ドンキホーテ_サンチョパンサ

愛しき劣等生


 季節外れの話題で申し訳ないが、毎年クリスマスシーズンになると、夜道を飾るイルミネーションなんかを見ながら、ふと思い出す人が居る。
 かといって別に女の子の話ではなく、クリスマスにこれといってロマンチックな思い出のないボクは、どういう因果か上田という、ボクより2つか3つ年上のむさっくるしい男のことを思い出す。
 ガッチリした体格で、背はボクより低く、たぶん170センチぐらい。
 仕事はまあ、その日を生きるために色々とやっていたが、定職は持たず、最後に会ったときには中古で買った3万円の軽自動車に住んでいたので、正真正銘、『住所不定、無職』と名乗って差し支えのない男だろう。
 知っている限り、彼は探偵の助手やホスト、ヤクザの経営する建築会社で奴隷のようにこき使われたり、キャバクラのボーイをやったりしていた。
 ボクは上田の仕事振りというのを見たことはないが、学歴がなかったり、分けあって長いことフリーターをやってる人間や、就職する気のないプロのフリーターと呼んでもいいような人間は、総じて意外に仕事が出来る人が多いいし、上田と一緒に働いたことのある人から話を聞く限り、彼もそれなりに仕事は出来たみたいだ。
 しかし、どうにも天性の性分とでもいうべきか、何をするにも常に抜けたところがあって、探偵をしていたときは、車で尾行をする際に、交通違反をしまくって1ヶ月で免停になり、ホストをしていたときには、大して強くもないのに酒を痛飲し、酔っ払った勢いでビルの2階から飛び降り骨を折ってしまい、店のオーナーが病院に見舞いに来たときに、
「大丈夫です! もうすっかり良くなりました! 見てください、もうこんなにピンピンしてますよ!」
 と言いながらベットの上に立ち上がり、なぜかズボンとパンツをずり下ろし、股間を見せ、見舞いに来た人たちに「あいつ頭打ったのかな? 全然、大丈夫じゃないよな?」と余計に心配させてしまい、建設の現場では釘を叩こうとして反動をつけた拍子に、金槌の反対側で自分の目を強打し青タンを作り、キャバクラのボーイでは、少しばかり仲良くなったキャバ嬢とのありえないロマンスを妄想し、「8歳も年が違うからなぁ、ジェネレーションギャップって言うの? 会話が合わないと思うんだよ、やっぱ最初のデートはダブルデートみたいな感じで複数で行動した方が間が持つって言うか……」と無駄な時間を浪費したりした。
 まあ、人から見ればバカに見えるというか、憎めないところを存分に持っていた。

 ボクと彼の関係は、単純に言えば『友達』という一言になる。決して親友だとかそんな大それたモノではなく、やはり友達という表現が一番あてはまるのだろうが、何となく、それだけだと、ボクが彼に対して持っている気持ちがどうにも表現しきれない。
 彼はバンドをやっていて、それは流行の音楽や、万人に受け入れられやすい性質の音楽ではなかった。
 ハードコアというジャンルを、ボクは彼と知り合って初めて覚えた。ドラムを叩く彼の姿には、学生がやっているバンドのような無邪気に青春を楽しんでいる輝きも、社会人が余暇に人生を楽しんでいるようなリラックスした趣もなく、行者が人生の意味を求め、不乱に苦行をおこなっているような、身を切る迫力があった。
 心の中に、この道で生計を立てたいと言う思いはある物の、やはり同じ心の中にそれは無理なことだと現実を見る目がある。
 もしかすれば明日には、来週、来年には、何かが変わるかもしれない。心の中の葛藤を抑え、そう言い聞かせながら夢を見続けるうちに、気づけばもう引き返せないところまで来ている。進めば棘の道、引き返せば、これからの人生ずっと、引き返した分だけ他の人の後塵を拝して進まねばならない。
 ボクは小説家になると決めたものの、どうにもその目途が立たず、彼はドラムで生きて行きたいと思いながらも、その目途が立たず。お互いに就職する気は無かった。彼の方がボクより年上だったので、悲壮感が強かった。ボクはそんな彼に親近感を覚え、そして自分の数年後を見るような思いがした。

