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20001101 数の子(2)

 去年の年末に購入した塩づけ数の子を冷凍庫から取り出し解凍した。高濃度に塩漬けされているので殆ど凍っていない。そのまま塩水の中に入れて塩抜き作業に入ってもいいかもしれないが、取りあえず机の上に放置して室温に戻した。その後、塩抜きをして味付けをした。

 この数の子は今年の4月の記事$${^{*1}}$$に登場する数の子と兄弟の数の子である。兄弟といっても同時に冷凍をしたという意味である。一年近く冷凍してあったが歯触りは殆ど変わらない。もしかするとこの数の子は去年購入した時点で数年経っているものかも知れない。

 年に数回しかやらない料理なので調味料の分量はどうしても憶えられない。大体の比率は憶えているのだが、醤油と水の分量がはっきりしない。これで味が大きく変わるわけではないが、メモしてあることが分かっていると確認したくなる。

 4月の記事には味付けつゆの配合の分量が記載されているが、今回解凍した数の子の味付け作業をやっている時点では、それを記載したことをすっかり忘れていた。その代わり数年前のお料理家計簿に自分でその分量をメモしたことは憶えていたので、過去の家計簿を取り出してめくっていった。

 すると全然関係のないメモ欄に「鞄を買った。店のオヤジの口が異様に臭かった」と書いてあった。家計簿にメモするぐらい臭かったのだろうか。

*1 20000411 数の子

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