農園のソフトクリームがすごかった
ものすごく美味しいかぼちゃソフトクリームと出会ってしまった。これを超えるものは早々出ないのでは?と思ってしまうほどの。
混み合ってほしくないので、発表を躊躇う気持ちもある。しかし、ここは私の好きな物事を溜めておく場所でもあるし、何よりかぼちゃ好きを増やすという責務(?)を果たさなければならない。新たな知見はなるべく反映させておかなければならないのだ。
前置きはこのへんにして、見目麗しい御姿を早速ご覧いただこう。
函館から車で北上すること約40分。ここは森町。
この町は「いかめし」やホタテなどの海産物で有名だが、かぼちゃも特産品のひとつ。収穫時期になると、5号線沿いには山積みになったかぼちゃの姿を見ることができる。控えめに言って興奮案件である(?)。
そんなかぼちゃの町にあるのが、「みよい農園」。収穫された野菜のほか、「くりりん」を使用したソフトクリームを販売しているのだ。
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満を持しての訪問だったのだが、一口食べてびっくりしてしまった。なんてったって、かぼちゃ100%!と叫びたくなるような傑作なのである。
全体的に滑らかに濾しすぎておらず、かぼちゃ特有の舌触りが残っているし、もったり硬めなのもいい。粒も入ってて、ちょっぴり大きいのも残っている。この崩し切っていない感じが”らしさ”を加速させてくれていると言ってもいい。これがソフトクリームの相場価格である400円で食べられる幸せを、しっかり噛みしめなければならない。
これが農園が直々に提供する強み。かぼちゃの特徴を熟知しているからこそのソフトクリーム……。この感動を超えるのはなかなか難しそうである。
しかし、年中無休でかぼちゃソフト&プリンを販売するプティ・メルヴィーユも、みよい農園の「くりりん」を使用している。つまり産地も品種も同じ。しかしこんなにもったり濃厚ではなかったような……。
舌が覚えているうちに、急いで食べてきた。ちなみに50円高い450円だが、立地(駅前)を考えるとこの価格差は致し方ない。
こちらも一口目ですぐにわかった。美味しいのは前提として、みよい農園とまったく違うのだ。
かぼちゃらしい舌触りはほぼなく、かわりにアイスのシャリシャリを感じる。ソフトクリームとしても水分量多めのさっぱり寄り。かぼちゃの粒はほんの少し見えるものの、舌触りや食感には影響がない程度である。
味に関しても違いがあって、こちらのほうがほんの少し青らしさを感じた。もちろんかぼちゃ味は強いものの、みよい農園のを食べた今、少し物足りなく感じるようになってしまった。
ただ、カジュアルにかぼちゃを味わいたいならプティ・メルヴィーユのバランスが良いだろうし、駅前や赤レンガ倉庫など観光中に行きやすいというのもポイントが高い。それに、より濃厚さを求めるならプリンがある。プティ・メルヴィーユはプリンが100%かぼちゃ枠なのかもしれない。
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かぼちゃの魅力を十二分に味わえる「みよい農園」のソフトクリーム。みなさんにも食べていただきたいのだが、越えなければなければならないハードルが2つある。
車以外のアクセスがほぼない
販売期間は8月上旬~9月まで
そう、今シーズンはもう2週間くらいしかチャンスが無いのだ。
暦通りに動いている人!来週三連休でしょ?!森町に来て!!一昨日「文フリ札幌来てね~」って言ったばかりだけど!札幌からJRで3時間+α、車だと高速で約4時間で多分着くから!(遠い)
私はもちろん、スケジュールを確保してもう1度行くつもりである。再会を喜びつつ、来年までのお別れを噛みしめながら味わわせていただこう。
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