 ボクと上田は、そんなに密に連絡を取っていた分けではないが、ある日、上田が酒の席の揉め事で怪我をしたと噂を聞いたので、すこし心配になり電話をしてみた。
 すると上田は、田舎育ちの人らしい呑気な喋り方で、事情を説明してくれた後、「今からライブがあるから、暇ならおいでよ」とボクのことを誘った。
 その日のライブは、地元で一番大きな花火大会と日にちが重なっており、ただでさえ日頃から観客の少ない、アマチュアバンドのライブの中でも、一際観客が少なかった。
 割と早かった上田たちのバンドの出番には、ボクと上田の彼女、他には3人か4人ぐらいしか観客は居なかった。
 上田が演奏の合い間に言った、「三津の花火に負けないような、でっかい花火を、俺たちで打ち上げようぜ」という言葉が虚しくライブハウスに響いたのを、今でも記憶している。
 彼の出番が終わったあと、カウンターでお酒を飲みながら、世間話をあれこれとしていたが、上田が不意に、「どこどこのビルの屋上から花火が見えるから、3人で見にいこう」というようなことを言い出した。
 ボクは上田の彼女に遠慮して「3人で? 2人で見てきなよ」と言ったが、上田は意味を勘違いしたのか、近くに居た、すごいブサイクな子に「花火見にいく?」と声をかけ2×2にしようとしたが、あっさりと断られた。
 結局、上田に言われるがまま、彼の彼女と3人で、ライブハウスの近くのビルに昇り、屋上から、遠くに上がる、小さい花火を見た。
 この、上田の彼女と言うのが、当時、上田が持っている唯一の価値あるものといっても良かった。
 上田よりもさらに年上で、30前だったはずだ。上田と付き合って3年だか4年で、女の人としては重要であろう20代後半を上田のために過ごした。
 なんだったか忘れたが、ちゃんとしたお昼の仕事を持っていて、情が深いしっかりした性格で、上田のことを保護者のように見守っていた。
 ある時、ライブハウスで彼女と話したときに、「(上田は)お金にならん事ばっかり頑張っている」
 とぼやいた彼女に、「でも、才能あると思うよ」ステージでドラムをセッティングする上田に視線を送り、そう返すと、「やっぱり、そう思う! ぜったいに才能あるよね!」と、本当に嬉しそうな笑顔をした。
 性格や生活態度を非難されながらも、それでも才能を愛されるというのは、ミュージシャンに限らず、表現者にとって、もっとも嬉しいことのひとつではないだろうか。
 ボクの中では、上田にこの彼女がいるというのは、一種の救いのような思いがあったので、ある日久しぶりに会った上田から、彼女が上田を置いて九州の実家に帰ったという話を聞いたときは、すこし切ない気持ちになった。
 実家に帰ったといっても、彼女と上田は別れたわけではなく、彼女は上田が彼女の地元に来ることを望み、向こうでは知り合いのつてで、上田に郵便局の仕事を準備しているらしい。
 彼女の地元に行ったってバンドは出来る。街の規模だって、いま居る田舎町と比べて、そう変わるものではないだろうし、郵便局の仕事も、現在、上田がやっている日雇いの労働と比べればウンとましだろう。
 上田はこの時28才で、高校を卒業してからすでに10年が経過し、彼女は30を過ぎていた。ひとつのキッカケとして悪い話ではないと思う。
 しかし、上田は彼女の後を追うことはしなかった。
 それまでと同じように、四国の田舎町でドラムを叩き、大きな声でひとに言うわけではないが、心の中では、なんとかこの道で食べて生きたいと思いながら、生活のため、誰も好んでやりたがらないような仕事を毎日こなした。
 ボクらのようなバカよりも、少しだけ要領よく生きている人には、まったく理解できないかもしれないが、ボクには上田のこの選択の意味が、なんとなく感覚的に分かった。そして、その不器用さを愛した。

 その年の12月23日に、上田から金を貸してくれと頼まれ、ボクは彼に1万円ほどかした。その日は、彼が毎月1度か2度おこなっていたライブの日で、ボクはお金を貸しに行くついでに、ライブハウスに足を運んだ。
 いつもは、まあオシャレと言うほどでもないが、それなりに気を使った服装をしている彼が、その日は破れた作業着を着ていた。
 聞くと、仕事が遅くなり、着がえる間もなく来たそうだ。破れているのは仕事中に岩が落ちてきて下敷きになったと言っていた。
 ボクから見れば、雑然としたハードコアのイベントの中で、その格好はいうほどおかしな物ではなく、むしろスーツなんかよりはよほど、その場に合っていたように思うが、上田はしきりに自分の服装を恥ずかしがった。
 今日はリハーサルも出来てないし、疲れているから早く帰りたい。そんな風なことを上田はいい、その日、上田の演奏は明らかにいつものような覇気がなかった。
「ほんとはマナーが悪いんだけど」
 そう言いながら、彼はその日、対バンの演奏を聴かずに、早々とライブハウスを後にした。
「出来れば、ロージの家に泊めてくれないか」と言われていたボクも、上田と一緒にライブハウスを出て、ボクの汚い自転車を2人乗りし、交代で自転車を漕ぎながら、ボクらは家路に着いた。
 途中、彼は自転車のギアを使いこなすテクニックを自慢したり、この前、職場の金庫から金を盗んで以来ツキに見放され、やっぱり人間悪いことをするとバチがあたるんだなと後悔していること。クリスマスの飾り付けをしたコンビニを見かけた拍子に「そうか、今日はクリスマス・イブ・イブだッ。イブイブってなんだよ!? イブだけで十分じゃねぇか、どうせカップルなんて毎日クリスマスみたいなもんだろ!」そんなことを言った。
 ボクは彼の漕ぐ自転車の後ろに乗りながら、夜中に、ボロボロの作業着をきた28のオッサンと、いかにもフリーター然とした25のオッサンが、クリスマスを目前に控えた街中を2人乗りの自転車で走る姿というのは、なんて絵になる光景だろうと、皮肉でも嫌味でもなく、本心でそう思い、悦に浸った。
 途中で、2人とも晩ご飯を食べてないことに気づいたボクは、彼に「おごるから」と誘いバーミヤンへ行った。
 肉体的、経済的に弱り、それゆえ当然、精神的にも弱っていたであろう上田は、たかだかラーメン一杯のことで、まるで命の恩人に感謝するかのごとく、ボクに礼を言いながら食べた。
 帰り際、たまたま別の席に知り合いがいた上田は、軽く挨拶程度の会話をし、分かれた後、ポツリと「こんな格好見られたくなかった」と、ライブハウスにいた時同様、自分の作業着姿を嘆いた。

