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ヒメジョオン ハルジオンじゃないの?似てるけどちょっと違う野草

今回はこれ!

よくみるやつ!!

いわずと知れたハルジオン!!もしかしたら〇〇〇〇ハルジオンってのがあるのかも。これは知ってる。

どこにでも咲いていて、しかも、ほんとずーっと咲いてる。春ぐらいから咲いてるんじゃないかな。

こんなにしみじみと見たのは初めて…

花びらはほそーくてさわり心地が気持ちがいい。くすみのない真っ白な純白の花びら。真ん中はもさもこっとした黄色の部分が、卵の黄身みたい。

夕方には花が閉じてくる。そしてまた朝には開く。

光を感じてるのかな?

ありさんが。お散歩?それとも蜜?

左のもじゃもじゃは花が枯れた後かな。そのあとに細ーいこまかーい綿毛が。タンポポと同じキク科?

茎には細い毛が生えてる。

葉っぱ!

細長い!ギザギザがないぞ…。キク科じゃないのか?

いや…よくみるとちょーーーーっとだけギザギザしてる。

根本の方。

根本は毛深いな。白い毛がふさふさ。

全体像。でけぇ。

コンクリートの隙間のやつなんかはひょろっとしてるけど、土に生えてるやつはほんとでけぇ。100㎝はこえてそう。

生命力がすごい。

ぽきっと折れたと茎から上へと伸び花をつける。

生命力つよいなぁ~。

娘が作った花束を花瓶に。

娘がよく摘んでくる花。この花はいくら摘んでも罪悪感ない。

しらべるぞ~!!

えっ…ハルジオンじゃない…

ヒメジョオン…?ハルジオンじゃないの?

ハルジオンだと思ってたのに、それっぽい違う名前が…。子どもにも「ハルジオンだね~。」なんて言ってたわ。

似てるけどどうやら違いがちらほら…。

花びらが太い

花が似てるけど、違いがある。ヒメジョオンのほうが小さくて、花びらが太い。あともじゃもじゃしてない。

蕾が下を向かない

ハルジオンは下を向くけど、ヒメジョオンは下を向かない。

葉が茎を巻かない

ハルジオンは葉が茎をぐるっと巻くけど、ヒメジョオンは巻かない。

茎がつまってる

ヒメジョオンは茎がつまってて、ハルジオンは空洞。

花をつける時期が違う

ハルジオンは5月~6月に開花して8月ぐらいまで咲く。ヒメジョオンはそれより後の6月中ごろから8月に開花して、秋まで咲く。

下のサイトが対比があって分かりやすかったよ~。

名前の由来

漢字で姫女菀。「姫」は「小さい」、「女菀」は「中国産の野草」ってことらしいんだけど、原産は北アメリカ…?よくわからん。

日本に入ってきたときは、「柳葉姫菊(やなぎばひめぎく)」と呼ばれたり、鉄道の線路沿いに広がったことから「鉄道草(てつどうぐさ)」と呼ばれたりしたんだって。

入ってきたのが江戸時代末期だから、鉄道草ってのは雑草化した後に言われるようになったのかな。

日本の侵略的外来種ワースト100にも選定

どの土壌にも適応する。適応力がすごい。

そして、47,000以上の種をつくり、種の寿命は35年!!繁殖力がすごい。

ってことでハルジオンとともに日本の侵略的外来種ワースト100にも選ばれてる。国立公園や亜高山帯では、他の希少種を脅かすから問題になるんだって。

空気のきれいさに反応。

大雑把ではあるけれど、空気のきれいさに反応するらしい。きれいな空気の中でそだったヒメジョオンは花びらがムラサキっぽくなるんだって。確かに見おぼえあるな…。

食べられるがうまくない

キク科の植物って基本食べられるらしい。でもヒメジョオンはいまいちっぽい。ってのも茎がつまってて固いってのがありそう。

ハルジオンは空洞だしおいしいみたい。

ヒメジョオンまとめ

ハルジオンだって思いながら観察してたわ。「知ってる花だけど、子どもともよく見る身近な花だし、いい機会かな?」なんて思ってたらまさかの違う野草。妻も間違えてる。びっくり。

最後に

この自然観察日誌のnoteは、そんな自然無知の自分が、最近自然を観察することのおもしろさに気づいたことをきっかけに、その日心に留まったものを観察し、少し調べたものを記録したものです。
誤りもあるかもしれません。その時はぜひやさしく教えてください。

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