。
一瞬一瞬のご縁を大事にする。

これらの禅マインドは、お坊さんだけではなく、
世俗を生きる私たちにもできます。

禅は、「何をなすか」ではなく、
「いかに生きるか」という問いを与えてくれます。

禅に出会ったおかげで、仕事への姿勢、人間関係、
日々の生き方も、以前より豊かになっていると
感じます。

「初心者のための禅入門講座」に参加された方も、
参加された理由を次のようにおっしゃっていました。

「世の中の流れが速くて立ち止まりにくい時代。
立ち止まって、物事を見つめなおす、考えるという
時間を常日頃もっと持てると、仕事のレベルが
格段に上がるという感覚がある。
結果が出ないことがあっても、禅を学ぶことで、
仕事やお客さん、世の中のことを大局的な目で
見ることができるのではないかと思った。」
「まったく禅に興味はありませんが、
赤野さんにすすめられたので来ました。」

という方もいらっしゃいました。

このように言っていただけるのは、
ありがたいことです。

坐禅の経験を重ね、坐禅について人と話すうち、
多くの人に、もっと禅を身近なものに感じてもらう
ことが、私に今できることなのだと気づきました。

私にとって、禅と世俗を結びつけることも
修行といえます。

これまで坐禅を生活に取り入れてきて、禅には、
単に一時的にリラックスできるだけではない、
もっと大きな可能性があるのではないかと
感じています。

それを皆さんと一緒に学びながら探して
いきたいのです。

私が今まで学んだことや実践するためのヒントを
お伝えして、坐禅を皆で実践する。

参加者それぞれが取り組んでいることをシェアする。

そして、禅的な考えや坐禅がビジネスに有効だと
いうことを実証していきたい。

「初心者のための禅入門」の講座は、私にとって
その挑戦でもあります。

禅の修行には終わりがありません。
瞬間瞬間、そして命ある限り、自分を磨いていけます。


これからも、禅に関する講座やこのnoteの場で、
禅と毎日の生活を結びつける実験をしていきます。

仕事、趣味、人生に禅を取り入れるための
試行錯誤を見ていただければ、とても嬉しいです。

師匠である藤田一照老師は、坐禅の正しい形をあれこれ
考えるのではなく、まずは、何でもやってみればいいと
いつもおっしゃいます。

あなたも是非、少しずつでも禅を取り入れて、あなたの
心や生活にどんな変化があるか試してみてください。

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国際禅メンタルトレーニング協会代表  プロゴルファー、経営者等とのコーチングは10,000時間超。禅と欧米の最新メンタルトレーニング理論を融合した「禅×コーチングメソッド」を開発。米国にも「和の心」を伝えるべく挑戦中。「週刊ゴルフダイジェスト」に「禅の境地へ 滴り積もりて」連載中
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