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Vol.32 街道バトル2 CHAIN REACTIONを語る その2

※本記事は『Vol.31 街道バトル2 CHAIN REACTIONを語る その1』の続きです。

国産車から外国車、市販車から競技用車両まで網羅した車種ラインナップ

 本作には全19メーカー、全183車種が収録されています。市販車としては定番の国産スポーツカー、スカイラインGT-R、スープラ、NSX、RX-7、シルビア、180SX、ハチロク、シビック、S2000、ランエボ、インプレッサ等は勿論、幻のスポーツカーのASLガライヤも収録されています。スポーツカー以外にもフィット、コルト、マーチ、ミラ、アルトのようなコンパクトカーも有ります。またアルファロメオ、アウディ、デトマソ、フォード、メルセデスベンツ、ロータス、ミニ、プジョー、ルノー、フォルクスワーゲン等の外国車も豊富に収録されています。

三菱ランサーエボリューションVI
(ホイール変更済)
日産マーチ
(ホイール変更済)
アルファロメオ 156 GTA
(ホイール変更済)
フォード・エスコートRSコスワース


 前作同様スペシャルカーとしてNOB S15、RIDOX SUPRA、MCR R34、RE雨宮 FD3Sのような有名チューニングカーや野村謙ER34、今村陽一FD3S、熊久保信重S15、植尾勝浩AE86等の当時のD1GPマシンも収録されています(前作同様、スペシャルカーのチューニングは不可能)。

野村謙ER34
今村陽一FD3S
植尾勝浩AE86

進化したディーラーシステムとチューニングメニュー

 本作からカーディーラーのシステムが刷新されました。前作では新車ディーラーで販売されている車種と中古車ディーラーで販売されている車種はそれぞれ決まっていましたが、本作では特定の条件を満たすと随時新車ディーラーにラインナップが追加されていきます。中古車ディーラーのラインナップは定期的に更新され、新車よりも安く事が出来ます。但し今作からマシンの性能劣化システムが導入されており、個体によっては性能が著しく劣化している事も有る為、購入の際は注意が必要です。また中古車の中にはまだ新車では買う事の出来ない車種を一足早く買う事も出来る場合があります(レアバーゲン車)。レアバーゲン車は特定の日付でしか販売される事が無い為、中古車ディーラーをこまめにチェックする必要が有りますが、入手出来ればゲームを有利に進める事が出来ます。

 マシンの性能劣化はヤレとも呼ばれ、走行距離や壁への接触に応じてマシンの馬力・トルクが下がっていくものです。壁への接触時のスピードが高ければ高いほど、劣化の度合いも大きくなります。ヤレが最大限まで進むと馬力は40%、トルクは35%損失します。つまり新車時の6割しかパワーを発揮出来ない所まで落ち込んでしまうという訳です。バトルやレースイベントでは車を壁にぶつけないように丁寧に走る事が要求されます。

 チューニングではエンジンやターボ類のパーツ項目数が増えました。またドレスアップパーツの種類も増えており、フルエアロ、カーボンボンネット、GTウイング、マッドフラップ、ラリーキット(ルーフスクープとアンテナ類のキット)といったパーツが装着可能です。ただし外国車はメーカーから許可が下りなかったからか、ドレスアップパーツの装着が不可能になっています。
 そして前作では車の色は純正色の中でしか選ぶことが出来ませんでしたが、本作ではチューニングショップで任意の色を選ぶ事が出来ます。見る角度や光の当たり方によって色が変わるマジョーラカラーを選ぶ事も可能です。

フルエアロ、GTウイング、カーボンボンネット、マッドフラップ、マジョーラカラーを装着したR34 GT-R

Vol.33に続く

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