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記憶(インプット)は行動(アウトプット)によって成り立つ。


「頑張って勉強したのにテスト解けなかった。」
「この漢字、どう書くんだったっけ?」
「この本面白かった。けど・・・あれ?内容忘れちゃった!」


こんな経験、誰もが1度はしたことがあるのではないでしょうか?

インプットしたことはどうして、こうも簡単に思い出せなくなってしまうのでしょうか。

頭がスポンジ状態の子どものときとは違って、20歳を超えたあたりからアウトプットが苦手になる方が多いようです。(もちろん私もその一人・・・笑)



そもそも人は忘れる生き物

「覚えたいのに忘れてしまう」「私はバカなのか~(´;ω;`)」「記憶力が良くなりたい・・・」と思うこともありますよね。

ですが、実は脳は積極的に記憶を忘れようとしている可能性があると、近年の研究で分かってきています。1日の全ての出来事を80年間記憶するとなると、その情報量は膨大なものになってしまうからでしょうか。脳は自然と、「必要」と認識されなかった情報を忘れていくんですね・・・。



 人の脳の「忘れる仕組み」は高速

これはエビングハウスの忘却曲線で、人の脳の「忘れる仕組み」を示したものです。

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(参考:https://trinity.jp/118843/

3つのアルファベットの羅列を被験者に覚えさせて、その記憶がどのくらいのスピードで忘れられていくのか、という検証結果をグラフ化したものらしいですが、恐ろしいですね。たったの1時間で半分の記憶が失われています・・・。


記憶が定着する法則

人の脳の「忘れる仕組み」は高速で、「必要」と認識されなかったことの半分は情報を得た瞬間からたった1時間で忘れてしまう。

つまり、情報を得てからなるべく早いうちに(できれば情報を得たその瞬間に)一度アウトプットをすることが大切で、それは脳に「この情報は大切だよ~」と認識させ、インプットしたことの定着(記憶)につながるわけです。



冒頭では、20歳を超えるとアウトプットが苦手になる方が多い、と述べましたが、全てのイベントにおいてアウトプットができない、というわけではないですよね。

趣味で得た知識は忘れないし、大好きな料理の作り方だって1回で覚えられちゃったり・・・


1、インプでットした直後にアウトプットしているか
2、目的(行動)があってのインプットであるか

これがすごく大切なわけです。


例えば、
減量中だけどラーメンが食べたい!!(目的)
⇒メニューを調べる(インプット)
⇒作ってみる(アウトプット)
⇒美味しいからまたつくる(アウトプット)
⇒少しアレンジを加えてつくってみる(インプット・アウトプット)
(繰り返し)


同じクッキングアプリをみるにしても、作る予定がないまま「いつかつくろ~」という気持ちでただ画面を眺めているのと実際に作るのとでは、記憶の差は一目瞭然だと思います。




まとめ

インターネットが普及し、SNSを通して誰もが情報を発信しやすくなりました。そのため、毎日情報発信をしている人も少なくありません。多くは、「インプットの量が多い」と勘違いされがちですが、どうやらそうではないようです。常にアウトプットの場があって、情報を得た本当に直後に、得た知識を自分の言葉で表現しているんですね。

アウトプットの形はどんなものでもいい。日記に書くとか、メモをするとか、得た知識を自分の言葉で簡単に、その時の自分の気持ちも交えながら、インプットしたその瞬間に記すといいみたいです!


脳の引き出しにしまわれた記憶を出す力は、訓練をすればどんどん簡単になるそうですよ!日々鍛えるのみですね😉



アウトプットに関しておすすめの本



著者である樺沢紫苑さんはアウトプットの天才です!精神科医であり作家でありYouTuberでもある。

たくさん真似びたいと思います☺️





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