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【ライブレポ】テレビ朝日ドリームフェスティバル2021に行ってきました

こんなご時世に、と思われるかもしれませんが。

2021年9月23日、幕張メッセで開催された「テレビ朝日ドリームフェスティバル2021」初日に参加してきました。

出演アーティスト・出演順は以下の通り。

DISH//
BREAKERZ
SHISHAMO
THE ORAL CIGARETTES
Dragon Ash
B'z

なんというか、うん。
異種格闘技戦みたいなメンツです。

各アーティストのステージ間に出入り時間が設けられており、再入場は自由。
僕はTHE ORAL CIGARETTES、Dragon Ashの間に食事と買い物に行っていました。
こんなん書くとファンに怒られそうだけど、幕張あんま行くことないし、アウトレット見たかったから…結局何も買えてないですけど。
実を言うとDragon Ashは観たかったんですけどね。「静かな日々の階段を」演奏したって知った時は歯軋りしました。

僕の「テレビ朝日ドリームフェスティバル」参戦は第1回だった2011年初日以来10年ぶり2回目。当時はまだ大学生でした。
その際はONE OK ROCK 、9mm、チャットモンチー、ポルノグラフィティ、GLAY、B'zというすさまじいメンツだったわけですが。ライブレポ残しとけば良かったなぁ。
その時はフェスと言いながら確か途中退場は出来なかった気がする。

フェスの感染対策についてですが、入口付近の対策はかなり完璧に近かったと思います。
新型コロナウイルス接触確認アプリ”COCOA”とテレ朝ドリームフェスティバルのオフィシャルアプリ、この2つのダウンロードが確認できないと入場ができないというシステム。
ドリフェスのアプリについては、個人情報の入力と事前問診票の記入も求められる。

僕は会社の広報を担当しているので展示会なんかにはよく行くんですが、”COCOA”のインストールは必須と謳いながらも実際には確認せず会場に入れる展示会が殆どです。
もちろん密具合のレベルが違うのでより厳しい感染対策は必須ですが、アプリのトップ画面を見せる→検温→チケット確認という三重構造は既に感染している人を弾くのと感染者が出てしまった場合の後追いについてはほぼ完璧だっんじゃないかと個人的には思います。

ライブ中はアーティストも「声出さないで」「ルールを守って」と掛け声をかけていたし、観客もそれをしっかり守っていました

ただ、退場規制の甘さやスタッフの少なさは気になりました。
入口と後追いの対策が完璧でも、中は結構ぐちゃぐちゃだったかな、と。
座席はパイプ椅子で一席空けてもいないし、隣同士が結束バンドで固定されてましたからね。

退場時も、ヘッドライナーのB'zが終わった瞬間スタッフの言うことを聞かず観客が大挙して出口に密集。
これに関してはルールを守らないお客さんも悪ければ、事態を見越してスタッフを配備しなかった運営も悪いかなと。
観客もスタッフも、ああなるのは薄々わかってたはずですからね。
やっぱコロナ禍のライブイベント開催っていうのは中々難しい。

それではライブレポに。

DISH//

北村匠海くんを筆頭に、メンバーみんなイケメンで華があるなーという印象。歌も演奏も盛り上げも上手い。

1曲目の「僕たちがやりました」は窪田正孝主演の同名ドラマ主題歌。
好きで毎週観てたので、テンションブチ上げでした。
北村くんの歌声は芯があって聴いていて気持ち良い。

生で聴く「猫」は至高。歌うま過ぎワロタ状態。
この曲、noteに記事を書くぐらいすごい好きなんですよね。

北村くんの歌声はCD通りじゃないのが良いですね。
下手という意味じゃなく、音源通りじゃないムラの部分が魅力的というか。

4曲目「SAUNA SONG」は脱力感あるサウンドがオシャレ。最後の『サウナ行きてぇー』というセリフ(音源にもあるのかな?)でちょっと周りが笑ってました。笑

北村匠海くん、MC聴いてるとかなり熱い人柄ですね。
顔面的にクールで脱力系かと思ってたのでギャップにやられました。

知っていたのは「僕たちがやりました」「猫」「No.1」の3曲だけでしたが、他も全部良い曲で。
個人的には6曲目の「東京VIBRATION」がカッコ良かったです。


BREAKERS

「意外と良かったって呟いてね」とDAIGOが言い残していったけど、いやいやかなり良かったです。

知ってる曲ないしなーと思って聴き始めたものの、「Everlasting Luv」「バンビーノ」「Summer Party」とまさかの演奏曲6曲中半分を知っているという事態。
あれ、俺BREAKERSファンだったのか。

