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20060527 トウキョウダルマガエル

 トウキョウダルマガエル$${^{*1}}$$という種類の蛙がいることを知った。トノサマガエル$${^{*2}}$$にそっくりらしいが、別の主として分類されているようだ。ダルマガエル$${^{*3}}$$にも似ているという。漢字で書くと「東京達磨蛙」となる。生き物の名前で「トウキョウ」と付くのは他にあるのだろうか。地名が入った名前は時々見かける。ギフチョウ$${^{*4}}$$、エチゼンクラゲ$${^{*5}}$$、サツマイモ$${^{*6}}$$などが直ぐに思い付く。外国地名もある。アメリカザリガニ$${^{*7}}$$、ミシシッピアカミミガメ$${^{*8}}$$、ヨーロッパカブトエビ$${^{*9}}$$など。外国地名が入っているのは、外来種に多いのだろう。もしかしたら外来種には在来種と区別するために地名が付く傾向が高いかも知れない。※この文章を書いた後、トウキョウトガリネズミなどの存在を知った。

 岐阜、越前、薩摩などの地名は大昔からある。トウキョウは明治以降の地名だから岐阜や越前に比べてかなり新しい。最近発見された種だから新しい地名が付けられたのか。昔からいるはずだから昔の地名を使って「ムサシダルマガエル」でも「カントウダルマガエル」でもいいような気がする。とは言えトウキョウにしてもムサシ$${^{*10}}$$にしてもカントウ$${^{*11}}$$にしても、人間が地名を考え出す遙か昔からトウキョウダルマガエル$${^{*12}}$$はいるはずだからどちらでもいいと言えばどちらでもいい。ただ、トウキョウの場合、地名が新しい分だけ違和感がある。もし南アルプス市$${^{*13}}$$で発見された新種のミミズに「ミナミアルプスヒメミミズ$${^{*14}}$$」という名前が付けられたら、かなり違和感のあるだろう。

 因みにナゴヤダルマガエル$${^{*15}}$$というのもいるらしい。

*1 Yahoo!きっず図鑑 - ずかんカード - 両生類 トウキョウダルマガエル
*2 Yahoo!きっず図鑑 - ずかんカード - 両生類 トノサマガエル
*3 ダルマガエル
*4 Yahoo!きっず図鑑 - ずかんカード - 昆虫 ギフチョウ
*5 エチゼンクラゲ
*6 農産物たんけん隊:サツマイモ:どこからきたの?
*7 アメリカザリガニ
*8 Yahoo!きっず図鑑 - ずかんカード - 爬虫類 ミシシッピアカミミガメ
*9 カブトエビ通信
*10 20010126 武蔵国のビターバレー
*11 20021107 goods & bads(2)
*12 トノサマガエル・トウキョウダルマガエル
*13 20020912 南アルプス市
*14 20021114 ヤマトヒメミミズ
*15 ナゴヤダルマガエル

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