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20030104 豆本

 大阪で万博が開催された頃、祖父の家に松下電器が作ったタイムカプセル$${^{*1}}$$の模型$${^{*2}}$$があった。

 この模型のタイムカプセルの中には豆本$${^{*3}}$$が入っていた。記憶では大きさが2cm角に収まる程度の赤い表紙の本だったような気がする。もっと小さかったかも知れない。この本が欲しくて堪らなかったが、手に入れることは出来なかった。中に何が書いてあったか読もうとも思わなかったので知らない。単に豆本が欲しかったのである。

 これは微小世界への憧れ$${^{*4}}$$である。実用とは関係なくとにかく小さい物に憧れる。自分の所有する自動車のミニカーが欲しくなる$${^{*5}}$$のも同じなのだろう。

 日本に現代豆本館$${^{*6}}$$と言う豆本の博物館があることを知った。個人が収集した3800冊の豆本が展示されているという。この博物館は家から日帰りの距離にあるので一度行ってみなければならない。

 そういえば、平凡社$${^{*7}}$$の別冊太陽$${^{*8}}$$でも豆本の特集がありそうである。これも探してみよう。

*1 松下電器産業株式会社 歴史館|館内ツアー
*2 安田EXECUTIVE『未来おもちゃの世界』 #3
*3 ぷりんとぴあ ■第4回:「豆本の世界とマイクロ技術」(前編)
*4 20010609 小林礫斎
*5 20000520 ミニカー
*6 特集 異色の博物館めぐり4
*7 Heibonsha Limited
*8 平凡社書籍目録 検索結果: 別冊太陽

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