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極秘の【インターシップの優遇】

前回は就活の情報格差について取り上げましたが、今回は「優遇」について取り上げようと思います。

世の採用人事は、

「選考とは無関係」

と連呼しますし、いつも書かれています。

これは、日本の法律で決まっているので、仕方なく言ってるだけなので無視しましょう。

ええ、私の今までの記事をご覧の皆様、

偽りの【売り手市場】|財務企画部の独り言|note

【令和の就活の闇】‐陽キャ縛り‐|財務企画部の独り言|note

なんとなく察していますよね。

「インターシップは、本選考とメッチャ関係あります!!!」という事を。

では、どのように「優遇」されるのでしょうか。

普段他のメディアなどでは取り上げられることはないですけどね。

「インターシップ参加のメリット一覧」

①選考ステップのスキップ
一例としては、webテスト免除&ES通過の確約です。
あんまり有利になる実感は湧かないですが、高倍率な食品会社などでは必須でしょう。

②面接アピールで、内定率大幅アップ
私は、御社のインターンで…と話すと心証もいいですし、かなり有利かと。

③採用人事と仲良しに
インターンは、基本的に採用人事が仕切ります。そのため、合同説明会では会えない人事と話す機会が腐るほどあります。話しかけて仲良くしていると、内定が貰いやすくなります。

④本選考で心理的に安心
本選考からいきなり申し込むとなると、そもそも自分のことを知らない人が数秒で合否を決めることになります。
その日の気分で簡単に書類落ちなんてことも…
まぁ、webテストorテストセンターの点数で足切りしてからESの内容を見るので、その日の気分でということはないとは思います。

インターシップに参加していることで、
「選考で評価されてインターシップに参加できたし、面接も行けるっしょ」
と思えるようになります。


ただ、インターシップに時間を割くことのデメリットも…

貴重な学生時代の時間を失うということ…

筆者自身も他にやりたい事、沢山ありました。

サークル活動、バイト、ゼミ、旅行、人間関係等々…

失ったものは数え切れません。正直、「そこまでして、就活するべきなの?」とも思ってます。

なので、私は、絶対就活に全力で挑むべきだとは思ってません。

学生じゃないとできないプライスレスな「青春の思い出」を作る方が健全な学生像だと思います。

「最強のガクチカ」を追い求め、無給の「インターシップ(笑)」に勤しみ、死に物狂いで「働く権利(笑)」を得る。

お笑いのコントですかって。

でもね、学生さんなら学費や生活費を払ってくれている親とか、大切な彼女・彼氏さんのために、少しでも稼いで楽をさせてあげなきゃいけないんだよね。

日本には、「郷に入っては郷に従え」という諺がある。

確かに、日本の就活は気持ち悪いから嫌いだとか、誰かに評価されるのは嫌だとか思ってしまう人は一定数いるとは思う。

だけど、この日本という国では、「歪んだ就活ルール」に従うことでしか働く権利を得る事すらできないようになっている。

新卒の就活と言っても、精々1年ほどの短い期間なのだから、後悔しないように「歪んだ就活ルール」を寧ろ利用して、勝ち抜いて欲しい。


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