 ボクはその頃、実家に住んでいたが、実家と言ってもそう立派なものではない。四畳半ていどの狭い部屋が3つとキッチンがある古いコーポの2階に、母親と弟、そして母の彼氏と一緒に4人で住んでいた。
 狭いうえに収納のないボクの部屋は、大半が、どうでもいいけど捨てられないものに占拠されていて、スペースというものがない。それに布団もひとつしかないので、内心どうやって寝ようか考えていたが、ひどく疲れていた上田は、部屋に上がると、あっという間にまだ敷いていない布団をクッションの代わりにしてもたれかかり、いびきをかき出した。
 ボクはしかたなく、その日はキッチンの椅子をベットの代わりにして寝た。

 翌朝、上田はボクがキッチンで椅子を並べて寝たと知って、あやまった。「ロージ、てっきりヨコで寝るかなと思ってた」彼はそんなことを言ったが、ボクは正直、あんな狭い場所で上田と抱き合うように寝るぐらいなら、キッチンのほうがだいぶマシだと思った。

 つぎの給料が入ったらお金を返すと、彼は言っていたが、それよりも大分早く、貸した翌日の晩に、上田から今日金を返すと連絡があった。えらく早いなと思いながらも、ボクがバイトが終わる時間と今日は年に1度か2度ある、どうしてもオムライスが食べたい気分の日だということを告げると、11時過ぎに、ボクのバイト先の近くにあるダイニングバーで上田と会うことになった。
 約束をした後に、今日はクリスマスイブだということを思い出し、店はカップルで一杯かなと思ったが、行ってみると、さすがパッとしないフリーターが行こうと名前をあげる店だけあって、特別な夜にわざわざこんな店に来ているカップルは居なかった。
 ジャージ姿でやってきた上田は、会話もさておき、真っ先にお金をボクに返した。昨日貸した1万円が、2万円になっている。
 ボクが「利息なんかは受け取れない」と言うと、彼は「実はロージに金借りて、さっきまでスロット行ってたんだよね」と言い、「だいぶ勝ったんだけど、昨日借りた1万円ががなかったら、この金もなかったから、遠慮せずに受けとってよ! ご祝儀だと思ってさ」と、ボクのポケットにお札を突っ込んだ。
 そして、「ロージのおかげで、また運が向いてきた! せっかくだから飲もうよ」と、昨日までとはうって変わり、上機嫌にお酒を注文した。
 最初はしきりに、「こんなんだったらジャージで来るんじゃなかったな」と昨日同様、自分の服装についてボヤいていた上田だったが、お酒が入ると、すぐにそんなこと忘れ、陽気になり、いつの間にかほかのお客さんとも仲良く騒ぎ出した。
 ボクはかなり深い時間まで、上田に付き合ったが、もう、そろそろ放って帰ろうかな? と思い始めた矢先、彼はベロンベロンになりながらも、「オレ帰らなきゃ」と立ち上がった。
 店の前で、彼と別れる前、ボクは今日も上田が家に泊まりに来たがるかと思ったが、彼は「じゃあね、ありがとう」と手を振り、ボクとは反対の方向に歩き始めた。
 この頃の上田は、家がなく車の中で生活しているのを知っていたボクは、彼がこのままどこで寝るのかを想像して、少しばかり心が痛んだが、声をかけ彼を引きとめ、家に来いよとは誘わなかった。
 きっと、自分の寝る場所のことを考え、躊躇したんだと思う。ボクは上田のことを好きだし、その生き方にある種の敬意みたいなものを持っているが、結局はその程度。こんなんじゃとても親友と呼べるほどのものじゃないと思う。

