見出し画像

シェイクにじゃがいも、意外と合うぞ


突然本題に入るが、「じゃがいもシェイク」と聞いたらみなさんは何を思うだろうか。


面白そう!今すぐ飲みたい!と前のめりになるか。あるいは、ちょっと不安だから見送ろうかな……と静観の構えをとるか。


しかし、自分が飲みたいかどうかは置いといて、興味をそそられる人は多いのでは。そうに違いないと判断して勝手に結果報告させていただきます。


***


じゃがいもシェイクを提供するのは、道内の農業生産法人が運営するじゃがいも専門店。


スーパーでは見かけないような品種を販売していたり、じゃがいもを使用したテイクアウトフードなどを提供したりしている。佇まいはカントリー系のカフェのようなので、初見だとじゃがいもに溢れたお店と気づかないかもしれない。ポスターやのぼりはがっつり芋だけども。



実は数年前に一度訪れたことがあり、そのときはアイスクリームを模したポテトサラダをいただいた。コーンの上にディッシャーですくったポテトサラダがのったもので、一般的な薄黄色をベースに濃い黄色や紫、ピンクといったカラフルな品種がダイス状に練りこまれ、目にも鮮やか。ポテサラをワンハンドにし、しかも映えさせることもできるのか……と驚いた記憶がある。


それが出会いだったため、「チャレンジャーなお店」というイメージを持っていた。しかし、まさかじゃがいもでシェイクを作っていたとは。



ポテサラアイスは、甘そうな見た目でありながら甘くないままだった。しかしシェイクともなればさすがに甘いのだろうか。あるいはビシソワーズのアイス版、ということも考えられる。ただ後者の場合心配になるのは、他に用意されているフレーバー。チョコといちごがあるんですけど、ただの面白系じゃないですよね……?


さすがに初回からトリッキー・オブ・トリッキーは選べなかったので、大人しくここでのプレーン「じゃがいもシェイク」をいただいてきた。それでもまあまあドキドキである。


じゃがいもシェイク(486円)



様々な品種が混ざっており、シャドークインの影響で若干紫色になっているとのこと。店員さんいわく、「いろんな味が楽しめるかと思います」だそう。

ビシソワーズは大好きだし、めちゃくちゃじゃがいもでも全然いいぜ……くらいの気持ちで臨んだのだが、思ったよりも控えめだった。バニラ味がメインで、芋はたまに顔を出すくらい。少し拍子抜けはしたが、チョコ味・いちご味への不安は一気に消えた。これなら問題なく合いそう。


しかし、普通のバニラと一緒というわけではない。甘すぎずあっさりめの味わいは、じゃがいもを使用しているからこそなのではないかと思う。


テクスチャーはだいぶ緩め。この日が少し暑かったことを差し引いてもサラサラだった。水分補給として、さらにいうとじゃがいも入りということでウィダー感覚で飲めるのは非常に良いですね(?)。


***


ちなみに毎月限定のフレーバーもあり、10月はピオーネ(ぶどう)らしい。ピオーネってちょっと珍しくないか。


栽培している品種がそれという背景があるのかもしれないが、「やっぱりチャレンジャーだなあ」とにっこりしてしまったのだった。


この記事が参加している募集

最後まで読んでくださり、ありがとうございます(*‘ω‘ *) よかったらスキ・コメント・フォローをお願いします! もしもサポートをいただけるのなら、私が気になっていた食事やおやつを食べる金額に充てさせていただき、記事にしようと思っています✏