税経センター広報部 ┃代表インタビュー第2弾(全2回)　#女性の活躍とフラットな職場

経営コンサルティングファーム、税経センターグループの広報部の梁瀬(やなせ)です。社長栗山に税経センターの仕事、職場環境について詳しく話を聞きました。税務や会計、経営コンサルティングの道に進むことを考える学生の就職活動に活かしていただければ幸いです。

多様性のある職場が個人の成長につながる

フラットで仲がいい

ー 税経センターの職場の雰囲気、栗山社長はどのように感じていますか?
栗山 そうですね。言葉で表すならば「フラットで仲がいい職場」だと思います。一般的に税理士や士業の職場はどこか固い雰囲気の職場だと思われる方も多いかもしれません。ですが税経センターの社員は本当に仲がいいんです。例えば、士業の人に対して「先生」と呼ぶのではなく「さん付け」で呼んだり、社内の上下関係が非常にフラットで意見を言い合える環境です。

ー フラットな職場にするために、栗山社長が意識していることはありますか。
栗山 私が意識しているのは社員がやりたいと言ったことはどんどんチャレンジできるような環境にすることです。様々な決まりや規則があると、どうしても組織は凝り固まったものになってしまいます。だからこそ、社員の意見は積極的に取り入れるようにしています。
そんな社員の意見から始まった取り組みの1つがランチミーティングです。新型コロナウィルスの影響でリモートワークが増え、職場でのコミュニケーションが減ったことがきっかけでした。内容はとてもシンプルで、同じ部署の人達が集まって食事を一緒にとりながら会話を楽しむというもの。コミュニケーションが取れるようになると職場の雰囲気もとても良くなります。ちなみにこのランチミーティングでは社員が自身で好きなお弁当を選び、それを会社が支給するので、そんなところも社員の皆さんの楽しみになっているみたいです。

2代目社長は女性だった

ー 女性職員の活躍も推進
栗山 そして女性が活躍するのも税経センターの特徴です。現在、税理士2人、社労士は半分と女性社員が活躍しています。実は税経センター2代目の社長は女性でした。2代目女性社長が働いていた20年以上前から女性の働きやすさをとても重視しています。目指すは「子育てが一段落した女性が戻ってきやすい職場」です。

ー 子育てをしながら働く人もいますよね。
栗山 はい。産休や育休もしっかり取得できる環境なので子育てをしながら働く人もいます。中にはお子さんのお迎えがあるため、時短で働かれている人もいます。子育ても仕事も頑張りたい女性をサポートしたいです。

税理士、社会保険労務士、司法書士、行政書士、様々な士業の人と共に働く

ー 税経センターの「仕事」の特徴として栗山社長は何を挙げますか。
栗山 そうですね。様々な士業の人と一緒にチームで働くことが特徴だと思います。税経センターでは企業の財務や人事など管理部門に関する業務を一括して請け負います。そのため税理士、社会保険労務士、司法書士、行政書士など本当に様々な士業の人が一つのチームとなって働くんです。ワンストップで解決できるのは、他に類を見ない特徴だと思います。それぞれ専門性が高いため問題に対する見え方も異なり、新たな視点を知ることができ、刺激的に感じるのではないでしょうか。

個人の成長を支えたい

ー その上で栗山社長が会社で大切にしていることはありますか。
栗山 大切にしているのは個人の成長を支えることです。個人の成長なくして、企業の成長は絶対にありえません。いくつか取り組んでおり、代表的なものを2つ紹介します。
1つ目が独立支援です。私達は柏・つくばなど様々な土地に事務所を構えています。この特徴を利用し、希望者には事務所のマネジメントに携われる環境を整えています。社内でマネジメントや管理職を経験し、独立や起業へのステップアップとして利用してほしいと思っています。
2つ目が業界でも非常に稀な、インセンティブ設計です。業績を上げるということはお客様との信頼関係を築けた証であり、きちんとした対価が払われるべき、というのが私の考えです。そのため、業績に貢献したスタッフにはインセンティブを支払っています。

ー 自分がいなくても成長する会社になってほしい
栗山 いつか自分は会社から引退します。だからこそ自分がいなくても成長し続ける、個人が成長し続ける会社にしたいと思っています。時代の変化に柔軟に合わせながら様々な取り組みに挑戦していきたいです。

最後に学生の皆さんに伝えたいこと

ー これから社会にでる学生のみなさんにメッセージをお願いします
栗山 これから社会にでる皆さんに伝えたいのは「自分の限界を決めないでほしい」ということ。自分の限界を勝手に決めてしまった時点で成長は止まってしまいます。だからこそ、自分の限界を決めず、常にアンテナを張って、広い視野を持って挑戦し続ける人であってほしいと思います。
これからの世の中を変えるのは皆さんです。一緒に社会、世界を盛り上げていきましょう!

次回は税経センターで働く女性社員の方に聞きました「リアルな女性目線で見た、働き方とは?」ぜひお楽しみに!

[プロフィール]

栗山 隆史(くりやま たかし)

株式会社 綜合税経センター 代表取締役。静岡県静岡市出身。法政大学法学部卒。1995年、株式会社 綜合税経センターに就職。1998年には働きながら税理士試験に合格。当時の代表者、故野村茂彦税理士の急逝などを受け、28歳という若さで、株式会社 綜合税経センターの取締役に就任。故野村税理士の遺志を継ぎ、代表として個人事務所の税理士も務めた。現在は税理士法人の代表を務める。