GLAYのTERUを彷彿とさせるDAIGOのV系寄りのステージングと鼻にかかりながらも通る歌声、考え抜かれたMCのボケ具合に脱帽。

メンバーのSHINPEIが「B'zファンの証拠を見せろ」と言われてファンクラブ会員証を見せる流れから、AKIHIDEが「ししゃも好きの証拠を見せろ」と言われてアンプの上にししゃもとノンアルビール置いてあるのは笑いました。
しかも、カメラに綺麗に映るようにちょっと斜めに置いてあるあたり芸が細かい。絶対リハの時アングルチェックしただろ。


SHISHAMO

まず驚いたのは、歌と演奏の安定感です。
歌詞が一番聞き取りやすかったし、要所で歌詞をモニターに表示しているのが女子らしくていいなーと思いました(歌詞フォントが可愛かったのもツボ)。

スリーピースであんだけ音分厚いの凄いし、ボーカルの宮崎朝子ちゃんが手元全然見ずにギター弾くのすげえってなりました。

「明日はない」という曲からから始まって「明日も」という曲で終わるという構成も洒落てるし、「君と夏フェス」はやっぱ盛り上がる。

中盤での登場ということで、中弛みすることを計算して座って聴かせるセットリストを組んでいたように感じました。
この辺りはさすがフェス慣れしているというか。

アコギに持ち替えて歌った「夏の恋人」はしんみり。
紅白でも歌唱したヒット曲「明日も」は盛り上がることは勿論、頑張っている社会人は泣ける内容なんじゃないだろうか。


B'z

何を隠そう僕はB'zの大ファンで、noteではマガジンまで作っているわけですが。

大ファンを自称しながら、実は2018年以来3年ぶりのライブ参加でした。

1曲目は「愛のバクダン」からスタート。
稲葉さんの調子は良いな、という印象。松ちゃんは安定。

1曲目の終わりに「興ざめかもですが、ルールの中で楽しんでいきましょう」というMCを入れる稲葉さんを観て、『ああやっぱこの人好きなだなぁ』と再確認。
ルールを守る超真面目なロッカー、いいじゃないですか。

コールアンドレスポンスがない「juice」「IT'S SHOWTIME!!」は寂しいけど、稲葉さんは久々のステージ(厳密には先日ミスチルとのコラボイベントがあったけど)で勢い迸っている印象。

5曲目にファン人気が高い初期のアルバム曲「孤独のRunaway」。入りの音聴いた瞬間『マジか』ってなった。
ミスチルとのコラボイベント「UNITE」はレア曲がほとんどなかったので、『ああ、これ知ったらファン怒るんだろうなぁ』と思いつつ盛り上がりました。

8曲目「ギリギリchop」で、稲葉さんの凄まじさを再確認。
何でこの歳でこの曲を歌いこなせるんだ…というか、聴いている限りかなり声が出てる方なんですが。57歳おめでとう(実はドリフェス当日が稲葉さんの誕生日)
顔色一つ変えずギターソロ弾く松ちゃんはやはり神。

「裸足の女神」のイントロに入った時「イチブトゼンブ」やらねえのかよ!ってツッこんでしまった。
僕はガチファンの割にあまりライブには頻繁に行かないので、あれ聴くの楽しみにしてたのに…記事書くぐらい好きなのに…

アンコールはみんなで幸せなウルトラソウッ!をして終了。
フェスでのこの曲はほぼ国歌だね。
声を出せなくても、みんなでジャンプできるのはこの曲の素晴らしいところだと思いました。

最後は『みんな寄り道せず帰ってください』『思い出を家で噛み締めてね』と稲葉さんによるダメ押し。僕もまっすぐ家に帰りました。


ということで、不安はあったけど楽しいイベントでした。
運営がさらに強化されて、安全なイベントが今後増えていけば良いな。






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