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読書レビュー「思考の整理学」

こんにちは、ザラメです。
実はレビューを書いてないだけで本書も4月中に読破しておりました。
まだまだ予定よりも遅れておりますが諦めずに進めていきます。


1.書籍情報

書籍名:思考の整理学
筆者 :外山滋比古
読みやすさ:3(5段階評価)
本書はお茶の水女子大学名誉教授であり、英文学を専攻している外山茂彦さんの書となります。
内容は大学教授らしく、研究や論文の書き方などを例に挙げて
自身の思考の整理方法について記載されております。

2.本書を読んだ理由

特になし、強いていてばこれも実家に転がっていたため

3.文章構成

本書は全6章となっています。章ごとのサブタイトルはついておりませんが
章の中で小項目に分類されております。
本書は自分が気になった小項目を読むというよりは、1から読むことで繋がりが感じられる1冊となっております。

4.所感

恥ずかしながら内容自体は難しいことが多く、私自身レビューとしてどこまで記載できるか不安である。
本書は時間が経ったのにち繰り返し読むことによって理解できる部分はあるのではないかと思う。
とはいえ何も書かないと記事を書いている意味を成さないため、
自分が印象に残っている言葉を下記に記す。
まず本書の初めに飛行機とグライダーを例に取って人間を分類している。
現在の学校教育では自力では飛べない、つまり自分で考えて行動できないグライダーのような人間を製造するような仕組みであるとのこと自分に刺さるものがあった。
これ以降は箇条書きで記すようにする
・良い考えが浮かぶのは三上であるとのこと。
(三上とは枕の上、トイレの上、電車や車などの乗り物の上の3つの上)
→朝飯前といった言葉があるように、特に朝は頭が冴えている
・考えても結論が出ない時はある程度寝かせる、すると良い考えが降ってくる
→鍋が煮詰まるかどうか蓋を何度も開けてしまうと鍋は煮詰まらない
 時にはそのことを忘れて「寝かせておく」ことも重要
・人間は知識を溜めておく「倉庫」ではなくて、
 新しいことを考える「工場」である必要がある
→PCが知識の工場となった今、人間は新しいことを考える必要があり
 その作業の邪魔になるのであれば知識を「捨てる」ことも
 整理の一つである
・文章上達には三多が重要である
→要約すると本を多く読み、多く文を作成し、多く工夫し、推敲すること


まとめ

いかがだったでしょうか?
前項にも書きましたが内容は難しいなと感じました。
(私の頭が悪いだけかもしれませんが、、、)
私は前項にも書きましたがこれから情報を捨てることが重要であるといった言葉には衝撃を受けました。
また、その言葉の裏付けはPCの出現からとなってますが、2024年現在ではAIの発展により今後人間の仕事はどんどん少なくなってくることはほとんど全ての方が近い将来の事実として認識しているのではないでしょうか?
本書は1986年発行であることを考えると、
外山先生の先見の明はすごいの一言です。
また時間を置いてから読んでみると理解できる部分も増えてくるのかなと思いますので2〜3年後にまた読んでみたいと思いました。
皆様も気になりましたらぜひお手に取って確認してみてください。

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