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2090628 ウィキペディア(4)

 goo辞書$${^{*1}}$$について、あることに気付いた。「ウィキペディア$${^{*2}}$$」との連携がなくなっている。三年前にgoo辞書で利用できる様になった$${^{*3}}$$。それに対して私は、gooの勇み足ではないかと書いた$${^{*4}}$$。ウィキペディアは百科事典として確かに画期的で、如何にもインターネットらしい新しい事典の形態を成している。紙の辞書をただ単に電子化した辞書と一緒にすれば、今までにない使い方ができるかも知れないとでも考えたのだろうか。

 私もウィキペディアを初めて知った時には、画期的な仕組みを持った百科事典だと思った$${^{*5}}$$。しかし利用している内に、百科事典の命である「内容の確度」が非常に低い場合があることに気付いた。その原因は匿名の不特定多数の人が編集を行う仕組みである。匿名の編集人は内容の確からしさに対して責任を持っていないので、インターネット上に落書きをしているのと大差がない。とにかく記事の内容に間違いが多い。信用できない。参考にはなるが、常に他の文献と照らし合わさなければ、間違った理解をしてしまう恐れがある。

 そんな心許ない事典とちゃんと編集者の名前がある辞書とを同列に扱うのはおかしいと思っていたが、gooもそれに気付いたのであろうか。goo辞書のページのどこにもウィキペディアへのリンクが見当たらない。現在は辞書とは別に「gooWikipedia記事検索$${^{*6}}$$」というページがある。こちらでは通常の辞書と連携されている。やはりウィキペディアを信用していないからだろう。

*1 国語辞典 英和辞典 和英辞典 - goo辞書
*2 Wikipedia
*3 国語辞典 英和辞典 和英辞典 - goo 辞書
*4 20060501 ウィキペディア(2)
*5 20030628 ウィキペディア
*6 goo Wikipedia (ウィキペディア) 記事検索/百科事典/人名/用語の意味

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