2024夏、北海道旅行12日目
今日は朝から雨降り、もう少し琵琶瀬歩道を歩きたかったけれど、まあ諦めましょう。根室界隈で野鳥の宝庫とされる春国岱原生野鳥公園を予定していたけれど無理そうです。
根室車石へ向かいます。
柱状節理が放射状に連なって車輪のように見えることからこの名がついたそうで、恐らく世界で一箇所しかないハズだそうです。
着きました。が、凄い風雨で
車から出られません。
しばし様子見ですが、弱まる気配もないので、意を決して車から出ます。
ウウウ〜傘させません…
雨ガッパでがんばります。
てか、海に落ちたらどうするのな位激しいです。
無言で階段を下り、写真だけ撮ったら速攻で引き返します。命あっての物種です。
証拠だけは残した的な感じで、納沙布岬に向かいます。幾分か雨は弱目になりましたが、四島は見えませんでした。
宗谷岬よりもこちらの方がより最果て感が強いのは、逆にここは最果てじゃない。まだ先があるんだという思いが強いせいではないだろうか。
ここに来ると、陸を接していない島国の日本でも、国境を意識せざるを得ない。
お腹も空いてきたので、根室の老舗レストラン、ニューモンブランに向かいます。昭和の古き良き時代の喫茶店のようです。
駐車場が店裏のちょっと離れた所なのでお店の人に詳しく聞いたほうがいいです。
ここに来たらエスカロップ一択でしょう。エスカロップ発祥のお店です。
ガテン系のお兄さんから、サラリーマン、地元マダム、旅行者、学生グループなどが次から次で、常に満席状態です。
エスカロップとは、バターライスの上に薄めのとんかつが乗っていて、独特の酸味のあるソースが添えられてています。かなり食べ応えがあり、酸味のあるソースが癖になります。
これから雨の中をキャンプ可愛そうって思うでしょうw
大丈夫です。今日も宿取ってるんです。
これから向かう宿はとある野生動物が来ることで有名なんです。我家的にはちょっと贅沢な部類な宿ですが、多分有名観光地の宿に比べるととてもコスパがいいと思います。
中標津町養老にある湯宿だいいちに着きました。早速スタッフが飛んできて、傘を差し出してくれます。久しぶりの手厚いお出迎えです。
ソファが気持ち良すぎてオリンピックも見られて幸せ〜
温泉が素晴らしいです。7つの源泉から自然湧出の温泉が毎分300Lもドバドバです。
泉質はNa·Ca-塩化物、硫酸塩泉で、アルカリ性寄りのツルトロ溫泉です。
内湯が熱め、温湯、寝湯、露天部分は大きな岩風呂(男湯は川まで続いている)ぬるい寝湯、つぼ湯、3箇所のサウナと水風呂と全て掛け流されています。
大箱の部類に入ると思いますが、お風呂がたくさんあるので、ざわざわ感がほとんどありません。24時間入れるのもうれしい。
牛乳やヨーグルトドリンク、コーヒーは飲み放題です。
夕食は順に運ばれてきます。
あと天ぷらもあったです。
食事の途中で野生動物がきました。と連絡があります。急いでロビーに向かいます。
夢にまてみたシマフクロウです。
北海道にしか生息しない絶滅危惧種で、すでに100ツガイしかいないそうです。時間になると餌の魚をあげているようです。
朝食です。
バイキング欲張り過ぎました。どれもみな美味しそうで。
牛乳がすごく濃いんです。紙のキャップを開けたら乳脂肪が固まっていて味も濃厚。生クリームのようでした。
貴重な野生動物にも会え、温泉と思い切りリラックスできるお部屋など、素晴らしいひと時を過ごすことができました。
2024.7.29(月)雨
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?