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キャプテンを巡る思いの交差

いつもの週末明けのタイミングではないですが、例の小学生3年生の息子のキャプテンするする事件の続報です。

晩御飯を家族全員で一緒に食べていた時のこと。
息子が話始めました。

「今日な、Cにキャプテンになることを言ってん。」

C君はチームメイトの男の子で、今、同じクラスメイトです。
で、2年の時くらいから一番仲がいい友達です。

僕「そうなんや?そしたらCは何て?」

息子「『いや、キャプテンはAやろ?』って言うてた。」

僕と奥さんは爆笑です。
A君というのは2年の時にチームメイト全員で話し合って選ばれたキャプテンです。チーム内で1番サッカーが上手なので異論もなく、2年生の一年間キャプテンを全うしておりました。

つまり、今、チームメイトの頭の中では、3年の新チームになったとはいえ、引き続き、A君がキャプテンだという認識なのです。

息子「だからなぁ、Kに聞いてみいやって言うて、Kのところに連れて行ってん。」

K君というのは以前の記事でコーチと息子が会話している様子を聞いていて、キャプテンに任命されようとしていることがばれてしまった子です。(バレるてなんやねん(笑))

サスペンスもののドラマか映画やったら、不本意にも盗み聞きしてしまったせいで消されるか捉えらえるか、追いかけられるか、の立場の人です(笑)。

で、K君のところに、「俺、今キャプテンって言われてるやんなぁ」と確認したら、「うん、そうやで。」と無事、証言して貰ったようです(笑)。

で、ここからがポイントなのですが、それを聞いたC君は
「キャプテンはなぁ、1番上手くないとあかんねんぞ。」と言うてきたそうです。

どんな口調かまでは正確には分かりませんので、ここからは息子の話っぷりからの憶測にはなります。

C君も最近メキメキ上達してきており、今やチームNo.3か4かというレベルになってきました。うちの息子はその次くらいかなぁという感じ。

僕と奥さんはこのC君がキャプテンになったらええのになぁ、と思っていたくらいリーダーシップが有り、思いやりも有り、ふざけ過ぎず、また快活な子なのです。

「あぁ、もしかしたらこの子もキャプテンになりたかったのかなぁ。」と少し思いました。

誰だってキャプテンって憧れはありますもんね。
まだ自分の適性なんか分かりようもない3年生なんかは特に。

さぁここから、どうなるのか!

そして、冒頭のA君自身も自分がキャプテンだと思っているはずです。

彼がキャプテンをしたいと思っているかは分かりませんが、チームで1番上手なのは全員一致の意見のはず。

チームNo.5くらいのうちの息子がキャプテンだと知ったら、どうなるのか?A君もその他のチームメイトも・・・。

う~ん、本当になぜ3年コーチはこのようなやり方を選んだのか・・・。
不思議ですが、興味津々でもあります。

親としては、今後、本当にキャプテンに選ばれた際に、チームメイトからの妬みや揶揄に対して上手に対応できるようフォローしていくしかないかと思っています。

まぁ3年の男子なので妬みといってもカワイイもんでしょうが、うちの子はスルー能力が著しく低いこともあり、少し心配しています。

この日の晩御飯では、奥さんが
「息子君は副キャプテンで、C君がキャプテンになったらええのに。。」
と言うてしまいました。

すると、息子が「ママは心配してるだけでしょ!」とよく分かっている様子。そしてキャプテンになりたい様子。

うむうむ、まぁ何が起こっても、いい経験にしていこうじゃないか。
確実に君は成長はしているよ、と美味しく晩御飯をいただきました。

ちなみに、うちの息子とC君と同じクラスに、チームでNo.2の実力であり、2年生の時に副キャプテンであり、本人はキャプテンをしたいB君もいるのです。C君がB君にこのことを伝えるかなぁ~、そしたらまた記事にできるかもなぁ~と、誰よりも息子の味方のはずの父(私)は、陰でほくそ笑んでおりました。

ますますご飯が美味いこと、美味いこと(笑)

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