◆予想外！木舟で荒波の海を渡りバンジュールへ◆

HELLO！🌴🐫🌺ざびてす。

本日はセネガルの首都ダカールからお隣のガンビアの首都バンジュールへと移動します。

朝7:30ダカールの日本人宿、和心さんを出発しました！

朝早くからみなさんが見送ってくれて、本当に心が温まりました。
一人旅だとどこかずっと気を張っているので
知らない間に疲労が溜まってしまいますが
和心さんでほっと心温まる時間を過ごさせて頂き、すっかり疲労が回復したように思います。
特に私はフランス語やアラビア語、ウォロフ語が話せないので、アフリカに入ってから常に伝えることに全力を尽くしていた為、久しぶりのこんにちはのひとことに、一気に緊張が解けたような、そんな気がしました。
一緒にバーベキューしたり、かわいい息子くんとUNOをしたり（UNOやったの十数年ぶりww ）穏やかでゆっくり流れる時間が心地よかったです😊
ありがとうございました😊🌈
もしセネガルに行く予定がある旅人の方はぜひ和心さんへ😉間違いないですよ😊🌺

さてさて、話は戻り
和心さんを出発したら、タクシーを拾ってガレージュ・ピキンへ。
この時間は本当にタクシーが捕まりません！！
どのタクシーも人を乗せていてなかなか乗れない😂
15分くらいしてやっと捕まえてガレージュ・ピキンへ。6000セーファ。

ガレージュ・ピキンについたら
バンジュール！ガンビア！セットプラス！ってその辺の人に言いまくってると乗り場に連れてってくれます。

セットプラスは全員乗客が集まったら出発します。朝だったのでたくさん乗客がいてすぐに出発しました。
金額は6000セーファと荷物代1000セーファ。

ここからガンビア国境まで休憩なしの6時間ほどぶっ続きで走ります。キツキツの車内と蒸し暑い空気、常に濃厚な排気ガスが入ってくる。またもや地獄です。
ドライバーや他の乗客もすごいなと思います😂日本じゃ考えられない😂まあ安いからなあ（1200円くらい）😂

途中、他の乗客の人が分けてくれたオレンジ（マンダリンってみんな言ってます）を頂きました😊美味しい！

そして、よーーうやくセネガル側の国境へ到着しました。出国手続きをします。
指紋と顔写真と簡単な質問をされて終わりですが、私は何故か今までのスタンプやビザを何回も何回も見られてなかなかスタンプ押してもらえないwww
ここに来る日本人なんてそうそういないからか、アジアの国々とか中東のスタンプを興味深そうに眺めてました😂

しばらくしてやっとスタンプを押してもらえて出国！
歩いてすぐ近くのガンビア側のイミグレへ向かいます。
ガンビアのイミグレに入る前に
Western Unionとかいてある両替屋さんでセーファをダラシに両替します。そのへんの人に両替頼むとかなりぼられるので注意してくださいね。和心で教えてもらった情報だと、ガンビア側に近づくほどレートが良いらしいです。

お札たくさんでお金持ちの気分😭
※VISA代6000円程はドル、ユーロ、ダラシで支払えますが、ダラシで払ったほうがお得らしい

両替したら、イミグレへ。
ガンビア側のイミグレではアライバルビザがほしいと伝えると、奥の部屋に通されます。
簡単な質問を3人からいくつかされて
次にビザ発行の部屋へ通されます。
ビザ発行の部屋では一対一で質問などをされて、3000ダラシを支払うとフィニッシュ！
そしてウェルカムガンビア！！となりました。

入国手続きが終わったら
バンジュールへ向かうため、バッラという街へ乗り合いタクシーで向かいます。
タクシー乗り場はちょっと道を入ったところで分かりづらかったので、その辺の人に聞きました！
75ダラシでした。

そして乗り合いタクシーに乗り20分くらい？でバッラに着きます。

子どもたちか寄ってきてお金くださいと言いつつ案内してくれます。

ガンビアガールズ♪

事前情報ではバッラに着いたら1時間ほどかけてフェリーでバンジュールへと海を渡る♪…という先人たちの情報だったのですが…。

連れてこられたのはフェリー乗り場じゃなくて木でできた漁船がいっぱいとまってるとこ。あれ？騙された？（笑）

いやいや、私はフェリーに乗りたいのよ！ってフェリーを指さして言ったら、まさかのフェリーが出ていない…とのこと。😱
どうやらトルコの大型船がバンジュール側の桟橋に乗り付けていてフェリーが出せない模様。

