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言葉を紡ぐのに理由なんていらないじゃない

文章を書き綴るのに、何かしら理由は必要なんだろうか。

僕は、自分の思考のアウトプットのためにnoteを始めた。
でも、その影に自己顕示欲がなかったかと聞かれるとウソになる。

昔から言葉を使う仕事、文章を書く人への憧れがあった。
ライターや小説家、作詞家やコラムニスト。
彼らは、自分の生み出す言葉で人を惹きつける。
自分もそうなってみたいと思っていた。

けど、世の中そんなに甘くはない。
1年4ヶ月近く毎日文章を書き続けても劇的に文章力が上がった実感なんてないし、書いた記事が目に見えて話題になるようなことも起こっていない。

多分、僕には人を惹きつけるような文章を書く才能はないんだと思う。

文章を書く才能がない。
センスが突き抜けているわけでもない。
人に提供できる豆知識も持っていない。
自分が文章を書く理由はもしかしたら自己顕示欲かもしれない。

そんな僕が、文章を書くことに何か意味はあるんだろうか。
思えば思うほど、自信のない考えばかりが浮かぶ。


でも。
考えた先に辿り着いた答えは「言葉を紡ぐことに理由なんかいらない」だった。

文章を通してすごいと思われたい。
自己顕示欲を満たしたい。
それの何が悪いんだ。

僕にとって、文章を書くことは自己表現だ。
好きなことも言えない環境で生きている自分には、唯一嘘をつくことなく自分の考えを吐き出せる時なのだ。

書くことは、僕にとって大きなストレス解消になっている。
仮にどうにもならない理由でこのアカウントが使えなくなったとしても、僕はどこかで文章を書くことを続けると思う。

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