3人目妊娠で”働く”を諦めかけた話。
3人目妊娠で”働く”を諦めかけた話。(ZAICO社員)
私は仕事が大好きです。
しかし、そんな私にも”働くこと”を諦めかけたことがあります。
それは3人目の子供の妊娠。
「もう働くことは無理かな...」と諦めていました。
その時まだ子供2人は小さく、送迎だけでも毎日往復2時間...
主人は朝早く夜遅い仕事なので送迎の役割分担もなかなか出来ない状況。
仕事が終わって、子供を迎えに行って、家に帰って、(休む間もない...)
夕飯を急いで作って、夕飯を食べさせ、片付けて、お風呂に入れて寝かせて…
初めにお話しした通り、私は仕事が大好きです。
家事も大好きなのですが、とにかく1日がバタバタしていてここにもう1人加わった時のことを考えると、正直普通のオフィスワークは難しいと感じていました。
そんな時、ZAICOへ声をかけてもらい「フルリモートワーク」という言葉と
ZAICOの働き方・考え方、そしてまだまだ未完成なZAICOに惹かれジョインしました。
当初は思ったより難しかったこの会社の働き方
ZAICOの基本的な考え方は
「数値目標を持たない」
「自分で自分の仕事を決める」
「承認は取らない」
です。
初めの頃は、
「ほーほー面白そう!なんでも自分の自由だ!目標によるプレッシャーもない」と呑気に考えていました。
ただ、いざ仕事を始めてみると、今までそんな働き方をしたことがないので、正直戸惑いました。
「どんな仕事をするのか」、「いつまでにやるのか」
一般的な会社なら誰かが指示してくれる内容も目標も、ZAICOは自分主導でアクションを起こすことが必要です。
また、ZAICOの組織には「上」はいないので、自分が社長の気分です。
だからこそ、
「自分の作業ペースは適切なのだろうか?」
「自分のアウトプットの質はどうなのだろうか?」
「そもそもこの仕事をやることが正解なのだろか?」
仕事を進めれば進めるほど不安が大きくなったのを覚えています。
また、ZAICOは全員がフルリモートワークです。
これまで在籍していたオフィス出勤の時のように隣の人にちょっと相談、
という環境ではないことも、正直その時はつらかったのを覚えています。
その上、他のメンバーに相談しても、
「それでいきなさい!」と決定的な答えをもらえるわけでもない。
ひとりでもんもんとしていた時期もありました。
しかしそこでやっと気がつきました。
これこそが「承認は取らない」というZAICOのやり方なんだなと。
『これが仕事の責任なんだ!』と社会人11年目でお恥ずかしい限りですが痛感し、今まで一緒に仕事をしてきた全ての人に謝りたい気分になったのを覚えています。
もちろんメンバーは相談に乗ってくれ、様々な観点で意見はもらえますが、
最終的に「これでいこう!」と決めるのは自分なのだと思うと、
少し慎重になり、なかなか前に進めない時もありました。
自分の仕事の不安を救ってくれたZAICOのルール
前に進めない自分を救ってくれたのはZAICO社のちょっと変わったルール「60%ルール」です。
「60%ルール」とは
60%の状態でも良いからとにかくアウトプットしてみようというもの。
結局私たちの仕事が正しいかどうかは、ユーザーしか答えを持っていない。ユーザーの反応が良くなければ、すぐに方向転換します。
60%ルールだと、その方向転換もしやすく、短いサイクルでベストな答えを探していけます。
60%でアウトプットするのは苦手、というメンバーもいますが、怖気付いて前に進めない私にはぴったりでむしろ救いだとすら思っています。
60%ルールが苦手なメンバーがいるのもそれはそれで良いと思っています。
良い成果を残すための仕事の仕方がそれぞれ違っているのも当たり前かな、と思っているからです。お互い自分のやり方を強要しないのも、ZAICO社の文化です。ZAICOには色々な人間がいるので様々な考え、様々なやり方が存在するからこそ会社レベルでの”多様性”を日々実感します。
「60%でまずは良いんだ!」と思えると、そこからはやったことのない領域の仕事でも挑戦しやすくなりました。
仕事において、何年社会人を経験しようと自分の領域を広げられることはやはり嬉しいことです。
また、これまでのオフィス勤務では当たり前だった「ちょっと相談」ができないことに関しては、「雑談モーニング」という時間ができたので私の悩みは解消しました。雑談モーニングでは議題が決まっているわけではありません。出社して、メンバーと顔を合わせてちょっと雑談してから仕事開始、というこれまで当たり前にしてきたことがオンラインで開催されるようになったイメージです。
ZAICOには、こんな風に気持ちよく働けるための文化や取り組みがいくつかあります。
そのどれもが、働き方やコミュニケーションで課題を感じた時、すぐに対策を考えて実行し、ブラッシュアップして形となっています。
このZAICOの文化をぶれることなく、メンバー全員で楽しみながら守り、
成長させていくのもZAICO社の一員としての私の仕事だな、と思っています。
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