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純粋コロッケか、チーズ入りか


かぼちゃ好きとしてコロッケを1つ選ぶなら、純粋なかぼちゃコロッケなのか、チーズ入りかぼちゃコロッケなのか、迷うところではある。


こういう文にすると、かぼちゃ好きなら余計なものが極力入っていない前者を選ぶべきではないか、という気がしてくる。しかし、その2つが存在する現場(いわゆるスーパー)に遭遇したり、あるいは頭にそれを思い浮かべると、一筋縄ではいかない部分も出てくるのだ。




まず、純粋無垢なかぼちゃコロッケ。これの良い点としては、かぼちゃの味を存分に楽しめるということ。清々しいほどに当たり前である。

とは言え、かぼちゃコロッケの経験は意外と少ない。某スーパーのお惣菜とテーブルマークの「北海道栗かぼちゃコロッケ」くらいしかないかもしれない。気に入ったものを何度も食べる、良く言うと一途なタイプだ。

(高校時代に作ってもらっていたお弁当のスタメン。たれがかかったアジの竜田揚げも好きだったな……かぼちゃ関係ないけど)



個人的に、コロッケはプリンに比べて食べる機会を作りにくく、そのためまだデータが足りていないのだが、仮説として言うのであれば、純粋かぼちゃコロッケは、素材の味を多めに生かす方向で作られている傾向にある。

マッシュ状になったかぼちゃは、瞬時にかぼちゃの旨味を舌や口に到達させられるというのが良さの1つ。最初から最後までひたすらかぼちゃなコロッケはその点において、フランクに(サラダと違って手掴みもできる)かぼちゃを摂取できる素晴らしい食べ物なのだ。



一方、チーズ入りはどうだろうか。ここで私が想定しているのは、中央部にトロリとしたチーズが入っている、いわばチーズ in ハンバーグ的なもの。一見すると邪道に思えるかもしれないが、こちらも捨てがたいのだ。だってチーズが美味しいから。

ただチーズ好きだから、ではない。いや、それは間違いないのだけど、やはり商品化されるだけあって、かぼちゃとチーズは合うのだ。まさに好きの二乗状態。


しかし、残念ながら難点もある。脳内がかぼちゃ80%以上になっているときに食べると、パンチが弱く感じてしまうのだ。それはそうである。だってチーズが入ってくれている分、かぼちゃが少ないのだから。

また、私が知っている商品だと、かぼちゃに甘めの味付けがやや強く施されており、それもかぼちゃジャンキーとしては物足りなく感じてしまう所以である。とはいえ、たいてい喜び勇んで食べるので、結局大好物なのだった。



ここまで書いてきてわかったが、脳内かぼちゃボルテージ8割ラインで選んでいけば間違いがほぼないのかもしれない。逆に言うと、チーズ入りが食べたいときは8割未満ということか。これは大発見だ。みなさんもよかったら参考にしてみてほしい(なりませんね……)。

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