ではどのように渡るのかというと…。

これだ！！とのこと。（笑）
この奥にあるいっぱいのってるやつ。
え、木舟？？（笑）
めちゃくちゃ荒波なんですよこの海（笑）

というかこの木舟に乗るのにもかなりの深さのところまで行かないといけないし。
私バックパックあるし、しかもスニーカーだし。
え、どうやって行くの？っていったら
おじさんが来てしゃがんで

「肩車だ」

って。（笑）

いやいやって言ってたら担がれて肩車されて木舟まで連れてかれる。50ダラシ。
子供たちが歓声をあげてめっちゃ盛り上がっている（笑）

海に突入していくおじさん。
おじさんの胸の高さまで海水がきてる。
容赦なく私の足首まで海に浸かる。
と思ったら波が凄いから結局膝辺りまで浸水。
そして何人がかりかで持ち上げられ
木舟に引き渡される。。

こんなはずじゃなかった私の船旅（笑）

のんびりフェリーで船旅するはずが
ぎっちり詰め込まれて難破船みたいな状況で木舟の縁に座って50分間の忍耐。

この状況だからかみんな殺伐としてるし。

さっき一緒に乗り合いタクシーで来たお姉さんと再開😂お姉さんと目があってお互い苦笑い😂（笑）

みっちり詰め込まれてます。

そうして木舟がバンジュール側に到着。

その瞬間大量の海の男たちが木舟に向かって海に突入してくる。

客の大争奪戦が始まりました。

私も何人にも腕を引っ張られどれに乗ればいいかわからないし
バックパックも木舟の底に落っこちてるから拾わないとだめなのに引っ張られるから
全力で前にいたお兄さんに「マイバックパック！！マイバックパック！！！」って叫ぶ始末。
で、バックパック取ってもらった瞬間海の男が私のバックパックを争奪して砂浜に運ぶ。
そして私も運ばれる。

到着したら100ダラシ徴収。

一息ついたのもつかの間。

訳わかんないガンビア人に腕を引っ張られてタクシーのりばに連れてかれる。でも私は乗り合いタクシーに乗りたかった。
だけどこいつが勝手にグルの友達のタクシードライバーを連れてくる。

バカウに行きたいと言ったら
まさかの600ダラシとか言って吹っかけてきた。
そんな訳ねーだろ！っていってみても600が相場だみたいな嘘ついてくる。

近くに止まったタクシーのお兄さんにバカウまでいくら？って言ったら250ダラシだって。

じゃあ乗りますっていってお兄さんドア開けてくれたから乗ろうと思ったら
さっきのグルのクソドライバーが250ダラシでいいからこっちに乗れ！！って無理やり私の腕を引っ張って自分のタクシーに連れ込もうとする。
すごい力だったので後で見たら二の腕がアザになっていた。
私も負けじと逃げようとしてお兄さんのタクシーに乗ろうとするけど全力で腕を引っ張られて腕が取れそうになる。
応戦してたら、バックパックを奪われてクソドライバーのタクシーに載せられてしまった。
もうこうなってしまったらしょうがない。250ダラシだし諦めてクソドライバーのタクシーに乗ることにした。

で出発し、300ダラシ渡したけど、50ダラシ返ってこないから返せって言ってもヘラヘラ笑ってごまかして一向に返さない。
お釣りに関してはアフリカに入ってからはシビアにやってきたし想定はしていたが、今回はミスだった。
バカウに到着して、50ダラシ返せっていって15分くらいひたすら追求したものの何度言ってもごまかして全然返さない。
結局タクシーを降りて逃走された。
もう疲れてたし、追うのもめんどくさくなり
50ダラシ落としてしまったと思って諦めました。

