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とりあえず著作権の支分権はこう覚えた

前回の記事で著作権をややこしくさせる“支分権”について少し触れました。

支分権とは、著作権の中にある「13種類の権利の束」のことをいいます。

たとえば、あなたが鼻歌で自分の曲を作曲したとします。すると突然、あなたはその曲の13種類もの支分権を包含する著作権を得ることになります(厳密には著作物によって数は異なる)。

どこかに登録する必要はなく、鼻歌を作り出した瞬間に著作権が発生し、自身がその曲の著作権者となるわけですね。

このように、著作権はあっさりと発生する権利でもあります。

そのため、いつ自分自身が著作権者(著作権の権利者)になってもいいように、支分権の存在は知っておいた方が将来的に役に立つかもしれません😎

ということで、本記事では支分権の「種類」とその「覚え方」について紹介したいと思います。

支分権の「種類」といっても、支分権の詳細をここで話をしてもまとまりがなくなるため、ここではあくまで紹介にとどめます。

もちろん実務的には個々の支分権の内容を理解する必要があるのですが、何より“まずは形から”ということで、このような権利があるということを知るだけでも著作権のイメージをぼんやり掴むことができます。


また、支分権の「覚え方」については“ゴロ合わせ”を使います。個人的な感想ですが、特に法律などの無味乾燥なものを頭に残す方法として、ゴロ合わせはかなり親和性が高いものと考えています。言葉遊びで記憶の定着。

ゴロ合わせを使うことにより、無条件でキーワードが頭に浮かぶことになるため何かと便利です。

ちなみに、著作権法の大局を理解するため、ほぼすべての条文のゴロ合わせを自分の頭の中に入れました😭今後、当noteでも所々で紹介したいと思います。

それでは以下が支分権の種類とゴロ合わせです。

支分権の種類

キャプチャ

まぁ多いですよね支分権。これをゴロ合わせにすると・・・

支分権のゴロ合わせ

腹上 炎上 口臭デンタ コテハン プジョー逮捕 二次元
出所:日刊?EAT-SOBAの弁理士を目指すブログ

※上記ゴロ合わせは、“支分権の種類”の“読み”(貼付画像)で赤字になっている個所をゴロ合わせしたものです。

著作権の勉強をし始めたその昔、支分権の種類が多く覚えるのに苦戦。何か良い方法はないかと探していたところ、上記ブログで紹介されていたゴロ合わせを発見。当時覚えたゴロが今でもしっかりと頭に残っているためここで引用させてもらいます。ありがとうございます、EAT-SOBAさん🤗

ゴロ合わせは何よりリズムが重要。

ついでに支分権の条文ゴロ合わせも。

支分権の条文のゴロ合わせ

つい、唾(21条~28条)を付けたくなる支分権

こちらは自分で作ったゴロ。支分権は“おいしい権利”を連想させる言葉遊びです。支分権は著作権法の21条~28条にあるという意味ですね。ゴロ合わせは記憶を定着させるため、意味合いとの整合性も重要に。

とまぁ、ゴロ合わせは上記のとおりですが、覚え方は人それぞれです。それよりもむしろ、著作権という木にこれだけの実(支分権)がぶら下がっていることがイメージできればそれだけで著作権の理解が深まったも同然です。

いつかその実をおいしく食べたいところです😁



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