2024夏、北海道旅行14、15日目
道立津別２１世紀の森キャンプ場はとてもよかった。野鳥目当てでまたじっくり訪れてみたい。
津別から北見を経てR39を西へ。昨日が温泉難民だったので、今日は吟味を重ねて必ず温泉に入りたい。丁度北見市と上川町の間辺りに良さげな温泉を見つけた。滝の湯センター夢風泉です。
かつては旅館だったのでしょうか。今は無人の受付の券売機で1人¥400の入浴券を購入して箱に入れます。
無人なのに掃除も行き届いていて、トイレも新しい。
なんでも24時間無人で利用可能とかすごいです。
カランを回して湯を出すと温泉だった。この価格でリンスインシャンプーとボディソープがあるのはありがたい。そして独泉で申し訳ない位。
泉質はアルカリ性単純泉でpH9.6
極上のツルトロでこれはまるで美容液です。
大きい湯舟は体感40度位、小さい湯舟は41度あたりでしょうか。湯量で調整しているようです。利用する人も少ないのと湯量が豊富なのとで、お湯がとても新鮮です。
温泉難民だったので、良いお湯に入れて大満足だった。
R39はいよいよ石北峠に入ります。少し雪の残った大雪が指呼の間に！
名だたるお山が現れるとやはり興奮する。お山の持っている力がみなぎっているから。
無料の高速を利用して旭川へ。ランドリーで洗濯、ガソリンも満タンで橙やというラーメン屋に入ります。ちょっと甘めの味噌に唐辛子でピリッと味付け。チャーシューがうまい。
すごく空腹だってので、相方と半チャーハンを分ける。半チャーハンなのに量が多すぎて最後はバツゲームみたいだった。パラパラでこれも美味しかった。
きょうの泊まり場は旭川の外れにある西神楽公園キャンプ場。
到着してみるととても狭い。おまけに地面が斜めっていて、う〜ん、これはちょっときつい。
どこか代替はと考えて美瑛町の国設白金野営場がここから近い。
急いでそちらを目指す。この判断は大正解だった。
管理人さんが野鳥に詳しくとても感じのいい人で、野鳥ポイントなどを教えてもらう。
この野営場は2度目だけど、高原で涼しく虫も少ない。騒ぐ人もいなくて、ほんとに自然を愛する人たちが集う素晴らしい野営場だと思う。
野営場を一回りすると、アカゲラとオオアカゲラの数に驚く。
この子は確信がないのだが、エゾビタキではないだろうか。朝方、盛んに空中に飛ぶ虫をフライングキャッチしていた。それはうまく虫を取ります。
野営場にいながらにして野鳥に会えてほんとにここは野鳥の宝庫です。
夕食はお昼のラーメンが効いていて苦しいので、軽く済ませます。
そしていよいよ夜活です。1年ぶりの星撮影です。
天の川が、くっきりと夜空に横たわる夏の天の川の姿です。
撮影中はいくつもの流れ星が流れました。
翌日の朝食
今日もあちこち回って鳥さんを探します。
野営場で白金温泉の割引券をもらったので行ってみます。何件かの施設の中で一番安い国民保養センターに決定¥300が¥200に割引だった。
建物は相当の年季入りで、人によっては躊躇するレベル。ただお湯はすごくいい。Na・Mg・Ca-硫酸塩、塩化物泉で少し鉄分を感じる笹濁りのお湯。
成分がすごく濃く短めで切り上げた。
キャンプ２泊はやはりとてものんびりする。ぼおっとできる時間がたっぷり。今回は１冊目の本を読み終わったら、もう次の本を手に取ることも面倒で、ひたすらぼおっとしていた。
オリンピックも全然関係ない自然の只中なので、無でいることの気持ちよさなのです。
とはいうものの腹は減る。
今日の食事は厚岸で買っておいた牡蠣のアヒージョにブロッコリーとアイコを足して、スーパーで特売だったバターとでアヒージョご飯に。
アヒージョにはフランスパンの常識をくつがえして白飯と合う。
とてもおいしかった。
KWVは南アフリカのぶどう栽培農家で作る協同組合で、1925年に生まれたピノタージュは果実香が豊かで独特のスモーキー感や動物的な香りも感じます。タンニンも程よく、とてもバランスがよい赤ワインで、何よりコスパがいいのです。見つけたら買いですよ。
今回も中々ヒットご飯となった。
翌日は残りご飯でニンニクバターライスです。
一昨日で丁度この旅行も折り返し日だった。
もう半分が過ぎてしまったという気持ちと、やれやれあと半分残っているなという気持ちがせめぎ合っている。
本州以南の気温を見るにつけ、北海道の天国ともいえる涼しさに感謝しつつも帰るのが恐ろしい気もする。
＊国設白金野営場：１泊1人￥400 洋式トイレ 炊事場 ゴミ分別回収あり
＊滝の湯センター夢風泉：1人入浴料￥400 SR BSあり
＊白金温泉国民保養センター：1人入浴料￥300 SR BSなし
2024.7.31（水） 晴れ
2024.8.1（木） 晴れ
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