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20011224 レコード盤の生産

 アナログ記憶式のレコードについて調べてみると先日書いた$${^{*1}}$$ことが、間違っている事が判った。「針で記憶された音を読みとる昔からのレコードは生産されなくなった」などと書いてしまったが、そんなことはないらしい。

 アナログ記録式のレコード盤の製造を行っている日本の会社$${^{*2}}$$がある。日本では年間100万枚以上生産しているらしい。このページ$${^{*3}}$$に書いてあった。有り難いことにここでは雑記草も紹介されていた。更にレコード盤の輸入$${^{*4}}$$は900万枚以上もあるらしい。自分がうろつく商店では中古レコードしか見かけないので、ついアナログ式レコード盤の生産など終わってしまったと考えてしまった。公にする文章を書く時にはよく調べなければならない。

 このレコード盤を作っている会社では携帯用レコードプレーヤ$${^{*5}}$$を開発している。一瞬凄いと思ったが、音楽の記録媒体も再生機器も供給する会社はソニー$${^{*6}}$$、東芝$${^{*7}}$$、パイオニア$${^{*8}}$$、日本コロムビア$${^{*9}}$$などがあることに気付いた。

 開発された携帯用レコードプレーヤ$${^{*10}}$$がなかなか格好がいい。試作品で手作りっぽい所がいいのかも知れない。量産型になると製造費用優先になるためか大抵は不思議と格好悪くなる。

 携帯用で思い出したのが、自走式レコードプレーヤー$${^{*11}}$$である。レコード盤の上を再生用の針が付いている自動車がくるくる回転して音を再生する。自動車にスピーカーが付いている$${^{*12}}$$ので、スピーカーがレコード盤の上で回転運動することによるドップラー効果$${^{*13}}$$によって音楽がまともに聞けないのが欠点であった。無線で固定されたスピーカーに音を送るようにすればいいかも知れない。

 ウォークマン$${^{*14}}$$と違って上記のレコードプレーヤーは身につけながら聴くことが出来ない。持ち運ぶと針が飛ぶからだろう。その針をCDやDVDと同じようにレーザにすれば$${^{*1}}$$持ち運びながら再生が可能になるかも知れない。

 しかし価格が100万円以上$${^{*15}}$$なってしまっては誰も買わないだろう。

*1 20011215 光の針
*2 Toyokasei WebSite 2001
*3 Auxtracker newslog20011203_
*4 20010904 ◆ 昨年のアナログレコード輸入、932万枚で過去最高
*5 12cm Analog Record Player
*6 Sony Music Group Company Site
*7 TOSHIBA EMI To Make It!
*8 fantasize
*9 日本コロムビア [ 会社情報 ]
*10 http://www.toyokasei.co.jp/dev/scale.jpg
*11 「パラッパLP」
*12 vinyl killer normal
*13 20010616 ドップラー効果
*14 WALKMAN OFFICIAL WEB SITE
*15 The Laser Turntable ELP CORPORATION 購 入 方 法

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