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20021026 亀の冬眠の準備

 だんだん寒くなってきた。亀の活動もかなり鈍ってきた。今年は水槽の中の住人が二匹増えた。

 ミドリガメは冬に強いと言うことは今までの経験から判っている。ミドリガメは真冬でも日が照って暖かい日には水面から顔を出して動き回ったりする$${^{*1}}$$ことがある。随時、冬眠を一時解除することが出来るようなのだ。

 しかしイシガメやクサガメは違うらしい。冬眠中は一切活動しないと言うことである。かつて家には「鼻の穴のないイシガメ$${^{*2}}$$」がいた。鼻の穴$${^{*3}}$$が薄い皮膚で覆われていたのだ。このイシガメは人間の引越$${^{*4}}$$で冬眠から覚まされてしまって、完全に調子を狂わされた様子であった。そしてついには死なせてしまった$${^{*5}}$$。ミドリガメも同じく引越をしたのだが、全く問題はなかった。これは冬眠の中断が随時出来るからだろう。

 イシガメは冬に弱い、と言う印象が出来上がってしまった。クサガメもイシガメによく似ているので同じである。大きさから言えば既に自然界で何度か冬眠している筈なので冬眠そのものの失敗$${^{*6}}$$はないだろう。あとは如何に自然界と同じ様な冬眠環境にしてやるか、である。

 亀たちは水槽のホテイアオイ$${^{*7}}$$の下にいつも潜んでいるので、冬眠の間中、何か水槽の中で潜むことが出来るようにしてやればいいだろう。本などには枯れ葉や腐葉土を入れてやる、と書いてあるが、これをやると水槽の掃除が大変である。

 そこで枯れ葉の代わりに藁を入れることを思いついた。藁ならば冬眠が終われば水から簡単に取り除ける。人間の都合で申し訳ないが、亀たちにはこれで冬眠をして貰おう。

*1 20010107 亀の冬眠(2)
*2 20011014 イシガメが溺れた
*3 マルヤマズーガイド-爬虫類館-イシガメ
*4 20011223 亀の引っ越し
*5 20020122 イシガメが死んだ
*6 20001118 亀の冬眠
*7 ホテイアオイ(布袋葵)

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