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ホイップはサポート役にも回れるらしい


9の付く日はクレープの日。

今日は5月9日。

つまりクレープの日である。……ああ、なんと素晴らしき三段論法かな(?)。



***

クレープと一口に言っても、クリームのあり/なし、甘い/しょっぱい、熱い/冷たい、など種類は無限大。

しかし私がクレープを食べたいときは9割方生クリームを飲みたいときであり、よってクレープの日は「クリームに溺れることを公式が大プッシュしている日」と解釈されるのだった。

みんな、生クリームの海でサーフィンしようぜ!(ずぶずぶ沈んでいきそう)



んん?


わかっている。これはホイップ入りあんぱんであって、クレープではない。

しかしクリームに溺れられればいいのであれば、ホイップ入りあんぱんでもセーフではないか!


自分が勝手に作ったルールに交渉を挑んでいるという謎状況は置いといて、新発売かつ安くなっていたのでこれ幸いにとお迎えしてきたのが件のあんぱんである。



袋越しからも伝わってくるずっしり感。それは直接触れることで確信へと変わり、割ってみると予想以上のホイップ量に思わずにっこりしてしまった。


パンからはみ出してくれると嬉しくなっちゃう。



しかし今回、新たな発見があった。


それは、あんこと組み合わさったとき、ホイップ(クリーム)はサポート役に回る場合もある、ということ。


これまで食べてきたなかで形成されたイメージは、①ホイップの甘さや油脂感をあんこが中和させるパターンか、②互いの良さを活かしつつ補い合うパターンの2つ。

つまり、ホイップが強いか、両者が拮抗しているか、だった。


しかし今回に関しては、圧倒的にあんこが強い。

初手からガツンと甘く、ねっとりした質感であるがゆえ存在感は消えることを知らない。そのため、牛乳との相性は恐ろしく良い。冷たい牛乳をクーっといったときの口福たるや。


そんなイケイケドンドンなあんこを宥めつかせるのがホイップなのである。こちらは甘さ控えめで、あんこのねっとりさを軽やかな油脂感で包んで中和してくれるのだった。



割ったときの溢れ具合からしても、きっとわんぱくなホイップを冷静なあんこがカバーするのだろうとばかり思っていた。


このギャップ、嫌いじゃない。むしろ、よりホイップに溺れやすくなったと言ってもいいかもしれない。いいぞ、もっとやれ。


***


ホイップは、クレープでは圧倒的センターとしての貫禄を見せつけるが、あんと組んだときはサポート役に徹する場合もある。しかしいずれにせよ、クリームサーフィンは可能……っと(メモメモ)。


クレープだと波が高い(=胸焼けしてしまう)というかたは、ヤマザキのホイップあんぱんがおすすめ。さあ、一緒にサーフィンしようぜ!


















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