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潜在的な好き、だったりして?


寝る前にスマホを見ると寝付きが悪くなる、というのは重々承知しているのだが、どうにもやめられない。



着心地の良い寝間着で、柔らかい布団の上で横になるという快適オブ快適な状態は、この寝る前の時間だけ。さらに、これから休むという選択肢しかないという安心感によって、1日の中で最もスマホを心おきなく眺められる時間と化すのである。





しかし、昨日は思いがけず、滅茶苦茶可愛いものを目にしてしまった。ただ可愛いだけなら良かったのだが、それは以前から知っていながらしばらく記憶の奥にしまいこまれていて、しかし本当は琴線にガツガツ触れるような、そういうものだったのである。


そのため、これまでの思いも一気に噴き出してしまい、「うわー、かわいい」「これはかわいすぎる」「いやあ……(スクショ)」と、深夜1人でブツブツ呟くおばさんと化したのだった。お布団は、色んなものを变化させますね(?)。




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趣味の話なので興味ない人も多いかもしれないが、せっかくなので書いてしまおうと思う(今までも漫画の話とかしてたよね?)。





リラックマやすみっコぐらしが有名なサンエックスだが、「センチメンタルサーカス」というシリーズがあるのをご存知だろうか。

主人公は捨てられていたぬいぐるみのシャッポ。街角や部屋の片隅に忘れられたぬいぐるみたちが、 夜にこっそり抜け出して結成し た秘密のサーカス団。今夜も不思議な仲間が集まって、ショータイムのはじまり はじまり。

サンエックス公式サイトより




可愛い、というのはもちろんなのだが、ぬいぐるみならではの継ぎ接ぎや温度感(無表情なのもまたよき)、ただほんわかしているのではなく、どことなくダークさを含んでいる世界観が、もう心のツボをぐわんぐわん押してくるのだ。



さらに、新作のテーマがなんと「仕立て屋さん」。手芸好きの私にとっては、ツボのダメ押しでしかない。押しすぎて熱を帯び始め、心の芯がマグマのようにふつふつと沸いてくる。「うわあ……」と声に出さずにはいられなくなるのは、仕方のないことなのだ。




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ちなみに、すみっコぐらしも大好きである。というか、自分で「好き」と認識している期間も、持っているグッズの数も、周りからの認知度もすみっコぐらしに軍配が上がる。



だが、センチメンタルサーカスは、すみっコぐらしに対するのとは別の感覚があった。そして不思議なことに、それを押さえつけようとする力もまた同時に働いていたのである。



もしかすると、この「好き」は、すみっコぐらしのそれとは違う種類のものなのかもしれない。もっと潜在的で、だからこそ「好き」と言っていいのか迷ってしまうような……なんか変なこと言っているかな。






再会したばかりなので、その嬉しさ補正もあるかもしれない。しかし、以前迷いに迷って買うのを断念したぬいぐるみは、次こそ買いたい。忘れてしまっていた期間があっても、こうしてまた猛烈に欲しくなっているのだから、思いきって買っちゃえばいいんだと思う。




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