 その後、上田はしょっちゅうボクの家に来るようになったが、狭い部屋に遠慮したのか? 泊めてくれと言うことはなかった。ただ夜の仕事に行くのに、昼間肉体労働をした体のまま行くわけにはいかないので、シャワーを浴びに来ていた。
 一度、上田が風呂上りに上半身裸のまま、ボクに新しく買った電動シェーバーのすごさを力説しているときに、近所の焼き鳥屋で飲んで、上機嫌になった状態のボクの母親が帰ってきて、上田の肩にあるタトゥーを見て絡みだした。
 母は「どこで入れた」「誰が入れた」だの「いくら掛かった」だのと質問し、上田の答えを待たずに、シャツの襟を下げ、自分の肩にあるタトゥーを「こっちのほうがスゲーだろ」と自慢しだし、ボクと上田のことを少し引かした。
 それでもボクは、そんな母を見ながら、たとえ部屋が狭かろうが、親がみょうちくりんだろうが、知らないオジサンが住んでいようが、バカな息子を受け入れてくれる実家があるというのは恵まれていることだと切に思った。
 年齢の問題だけでなく、この点でもボクは上田の悲壮さにはかなわない。
 それまで、そんなこと気にしたこともなかったが、上田の肩にあるタトゥーは、今のバンドを結成するときに、気合を入れる意味を込めて、意を決して入れたものだと、この時に知った。しかし、そのバンドも、すでに解散することが決まっている。上田はそう付け足した。
 解散した後、どうするのかと、ボクは上田に聞いた。今考えれば、彼女のところに行くなり、就職しないまでも、仕事をし、お金を作り、もう少しまともな生活基盤を作ることに専念するなり、上田の答えは幾通りか想像できるが、そのときは、ボクがそんなこと考えるいとまも無いほどすぐに、「もう、すでに新しいバンドのメンバーが決まっている――」と彼の答えが返ってきた。上田は新しいバンドのメンバー構成や、目指す音楽性について語った。

 その後、ボクは上田にまた2回ほどお金を貸した。一度目は「2千円でも3千円でもいいから貸してくれないか」と言われ、1万円を。それは彼の給料日に返ってきた。前のように金額が増えていることはなかったが、お礼に晩ご飯をおごると言われ、いつぞや2人で行ったバーミヤンで、テーブルを2つ使ってもおさまりきらないぐらい、バカみたいにオーダーし、2人とも吐きそうになりながら無理して全部食べた。
 2度目も、同じように「いくらでもいいから――」と言われ、ボクは1万円を貸した。「来週返す」上田はそう言っていたが、翌週彼からの連絡はなく、そのまた翌週も連絡はなかった。それまでしょっちゅう借りに来ていたシャワーも貸してくれとは連絡してこなかったし、ライブがあるから見に来ないか? という誘いもなかった。
 性格的にお金を返すまでは、ほかに用事があっても連絡してきにくいのだろう。
 ボクは、「彼はきっと、またツキに見放されている日が続いているんだろうな」と少し心配した。家に来なくなってから、上田はどこかでちゃんとシャワーを浴び、髭を剃っているのだろうか? 新しいバンドは順調に進んでいるのか? そんなことが気になったが、「まあその内、元気に連絡してくるだろう。その時は多少なりともツキが上向いてきた時のはずだ」そう思いながら、気長に彼からの連絡を待つことにした。
 
 気づけばボクは、呑気に4年も彼からの連絡を待っていることになる。その間に当時の彼の年齢を越し、彼と同じようにツキに見放されたり、理解者を得たり、ちょっとしたことで、運が向いてきたと思い、これからはすべてが上手くいくんじゃないかと幼稚に喜んだり、初めから引き返すつもりなんてないのに、一瞬だけ悩んでみたり、仕事をコロコロ変えたり、人からお金を借りたり、レジからお金を盗んであとで後悔したり、余裕もないくせに見栄を張ったりしている。
 まさに数年前に見ていた、彼とおんなじ様な人間になっていると思う。
 終盤にさしかかり振り返ると思うのは、ボクらのような生き方をしていると、20代というのはいよいよ変化が多い。10代のころなんかと比べてずっと多いと思う。
 今では上田の連絡先も分からないし、彼とボクには共通の知人が何人か居たのだが、みんなそれぞれに環境が変わってしまい、上田のうわさを聞くこともなくなってしまった。
 今、どこで何をしているのか分からないし、まあ、正直ふだん彼のことを思い出すということも滅多にないのだが、それでもボクは、今年もクリスマスシーズンになると、ふと彼のことを思いだし、もしかしたら30をいくらか過ぎた上田から、不意に「今から金返しにいくわ」あるいは「悪いんだけど、お金かしてくれないかな?」そんな電話がかかってくるんじゃないかと、楽しみにしてしまうだろう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?