Jaewon Kim

映画評、エッセイ、書評を書いています。 映画雑誌『NOBODY』、新教出版社『福音と世…

Jaewon Kim

映画評、エッセイ、書評を書いています。 映画雑誌『NOBODY』、新教出版社『福音と世界』など。 連絡はTwitterのダイレクトメッセージもしくはメール(jaewon.kim222@gmail.com)へお願いします。

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    ZINE『SCRAPS vol.1』 PDFバージョン

    初めて作成したZINE『SCRAPS vol.1』のPDFバージョンになります。 今回は3つのトピックを収録しております。 ①エッセイ「生き延びるための抵抗」 一年前、安倍晋三が銃撃されて以降叫ばれるようになった「暴力ではなく言論を」という声、事件の背景を見ないまま繰り返された「テロ」という言葉への違和感を、過去に「テロリスト」として石川県金沢市に暗葬された尹奉吉の人生も交えながら、今私が思っていることを書きました。 ②「《In-Mates》と私(たち)」に寄せて 今年関東大震災から100年を迎えました。朝鮮人虐殺の歴史を無かったことにしようとする力に抗うためにも、そして今闘っている人たちと連帯していくためにも、過去に書いた飯山由貴さんの《In-Mates》評を再録しました。 ③「ショッピングセンターにボムされたクレームたち」 こちらは近所のショッピングセンターで掲示されている「お客様の声」を定点観察したもので、衝撃的だったものをピックアップしてコメント付きで紹介しております。とても見応えがあります。 ページ数:20
    350円
    Foreign Publishers
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    ZINE『SCRAPS vol.1』

    初めて作成したZINE『SCRAPS vol.1』になります。 今回は3つのトピックを収録しております。 ①エッセイ「生き延びるための抵抗」 一年前、安倍晋三が銃撃されて以降叫ばれるようになった「暴力ではなく言論を」という声、事件の背景を見ないまま繰り返された「テロ」という言葉への違和感を、過去に「テロリスト」として石川県金沢市に暗葬された尹奉吉の人生も交えながら、今私が思っていることを書きました。 ②「《In-Mates》と私(たち)」に寄せて 今年関東大震災から100年を迎えました。朝鮮人虐殺の歴史を無かったことにしようとする力に抗うためにも、そして今闘っている人たちと連帯していくためにも、過去に書いた飯山由貴さんの《In-Mates》評を再録しました。 ③「ショッピングセンターにボムされたクレームたち」 こちらは近所のショッピングセンターで掲示されている「お客様の声」を定点観察したもので、衝撃的だったものをピックアップしてコメント付きで紹介しております。とても見応えがあります。 サイズ:A5 ページ数:20 ※発送は普通郵便になります。
    350円
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    ZINE『SCRAPS vol.1』 PDFバージョン

    初めて作成したZINE『SCRAPS vol.1』のPDFバージョンになります。 今回は3つのトピックを収録しております。 ①エッセイ「生き延びるための抵抗」 一年前、安倍晋三が銃撃されて以降叫ばれるようになった「暴力ではなく言論を」という声、事件の背景を見ないまま繰り返された「テロ」という言葉への違和感を、過去に「テロリスト」として石川県金沢市に暗葬された尹奉吉の人生も交えながら、今私が思っていることを書きました。 ②「《In-Mates》と私(たち)」に寄せて 今年関東大震災から100年を迎えました。朝鮮人虐殺の歴史を無かったことにしようとする力に抗うためにも、そして今闘っている人たちと連帯していくためにも、過去に書いた飯山由貴さんの《In-Mates》評を再録しました。 ③「ショッピングセンターにボムされたクレームたち」 こちらは近所のショッピングセンターで掲示されている「お客様の声」を定点観察したもので、衝撃的だったものをピックアップしてコメント付きで紹介しております。とても見応えがあります。 ページ数:20
    350円
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    ZINE『SCRAPS vol.1』

    初めて作成したZINE『SCRAPS vol.1』になります。 今回は3つのトピックを収録しております。 ①エッセイ「生き延びるための抵抗」 一年前、安倍晋三が銃撃されて以降叫ばれるようになった「暴力ではなく言論を」という声、事件の背景を見ないまま繰り返された「テロ」という言葉への違和感を、過去に「テロリスト」として石川県金沢市に暗葬された尹奉吉の人生も交えながら、今私が思っていることを書きました。 ②「《In-Mates》と私(たち)」に寄せて 今年関東大震災から100年を迎えました。朝鮮人虐殺の歴史を無かったことにしようとする力に抗うためにも、そして今闘っている人たちと連帯していくためにも、過去に書いた飯山由貴さんの《In-Mates》評を再録しました。 ③「ショッピングセンターにボムされたクレームたち」 こちらは近所のショッピングセンターで掲示されている「お客様の声」を定点観察したもので、衝撃的だったものをピックアップしてコメント付きで紹介しております。とても見応えがあります。 サイズ:A5 ページ数:20 ※発送は普通郵便になります。
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寄稿した記事・関わった作品一覧

新教出版社『福音と世界』2020年4月号 エッセイ『家族を超える』掲載 2021年8月号 山下壮紀・二木信編著『ヒップホップ・アナムネーシス』書評掲載 『福音と世界』はSTORESからも購入可能です。 https://shinkyopublishingco.stores.jp カルチャー批評誌『NOBODY』『TOVE/トーベ』ザイダ・バリルート(執筆:2021年11月) 『17 Blocks/家族の風景』デイビー・ロスバート(執筆:2021年12月) 『街は誰

