ブックレビュー 人生の教養が身につく名言集

今回レビューするのはこちら。

ライフネット生命の創業者であり
アジア太平洋大学の学長としても
有名な 出口学長の書籍です。

人生の教養が身につく名言集―――「図太く」「賢く」「面白く」 (三笠書房　電子書籍)

名言集と言えば、 名言しか
書かれていないものも多いが
本書は違う。

名言からの深い考察が素晴らしい。
まさにこれこそ、巨人の肩に乗っている感じを味わえる。

歴史や古典に詳しい出口学長
ならではの 切り口と言えるだろう。

まさに生きた名言と言える。

人からよく見られたいとかも
心の病気に繋がってしまう。

それはデータでも明らかになっており SNSなどをやりすぎている人の
方が 鬱になりやすい。

人は何故、 そこまで他人の評価を気にするのだろうか？

本書にも書かれているが
他人のことをちゃんと見てる人は
殆どいないし

他人をちゃんと評価できる人間なんて殆ど いない。

だから、気にする必要はないのよね。

他人の人生見てるぐらいなら
自分の人生と向き合うべき。

自分を過小評価し過ぎなのでは
ないでしょうかね？

これはなかなか ガツンとくるが
その通りなのよね。

古典が読めないのは
自分のレベルが低いからであると。

まぁ、だからこそ古典を読み
自分のレベルを上げる必要がある。

古典が読めて やっとレベル20ぐらいだと思う。

最近では、古典 何処か
本すらも読まない人が増えているからね。

チャーチルの名言も
的を射ている。

民主主義は 決して優れたものではない。
ただ、 他よりマシだっただけ。

政治家選びもそれと同じで
マシなやつを 選ぶことが重要。

選挙に行かないのは、 与党に
入れているのと同じだから
あんまり意味はない。

本書もそうだけど
出口学長の書籍はどれも
面白い。

他の本だと、 哲学と宗教全史などがおすすめだ。