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煮詰まっているので、なんでグラフィックアートを学びたかったかを考えてみる。。

せっかく6ヶ月グラフィックデザインの基礎を学んだので、実践を積みたいと思い、最近ベルリンでグラフィックデザイナーとしてインターンに応募しまくっているけれど、ことごとく手応えがない。8年ぶり?にガチで就活して、英文版お祈りメールを貰い続ける日々。メールのパターンも覚えてきたぞ。

さてさて、フリーランスビザがあるうちに3ヵ月でもインターンして、経験を積みたかったけど、このままだと方針を変えざるを得ないかも...と若干心が折れている。

ということで、そもそものグラフィックデザイナーとしてのキャリアの人生の中での位置付けや、そもそものモチベーションを整理するためにも、今回文章に書いてみることにする。

①小さい頃から「色」とかカラフルなものが好きで、カラフルなものを見ていると幸せな気持ちになったから。

高2の時に友達と一緒に色彩検定受けたり、その頃から漠然と興味はあったんだろうな。大学時代の同じくカラフル好きの友達と、レインボーケーキ作ったり、オシャレ画像調べるのが好きだった。自分はファッションにそんなにお金をかけるタイプではないけど、お金が許すならキッチュな格好もしたい。

②現代アートにすごく興味を惹かれたから。

それから大学3年の時に森美術館でやってた、中国の現代美術展にたまたま行って、現代美術というものの存在を初めて知る。それまでは美術ってゴッホとかシャガールのことだと思ってたから。
この時知ったアイウェイウェイに8年後ベルリンで会えるなんて感激だわ。。。

Chim↑pomとか、相田誠とか、アイウェイウェイとか、社会問題をアートと結び付けて発信していく人達にすごく興味を持った。

③ロゴとか、新しいアイデアを考えるのが好き。

ブレストするのがすごく好きで、新しいアイデアを考えること自体が好き。あんまり日常でそんな機会は今まで無かったんだけど、機会があったら急に張り切る。


しかし、、、今グラフィックデザインの基礎を学んで、自分でもやろうと思えば作品も作れる状況にあるのに、あまりそこにモチベーションが湧いていない。その理由を考えてみる。


①私は、自分が「内側から描く衝動が溢れてくる」アーティストでは無いと思っている。

→アーティストの友達と話をしてて、その子は「自分が悲しい時とか何かを表現したい時にバーっと描きたくなる」と言っていた。私は、自分がそうなったときは文章を書くことが一番自分の気持ちを表現できる、と思う。
そして、内側から湧き出してくる感情を絵とか視覚表現で表現したい、と思ったことがない。

②今の所の自分の作品・技術・センスに自信がないから、積極的に売り込もうと思えない

→ポートフォリオを作ったけれど、自分が好きな作品・嫌いな作品が混ざっている。「これを作りたい!」と思って出てきたアウトプットじゃなくて、授業の課題で「こういうものを作ってみた」みたいなものの集まり。もちろん大事なんだけど、自分で心から良いと思えてないから、そこまで自信を持って売り込めてないのかも。
また、自分がそんなに気に入っていない作品に限って先生から評価され、逆によくわからなくなっている。

③「自分にしか作れないもの」というものに囚われ過ぎている

→「誰もやっていないことをやりたい」という思いに囚われて、それが出来ないことで逆に不自由になっている。今はまだその段階では無いのに、遠くを見過ぎてしまってるのかも。

④「アーティスト」なのか「デザイナー」なのか、どちらを目指すべきか自分でも方向性がわかっていない

→今書いていて、元々の自分のアートへの動機を見ると、「自分が見るのが好きだから」ということがベースにある。となると、この技術は自分の好きなものを表現したい、「アーティスト」を目指すために使うべきなのかも。

しかし「デザイナー」という点でも、100%楽しめないわけではない。クライアントから出された条件を元に、彼らが求めるものを導き出すのは嫌いじゃないし、そこに楽しみも感じられる。
→将来自分が世界のどこでも仕事が出来る様になる為の、武器の一つとして持っていても良いのかもしれない。

【まとめ】
自分の作品を好きじゃ無いってことが一番問題なのかも。自信ないとか言ってても売り込まないとなんも始まらないしな。わかってるー!!😂😂んだけど出来てないのが自分の弱さ。

いきなりてっぺんまで行けるはずもなく、オリジナルのものなんて作り出せるはずもない。ので、まずは自分が好きだって思えるものを、作っていくところから始めても良いのかもと思った。好きなことをすれば、技術は後から付いてくる。

ってことで、まずは自分の中の純粋な創作欲に素直になってみるのがいいのかな。好きなスケーターのバナーでも作ってみるか笑 このnoteみたいに、やってみることで見える世界もあるのかも。おたくぅううう!!

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