    • 私とパレスチナの距離②

      これはパレスチナを訪れたことのない私が、パレスチナと私の個人的な関係性について考えたものである。今日本に住んでいる私は、虐殺が続くパレスチナとどのような関係を見出すことができるのか、自分の現在地を確認しながら散文的に書き残しておこうと思う。 前回はこちら↓ 私はプロテスタント派に属するキリスト教の信者である(真面目とは言えないが)。私を『自由と壁とヒップホップ』に誘ってくれたのは、そのつながりで出会った友人だった。また、前述の「AMERICA DON'T WORRY ISR

      • 私とパレスチナの距離①

        これはパレスチナを訪れたことのない私が、パレスチナと私の個人的な関係性について考えたものである。今日本に住んでいる私は、虐殺が続くパレスチナとどのような関係を見出すことができるのか、自分の現在地を確認しながら散文的に書き残しておこうと思う。 『自由と壁とヒップホップ』を見た 2014年、千代田区猿楽町にある在日本韓国YMCAで開催されるオリーブ映画祭で上映される、ジャッキー・リーム・サッローム監督の『自由と壁とヒップホップ』を見に行かないかと友人から連絡をもらった。史上初

        • 「応答をし続けていくために」

          ・『家父長制を食べる』について  飯山由貴による『家父長制を食べる』は2022年に制作され、森美術館で行われた『地球がまわる音を聴く:パンデミック以降のウェルビーイング』という企画展で発表された映像作品である。  以上のようなテーマのもと、この企画展では16名のアーティストがさまざまな表現方法で制作した作品を展示した。そして本作もそのうちの一つであった。  『家父長制を食べる』の主演は監督の飯山自身が務めている。冒頭ではカナダの作家であるマーガレット・アトウッドの『誓願

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          ボムされたクレームたち①

          私は普段からショッピングセンターなどに貼り出されている「お客様の声(a.k.a クレーム)」をチェックしている。昨年出した『SCRAPS vol.1』というZINEでは、『ショッピングセンターにボムされたクレームたち』と題して、私が普段利用しているショッピングセンターに貼り出された「お客様の声」で強く印象に残ったものを紹介した。 次のZINEの構想を練ってはいるが、クレームについてのコラムを入れるかもまだわからないし、かといって溜まっているクレームを放出する機会もないので、n

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          ボムされたクレームたち①

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          今KP(Korean Power, Korean Pride)の曲を聴く意味

          KPと私の極私的な関係 古くからの友人の作品についてライターとして何かを書くのは無粋だ。ダサいと私は思っている。ただ、8月15日にKPがこれまでの作品の一部をオンラインで解禁し、10年以上振りに楽曲を聴いて少し思い出話がしたくなったので無粋であることは承知の上こうして今書いている。 KPとは、Korean Power、Korean Prideの頭文字をとって2002年に結成されたラップ・デュオである。 KPのメンバーのFUNIとは20年近い付き合いになる。FUNIとKPが

          今KP(Korean Power, Korean Pride)の曲を聴く意味

          生き延びるための抵抗

          否応なく降りかかってくるもの  「やっと私の生存を脅かす人間が一人、この世から存在を消した」  安倍晋三が銃撃されたとき私が抱いた率直な感想は安堵と喜びが入り混じったものだった。だが次の瞬間には「銃撃した犯人が外国籍だったらどうしよう」という不安が私を襲った。当時、引っ越しを控えていた私は、新たな環境に移り住むことにナーバスになっていた。もし外国籍の人間が犯人だったらヘイトスピーチがもっと過激になる。さらに韓国籍だったとしたなら、私自身も新たな環境で生活していけないんじゃな

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          ZINE『SCRAPS Vol.1』を作りました(ついでにBASEも開設)

          いつかZINEを作りたいと考えてはいたものの、なかなか重い腰が上がらなかったのですが、今回やっと初ZINE『SCRAPS vol.1』を作ることができました!!🎉 今回は3つのトピックを収録しております。📖 ①エッセイ「生き延びるための抵抗」 一年前、安倍晋三が銃撃されて以降叫ばれるようになった「暴力ではなく言論を」という声、事件の背景を見ないまま繰り返された「テロ」という言葉への違和感を、過去に「テロリスト」として石川県金沢市に暗葬された尹奉吉の人生も交えながら、今私が

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          スナック社会科vol.4『In-Matesと私(たち)』に寄せて

           2022年12月4日にネイキッドロフト横浜で行われた、スナック社会科vol.4『In-Matesと私(たち)』にあわせて執筆した文章をこちらでも公開します。スナック社会科の配布資料より一部改訂したものになります。 『In-Matesと私(たち)』に寄せて  飯山由貴『In-Mates』は1930年頃日本に渡り、精神病院に入院、その後亡くなった二人の在日朝鮮人を取り上げた作品である。劇中では、日本での生活を経て精神病と診断された二人の姿が、歴史研究者による史実の解説とラッパ

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          『宗教二世として』(高麗博物館会報 63号掲載)

          新宿区大久保にある高麗博物館が発行している会報誌に『宗教二世として』という短いエッセイを執筆させてもらいました。 安倍晋三の銃撃以降「宗教二世」の人たちに注目が集まる中、私もある意味で「宗教二世」の一人としていま思っていることを今回執筆させていただきました。 高麗博物館には許可を得てこちらでも公開させていただきます。 このほかにも会報誌の記事はとても充実していますので、是非とも高麗博物館に足を運んで現物も手に取っていただければと思います。

          『宗教二世として』(高麗博物館会報 63号掲載)