50ダラシって、お金の額なんて私達からしたら大したものじゃないかもしれないし、ここが貧しい国っていう事情もあるかもしれないけど。
外国人であろうと環境が違おうと事情があろうと、人である限り、全ての物事は信頼関係で成り立っている世界。
その世界で約束を守らないとなると何もかも成り立たなくなる。
だから全ての信頼を失う行為をすることは本当に腹立たしい。

もう早く今日のホテルに行って休みたい！と思って地図の位置に向かうも…。

ホテルがない…。

チーン(´・ω・｀)

アフリカ来てこのパターン3回目✨もう慣れたもんねっ！＼(^o^)／

私の予約しているホテルは
Atlanticoast Residenceというホテル。
Booking.comの地図の位置には何も無い。

はて？(´・ω・｀)

近くにいた人に聞いてみたらホテルに電話をしてくれて、現地まで道案内してくれました。ありがたい😭優しさが身にしみた😭

しかも色々とガンビアでオススメの観光地を教えてくれたのでこの後の観光に大変役立ちました。ありがとうございました😭

あそういえば、ガンビアはイギリスの植民地だったので英語が通じます！
おかげて相当旅が楽になりました😂✨
ぜんっぜんちがう！
もう全世界英語を公用語にしよう。

ホテルにチェックインし、ホテルのすぐ下にあるフィッシュマーケットにいきました！

ここは漁港みたいになっていて大量の魚がどんどん集まります！

奥にスモーク小屋があり、女性たちが元気よく焼いています。

私にも焼かせてくれました！！

お腹をずっと壊してたので、その後はそろそろご飯を食べたくて、アフリカンフードじゃないものを奮発してちゃんとしたレストランで食べました。

ラザニア。ふつうに美味しい。

ヤシの木から覗く夕日がキレイ。

ご飯を食べてたら、隣のフランス人がシーシャを分けてくれました（笑）

アブダビぶりのシーシャ！メロン味🍈で美味しかったです😊アロマみたい✨

その後は教えてもらった音楽ライブをやるお店に来ました。この日は水曜日！

アフリカの女性の歌声は力強い。
久しぶりにリゾートを満喫しました。
これは一人で来る場所じゃないな（笑）とも思いました。

ファジーネーブル🍊
非常に濃くて疲れた一日でした。

ホテルで早く寝ようと思ってベッドに転がってふと横を見ると…。
小さいアリさんがウヨウヨしてる。
最悪‥　

めっちゃ疲れてて寝たいのにこれでは寝れない。

ソファーにはアリがいなさそうだったので
掛ふとんをソファーに敷いて、そこで寝ました。

テレビでは日本のこともニュースで流れてました！
こんなに遠いアフリカの地でも母国のニュースが流れるとは。
内容はともかく（笑）

ちなみにそれなりのホテルにしたつもりでしたが水シャワーでした。ついでに水が茶色く濁ってた気がします。歯磨きはミネラルウォーターでしました。

アリさんがいてなかなか寝付けないのでセネガルで作ったオーダーメイドワンピースも着てみました！部屋散らかっててすみません（笑）

これが一番お気に入りのワンピース！襟付きだし、裏地もしっかりしてて、ポケットまでつけてくれました💕

アフリカ布独特な派手柄がかわいいし
オーダーメイドだからサイズ感ピッタリ✨ハイウエスト気味で脚長効果抜群😭💕これで日本円にして1500円ほど何だからすごいわ。

2着目〜✨これはお願いしてたのからだいぶアレンジ加わって上がってきました（笑）急ぎでお願いしたからしょうがないな！😂たぶん時間がなかったからくっつけてアレンジしたのであろう（笑）
ちなみにお願いしてたのは上下分かれてて
上はレース生地を使ったペプラム、下は柄の布使ってタイトスカート、そしてセットアップを想像してました😂くっついてるやん😂（笑）

でもこれはこれでかわいいかも😂💕

3着目は、こちら😊🌈

形はめっちゃかわいい💕柄のチョイスをミスったかな😂もうちょっと違うの選んでたら日本でも着れたかも😂

さあそろそろ寝よう…😪

明日はついにアフリカ脱出の日。

とってもとっても疲弊した一日。
グナーイ🌙
　　
2019/12/4 ガンビア　バンジュールにて更新