開けた瞬間いちご、噛み続けてもずっといちご【三ツ星いちごスカイベリーグミ】
友人から「三ツ星いちごスカイベリーグミ」が美味しい!という情報が入った。いくらでも噛んでいられるらしい。
私はその名前に見覚えがあった。というのも、パッケージ全体がいちごになっており、かなり目を引くデザインなのである。
そのときはスルーしてしまっていたものの、せっかく激押ししてもらったなら食べてみたい。小腹が空いたときや頭が疲れたときに、グミはなんぼあってもいいですからね。
「ご当地PREMIUM」という文言が気になりつつ、まずは開封。お腹が空いていたのでね、ええ(小腹どころではなかった)。
開けてすぐ、いちごの香りが広がる。そのままにしておいたらフレグランスになるんじゃないかというくらい強い。実際、ちょっと1粒掴んだだけで親指と人差し指がすごく美味しそうな香りになった。
友人の感想に全肯定したい。
いちご色をしたいちご形のグミに、いちごの味と香りが目いっぱい詰め込まれていた。
少し硬めに作られていることで何度も旨味を楽しめるし、さらに噛んでも噛んでも薄まることがないのだ。
いちご味にありがちな嫌な人工的っぽさもなく、甘さと酸っぱさのどちらもが表現されていた。さすがPREMIUM!
……それで、PREMIUMって何?
***
三ツ星いちごスカイベリーグミは、「ご当地PREMIUM」というシリーズのひとつ。
そしてご当地PREMIUMとは、「各地で生産される果物の美味しさを全国に届けるべく作られたグミ・キャンディ」のことである。
過去には湘南ゴールド(静岡)や有田みかん(和歌山)などがあったが、現在販売中なのはスカイベリーのほか「至福の桃グミ(福島)」と「やまのしずく(長野)」の3種類のようだ。
〈現ラインナップ〉
至福の桃グミ(福島)
三ツ星いちごスカイベリーグミ(栃木)
三ツ星いちごスカイベリーキャンディ(同)
長野のキャンディやまのしずく。(長野)
とろけるグミ 長野グミ やまのしずく。(同)
しかしシリーズと言いつつ、各パッケージデザインの雰囲気が全然違う。
はて?と思ったのだが、どうやらこのシリーズは産官学連携で作られており、デザインは「学」が担当されているとのこと。ちなみにスカイベリーは文星芸術大学が参加されている。
文星芸術大学。
恥ずかしながら存じ上げない大学だったのだが、卒業生に熊之股鍵次さんがいて割と大きめの声で「えっ!」と言ってしまった。『魔王城でおやすみ』の作者さん!? え、文星芸術大学すご(単純すぎ)。
魔王が人間のお姫様を幽閉してしまうのだけど、当の姫は怖いとか助けてとかではなく「とにもかくにも安眠させろ」という感じ。毎話ごと魔物を利用してまで心地良い眠りにつこうとするコメディ漫画で……って漫画の話になっちゃった。
スカイベリーグミ、美味しいので見かけたらぜひ食べてみてください。あとついでに『魔王城でおやすみ』のリンクも貼っておきます。
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