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ベルリンでドイツ人達とカラオケに行って、ドイツ語お勧め曲を仕入れてきた。

先週の月曜日、うちの近所の Warschauer Strasse(クラブなどが乱立するパーティエリア)の駅前にある、ベルリンで一番有名?なカラオケ「Monster Ronson's Ichiban Karaoke」に行ってきた。

ベルリンには比較的多数のカラオケ(Google Mapで調べたところ10箇所以上のカラオケが出てきた)が、ベルリンでカラオケと言ったら誰もがまずここを思い浮かべるだろう。

Barにカラオケ機械が設置されている(フィリピンの田舎などによく見られるオープンスペースで歌うタイプ)というのはある気がするが、日本のようにきちんと個室になっているカラオケBOXはあまり見ない気がする。

そんな中、このIchiban Karaokeはきちんと個室も10部屋ほど装備されているし、Barスペースにはきちんとステージとオープンマイクもセットされている優れものだ。

オープンスペースはこんな感じ。

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キッチュな部屋がいくつもある。日本のカラオケみたい。

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ただ、曲を入れるのはパソコンのキーボード検索っていうレトロぶりw

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日本の曲など入っている訳もなく、英語&ドイツ語メイン。
ただいわゆる洋楽の名曲は大体入っているので結構楽しめる。

フィリピンで暮らしていた時、よくフィリピン人とカラオケをしたものだが、なんでこのアーティストのこの曲はあるのに、この曲が入ってない!ということが良くあった。痒いところに手が届かない。痒いまま。

ただ、今回のベルリンのIchiban Karaokeはその点に関してはなかなか頑張っている気がする。全て私の主観だけど。

しかも月曜日はサービスデー?で、エントランスに5€(飲み物は別)かかるがそのあと居放題、しかもシェアキャビンデーで、誰もが個室を自由に行ったり来たりできるのだ。

つまり、他人が勝手に自分達の部屋に入ってきて一緒に歌うとかもできる。
逆に自分たちが他人の部屋に行って歌を聞いたり歌ったりもできるのだ。

すっごい自由だな。。

私たちは今回6人居たので、基本ずっと自分達の部屋に滞在していた。
しかし、途中で入ってきためちゃ歌が上手いアジア系の男の子(私は最後までシステムを理解しておらず、お金目的の流しミュージシャンだと思ってた。それにしては長く滞在するし、楽しそうにうちらの歌も聞いてるし色々謎だった)と、私が入れたLADY GAGAのThe Edge of Gloryをなぜか最後に一緒に熱唱した。”The Edge”の掛け合いのとことかすげー気持ちよかったし。もはや謎だったけど良い時間だった。

今回の私の収穫:
1.ドイツ語のアーティスト、歌を何曲か知れたので、後日自分でimusicで歌詞を見ながらじっくり聞いて見た。歌詞を調べて単語も覚えられるし発音も覚えられるしなかなか楽しい。歌から語学を学ぶのが好きなので、お勧め。パンクなので攻撃的な歌詞が多いけどw

2.久々にガチで歌えて、気持ち良かった。最近モヤっとしてたので、大分スッキリした。また月曜日行こうかな。

最後に、今回仕入れたお気に入りドイツ語曲を紹介する。
是非ドイツ人とカラオケ行く機会の為に練習してみてはいかがだろうか?

①Die Ärzte『Schrei nach Liebe』
これ入れた瞬間ドイツ人達が一気に盛り上がった。
1993年の歌だから大分古いけど、みんな歌える昔流行った思い出の曲みたいな感じなのかも。(大御所感で行ったらサザンみたいな感じ?)
Die Ärzteはベルリン出身の今も現役の大御所パンクバンドで、ドイツで一番有名なパンクバンドらしい。けど、聞いてて確かにドイツ語の発音の強さはバンクと相性がいい気がする。厨二病がドイツと相性いいのも納得かも。

②Herbert Grönemeyer 『Was Soll Das ? 』
この人もドイツではかなり大御所らしい。(永ちゃん的な感じかな?)
1988年の曲なので大分80’s感は出てるが、曲の歯切れの良さと
ドイツ語の発音のマッチングがこちらも中々クセになる。

③Udo Lindenberg 『Sonderzug nach Pankow』
この人もまた大御所。1983年発表。まだベルリンが東西分断されていた時代に、「Pankow行きの特別列車」という意味で発表されたこの曲。
当時は西ベルリンが東ベルリンの指導部を通称で「Pankow」(当時の東ドイツの指導部がPankow地区に置かれていた為)と読んでいた為、それにカコつけてこの曲が生まれたとのこと。
政治的な意味を含む曲が多いのはドイツならではなのかな。興味深い。

今回のカラオケがきっかけで、1年前から休止してたドイツ語勉強をまた再開しようかなーという気になってきた。
やる気があるうちにやるっきゃないな〜




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