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【うおぷろ日記】民俗手芸部と一緒に張り子を作ってみた!

『魚嶋🐟プロジェクト』 (通称うおぷろ)運営のミズカミカズミです。

この「うおぷろ日記」シリーズでは、まだ産声をあげたばかりの魚嶋🐟プロジェクトの運営にまつわる発見や嬉しいこと、葛藤までを率直につづっています。

うおぷろのはじまりに関しては、こちらから🐟🐟


うおぷろは、メインメンバーの持木ユリイカとミズカミカズミの他に、魚嶋さんの作品を使って雑貨や工芸作品、デジタルコンテンツを作ってみたい人たちが集っているプロジェクトです。

今週、デザイナーさんたちと張り子を作ってみよう!の会を開催しました。ユリイカの知人ひとちゃんが、ショートアニメーションなどのデジタルコンテンツ作りにトライしてみたい、と言って前からうおぷろに参加してくれています。今回は一緒に "民俗手芸部" という、なんとも素敵すぎる名前の有志サークルで一緒に活動しているミチさんと一緒に、うおぷろメンバーのオフィスに来てくれました。

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↑うおぷろのグラフィックレコーディング、というか、やわらか議事録。マスクの絵は省略してお送りしております。


うおぷろ発起人の持木ユリイカが、うおぷろ発足当初から熱にうなされたかのように繰り返していたのが「魚嶋さんの絵、張り子にしたい...ぜったい可愛い。張り子...」という願望。それがようやく実現しました。

それぞれ紙ねんどかあぶらねんどを持ってきて、お気に入りの魚嶋ユウスケ原画を選び、立体化していきます。そもそもこの段階がけっこう難しい。魚嶋さんの絵には独特のラインの入り方をしているものが多くて、一体どこが膨らんでいて凹んでいるんだろうか、と悩んでしまうから。それに、立体だとどうやって自立させるのか、はたまた自立させないのかも悩みどころです。お面みたいに半面の張り子にしてもよかったのかも。

粘土をこねるだけで気づけば軽く1時間が飛んでいきます。パソコンやスマホのスクリーンに向かい合う日々の中で、手先の感覚を研ぎ澄まし物体を直に成形する時間はとても刺激的。普段使わない脳の部分を使っているのがよくわかります。

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それから下貼り用に新聞紙やふすま紙、その上に半紙を小さめにちぎって貼り、乾燥させます。

しかしここまでで時間切れ。初めての試みなので予想以上に時間が早く過ぎてしまいました。ドライヤーの熱風をあてても、ノリの染み込んだ紙はなかなか乾かないので1日で完成させるのは難しい。次回のミーティングにて、張り子の下部分を切って中の型を取り出し、その部分をふさぎ、色つけをする予定です。張り子ワークショップなんかもできたら楽しいと思っているので、何かいい方法を見つけたい...どうやったら早くノリを乾燥させることができるのだろうか〜〜〜。


今週のミーティングでは張り子を完成させることはできませんでしたが、ユリイカが個別にひとつ試作をしてみました。

まだ明かされていないキャラクターの影...みたいになっている子たちの間の黄色いヤツが、その第一試作品。

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第一試作品のモチーフはこちらの絵、右下のおさるさんです。

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私(ミズカミ)にはけっこうツボなんですが、ユリイカ本人は納得が行っていないようです。そうか...では次回作に期待しています。どんどん作っておくれ...。可愛いものはナンボあってもいいですからね。

張り子はうまく行ったものを販売する予定ですが、どんな完成品になるかはまだ未知数。

何にせよ、うおぷろ面白くなってまいりました。

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