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20070605 Caplio GX100

 リコー$${^{*1}}$$からGX100$${^{*2}}$$というデジタルカメラが発売された。二年ぐらい前に売り出された同じくリコーのGR digital$${^{*3}}$$という単焦点デジタルカメラのズーム付きである。GR digitalは欲しくて溜まらないカメラだが、未だ買っていない。そんなところにズーム付きが出てきた。しかしまだ出たばかりで値段が高い。七万円ぐらいはする。

 それに気になる点がある。カメラの性能ではない。意匠である。カメラの軍艦部分$${^{*4}}$$の前面に大きく「CAPLIO」と書いてある$${^{*5}}$$。これは頂けない。あまりにも酷すぎる。ロゴタイプが安っぽい。どうしてこんなところに大きく「CAPLIO」と書かなければならないのだろうか。何も書かない方がすっきりする。

 このカメラを買って使う人にとって、そのカメラが「CAPLIO」かどうかどうでもよいことである。それを大きく示されても全く意味がない。広告の意味か。まだ持っていない人への宣伝のために書いてあるのだろう。百貨店などで貰う紙袋と同じである。それならば、もっと持ちたくなる名前や文字を工夫して欲しい。

 たったこれだけのことで購入を躊躇する人は私だけではないだろう。それにしても本当に「CAPLIO」は駄目だ。「RICOH*6」ならばまだ許せる、と思ったがどちらもこのカメラには相応しくない。

*1 製品情報 / Caplio GX100 | Ricoh Japan
*2 ITmedia +D LifeStyle:カメラ好きにはたまらないハイエンド広角デジカメ――リコー「Caplio GX100」 (1/6)
*3 20051022 GR DIGITAL(2)
*4 Classical Photo-gear Explorers 東京レトロフォーカス/中山慶太
*5 製品情報 / Caplio GX100 | Ricoh Japan
*6 ricoh.gif

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