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ZAKONE Night Vo.2 イベントレポート
私たちZAKONE(ザコネ)は、睡眠業界を盛り上げるために生まれた、企業や個人を繋ぐコミュニティです。こんにちは!ライターの小澤です。
私たちZAKONE主催で2023年2月1日にリアル+オンラインの、セカンドピッチイベントを開催しました。今日はその、当日の模様をレポートします。詳しく内容を観たい方のために当日のダイジェスト動画(本記事の最後にリンクあり)も公開しますので、合わせてご覧ください。
本記事では、前回のVo.1レポート同様に各ピッチのポイントを絞ってお伝えします。
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目次
第一部_ZAKONE STUDY
第二部_参画企業ピッチ①:MINDS_健康経営プロジェクト
第三部_参画企業ピッチ②:ハイパーブレイン_認知症と香りの関係
第一部_ZAKONE STUDY
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第1部のZAKONE STUDYでは、NTT DXパートナー・睡眠健康指導士の梅田さんにお話いただきました。
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・「睡眠健康指導士」の資格について(動画中2:27~)
日本睡眠教育機構が認定する「睡眠健康指導士」についてご紹介いただきました。
睡眠健康指導士になると、睡眠に関する個人の相談に的確にお応えできるだけでなく、業務の上でも活かせているので非常に有意義だ感じている。是非ご興味がある方は、費用が少し高額だが取得をおすすめしたい。
・スリープテック・今後の展望について(動画中3:20~)
最新のスリープテックのレポートと課題についてをお話いただきました。
「●●テック」のポイントは「繋ぐ」ということ。その中でもデータを可視化して、顧客理解を深め、新たなサービスが生まれていくと考える。スリープテックも同様のサイクルを生んでいきたいが、現状の課題は、データを一般の方が活用しずらいということかなと考えている。ユーザーの睡眠データをもとに課題を明確化⇒改善⇒効果を確認できる流れを醸成していきたい。
世の中にあるほとんどのビジネスは起きている間のビジネス。寝ている時間のビジネスはまだまだ参入者が少なく、ブルーオーシャンかと思う。睡眠市場を活性化するには、図で示したように「睡眠改善の製品・サービス」と「睡眠改善に取り組むヒト」の両輪を回していくことが必要だと考える。
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第2部 参画企業ピッチ①:MINDS 健康経営プロジェクト
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第2部は、ZAKONE新規参画企業のMINDSの村松さん、根津さんにご登壇いただきました。
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・MINDSとは(動画内30:52~)
最初にパナソニックコネクトの村松さんからMINDSの概要やMission、目標についてご紹介いただきました。
MINDSは、2018年に発足した異業種連携によるミレニアル世代の働き方改革推進コミュニティのこと。特徴としては、メンバーに加えて各社の役員がスポンサーとして参画しており、やりたいことを実現しやすい体制を構築していることがあげられる。
Missionとして「すべての個人が"自分らしく働く"社会を実現する」を掲げ、最終的には多様性ある働き方が日本社会に浸透することを目標としている。
2023年の3月には、東京ミッドタウンに活動スペースを設置し、各種イベントを実施する予定なので、多くの方と一緒に協働したいと考えている。
・健康経営プロジェクトについて(動画内38:49~)
キリンホールディングスの根津さんから、予防領域でゲームチェンジを狙う健康経営プロジェクトについてご紹介いただきました。
このプロジェクトの目標としては、個人それぞれの夢を叶える土台である健康を育むことをこのプロジェクトの目標としている。
MINDSの参加企業に健康への取組を調査したところ、予防的な施策については着手していない企業が多かった。飲酒習慣の改善などマイナスからのスタートではなく、0からプラスにする取組を行い、パフォーマンスを高める攻めの健康経営でゲームチェンジを行いたいと考えている。一例としては、栄養・睡眠・メンタルに着目しながら相関関係を見ることを行っている。指先で脈拍等を計測する山形大学のデバイスを用いることで、ストレス値をスコア化してメンタルの可視化を行った。睡眠時間とメンタルの相関関係は大きい一例もあった。また、ZAKONE参画企業のVISITSテクノロジーズやセルフケアテクノロジーとも協働するプロジェクトも進行を行っている。
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第三部 参画企業ピッチ②ハイパーブレイン 認知症と香りの関係
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第3部では、鳥取大学発のベンチャーである株式会社ハイパーブレイン代表取締役の梶谷さんからオンラインでご登壇いただきました。
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・ハイパーブレインと認知症について(動画内55:54~)
冒頭では認知症の医学的な状況とハイパーブレインの企業概要と業務についてご紹介いただきました。
認知症の医学的な研究については、全体的に停滞の状況が続いている。我々は創薬ではなく非薬物療法での対処を目指している。具体的には、臨床アロマの「Re:Brain」というアロマオイルを使った認知症対策を行っている。実際に鳥取県の介護施設で匂いをかいでもらう臨床実験では、改善しないとされている中核症状で改善効果を見出した。
認知症対策でアロマを使われている方からは「よく寝れる」という声を聞いていた。ここにきて、様々な企業が睡眠に注目していることから、アロマの睡眠効果について検査をしたところやはり効果があるということが分かった。そこで、様々な企業との連携して認知症と睡眠の社会課題を商材・セミナー・相談窓口をセットにして提供している。同時に企業が抱える様々な健康課題を解決できればと考えている。
・嗅覚でアロマを活用する優位性とは(動画内)1:00:45~
認知症から見る睡眠を悪化させる3つの社会的要因から、嗅覚とアロマ活用の優位性について最新の学術的な情報も含めて、ご紹介いただきました。
睡眠を悪化させる社会要因は3点。1つ目は、加齢に伴う睡眠ホルモンの減少。高齢者の不眠が増加しており老化対策が必要。2つ目は24時間社会。3つ目がストレスで神経にダメージを与えていること。一時的に睡眠が改善しても、神経に与えたダメージが残るのでずっと対策する必要があるということをお伝えしたい。
嗅覚・アロマは、睡眠対策と認知症対策が同時に推進できるという非常に大きなメリットがあることがあげられる。実は5感で唯一「嗅覚」の伝達経路が明らかにされていたり、生体の生命活動中枢に、嗅覚は唯一アプローチできることも挙げられる。
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ZAKONE Night Vo.2のアーカイブ映像は下記をクリックしてYOUTUBEにてご覧ください。
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執筆 ZAKONE編集部 小澤 昂志
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<ZAKONEコラム>
このnoteでは、ZAKONEを通して立ち上がった共創プロジェクトを紹介していく「ZAKONE PROJECT NOTES」をはじめ、今後様々なプロジェクトやサービス、プロダクト、活動の内容などを発信していきます。
<ZAKONE HP>
ZAKONEは、睡眠業界を盛り上げるために生まれた、企業や個人をつなぐコミュニティです。 https://zakone.jp/
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