シェイクにじゃがいも、意外と合うぞ
突然本題に入るが、「じゃがいもシェイク」と聞いたらみなさんは何を思うだろうか。
面白そう!今すぐ飲みたい!と前のめりになるか。あるいは、ちょっと不安だから見送ろうかな……と静観の構えをとるか。
しかし、自分が飲みたいかどうかは置いといて、興味をそそられる人は多いのでは。そうに違いないと判断して勝手に結果報告させていただきます。
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じゃがいもシェイクを提供するのは、道内の農業生産法人が運営するじゃがいも専門店。
スーパーでは見かけないような品種を販売していたり、じゃがいもを使用したテイクアウトフードなどを提供したりしている。佇まいはカントリー系のカフェのようなので、初見だとじゃがいもに溢れたお店と気づかないかもしれない。ポスターやのぼりはがっつり芋だけども。
実は数年前に一度訪れたことがあり、そのときはアイスクリームを模したポテトサラダをいただいた。コーンの上にディッシャーですくったポテトサラダがのったもので、一般的な薄黄色をベースに濃い黄色や紫、ピンクといったカラフルな品種がダイス状に練りこまれ、目にも鮮やか。ポテサラをワンハンドにし、しかも映えさせることもできるのか……と驚いた記憶がある。
それが出会いだったため、「チャレンジャーなお店」というイメージを持っていた。しかし、まさかじゃがいもでシェイクを作っていたとは。
ポテサラアイスは、甘そうな見た目でありながら甘くないままだった。しかしシェイクともなればさすがに甘いのだろうか。あるいはビシソワーズのアイス版、ということも考えられる。ただ後者の場合心配になるのは、他に用意されているフレーバー。チョコといちごがあるんですけど、ただの面白系じゃないですよね……?
さすがに初回からトリッキー・オブ・トリッキーは選べなかったので、大人しくここでのプレーン「じゃがいもシェイク」をいただいてきた。それでもまあまあドキドキである。
様々な品種が混ざっており、シャドークインの影響で若干紫色になっているとのこと。店員さんいわく、「いろんな味が楽しめるかと思います」だそう。
ビシソワーズは大好きだし、めちゃくちゃじゃがいもでも全然いいぜ……くらいの気持ちで臨んだのだが、思ったよりも控えめだった。バニラ味がメインで、芋はたまに顔を出すくらい。少し拍子抜けはしたが、チョコ味・いちご味への不安は一気に消えた。これなら問題なく合いそう。
しかし、普通のバニラと一緒というわけではない。甘すぎずあっさりめの味わいは、じゃがいもを使用しているからこそなのではないかと思う。
テクスチャーはだいぶ緩め。この日が少し暑かったことを差し引いてもサラサラだった。水分補給として、さらにいうとじゃがいも入りということでウィダー感覚で飲めるのは非常に良いですね(?)。
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ちなみに毎月限定のフレーバーもあり、10月はピオーネ(ぶどう)らしい。ピオーネってちょっと珍しくないか。
栽培している品種がそれという背景があるのかもしれないが、「やっぱりチャレンジャーだなあ」とにっこりしてしまったのだった。
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