座波商会の事業を「創る」仕事と「成長」させる仕事
こんにちは、沖縄県は浦添市にある座波商会の広報担当です。
座波商会には事業開発部と呼ばれる部署があり「既存事業の成長戦略や実行支援」や「新規事業の推進」を行なっています。それぞれ簡単に説明しますと、以下のようなことをやっています。
さらにシンプルに言うと「企画職」になります。今回の記事では事業開発部の仕事や考え方を紹介させていただきます。
本質的欲求を洞察し、価値を想像する力
座波グループでは事業運営において「マーケティング × デザイン × テクノロジー」の3つの要素をバランスよく成長させていくことが重要と考えています。
特にマーケティング部分はビジネスを合理的に組み立てていく重要な要素と捉えており、事業開発部ではマーケティング思考を深めていくことを徹底しています。
マーケティングを考えることに慣れていないとHOWの手法に考えが行きがちになり、WHOとWHATの部分の考えが浅く全体的に表面的なものになってしまうので、常に自問自答するクセをつけるように社内でもミーティングやSlack内で徹底してWHOとWHATを考えていく文化があります。
事業開発部では以下のことを掲げており、所属している一人ひとりが自分自身で課題を見つけて行動することを意識しています。個人プレーをしているわけではなく尊重しながらお互いの意見を重ねていく対話をしていく機会も多い部門です。
既存事業の成長戦略・実行支援
事業開発部ではここ2年ほど、グループ会社の不動産売買仲介事業を展開しているセンチュリー21マチナトハウジングのサポートをしています。
やっていることは様々ありCM / Webサイト / SNS / 新聞広告 / チラシ・DM / パンフレット・冊子 / ITツール導入 など、長期的なマチナトハウジングの成長戦略がある中で、その時どきに応じて目的・目標・戦略を考え抜いていき、戦術に落としていくことをしています。ただ市場で実行してみないと分からないことも多いので「仮説(計画)→実行→ふりかえり」を繰り返しながら改善し学び続けています。
ここでは戦略・施策の詳細までは割愛しますが、一部ご紹介させていただきます。
戦略立案からの仮説(計画)→実行→ふりかえり
今期は不動産の売却を検討しているお客様からの反響獲得に注力し、様々な施策にトライ&エラーを繰り返しています。施策実施前には、毎回目的と目標を設定し、実施後には結果の振り返りを行い、今後の施策に反映します。
CM制作
キャッチコピーとして「人と、未来に、まっすぐに。」を掲げ、不動産売却で不安なお客様に対して正直に・ていねいに向き合い、満足いく売却をお手伝いできるために大切にしている、マチナトハウジングの想いを伝えるCMを制作しました。
売却サイト制作・運用
不動産の売却を検討しているお客様に向けた情報サイト。お客様によって様々な不安や悩みがあるので、それらを解決していくきっかけを得られるような情報を掲載しています。時には売主様にインタビューをさせていただき、自分たちの考えにズレが生じていないかなど理解を深めながら日々サイト運用をしています。
営業支援ツールの導入
不動産の売買では長期的に検討を続けるお客様も少なくはありません。お客様と長期的な関わり合いを続けていくためにITツールを活用した営業支援をしています。営業メンバーと連携しながら業務の中にどのようにしてツールを活用していくか、運営の体制や運営方法なども事業開発部のメンバーが設計し支援を行なっています。
新規事業の推進
座波商会は2015年から「第二創業期」と位置づけ様々な新規事業・新規サービスにチャレンジしてきています。上記で紹介しているマチナトハウジングも座波商会の新規事業として立ち上げた後に分社化しています。
最近、事業化に向けて本格的に動いているのが「宿泊事業」です。元々は那覇に弊社が保有している築40年のマンションがあり空室も目立ってきたので、それを活用して民泊事業を展開していました。それが宿泊事業のテストマーケティング的な経験にもなっており、成功体験の一部にもなっています。
それからコロナ時期を経て、新たにホテルのコンセプトを0から練り直すところからスタートしました。事前リサーチ / 現地調査、基本構想、空間計画、事業収支シミュレーションなどなど1年かけて計画を固めていき、2023年からはホテル建設に向けて具体的な動きを進めています。
メンバー発信で想いを形にしていく
もう一つ「事業プランコンテスト」の取り組みをご紹介します。メンバーであれば誰でも参加がOKで、各自が考えている事業のアイデアを紹介しあう会になります。スライド数枚で簡単にこんなアイデアを持っています、くらいなものなのでお気軽に参加でき昨年の開催時も30ほどのアイデアが集まりました。
そこから事業化できそうな種を、新たにチームを作って企画や実行プランをブラッシュアップしていきながら事業計画をまとめていき、事業化に向けて試行錯誤を繰り返しています。
常に考えることを意識する
事業開発部で取り扱うテーマには正解はないので、仮説・検証を繰り返すことがよくあります。ただし、とりあえずやってみようというよりは、まず最初に課題・仮説を考えることを大切にしています。20代〜40代のメンバーが集まり各自の経験値が違うなか、チームとしても試行錯誤を繰り返し変化をし続けていく、だからこそ「常に考え、共有し、もがきながら、行動をする」なのです。
「発言して議論する」ことも大切にしています。マーケティングの理解のすり合わせもありますが「意図的にコントロールできる範囲を理解する」「他責で物事を捉えない」「変なプライドは捨てて素直に」など、自分自身も含めて俯瞰して視る力も養っていきます。それらをしていく上で「まずは、コミュニケーションの質より量を高めていく」というのが事業開発部の考えです。
毎月の読書ランチ会や毎週の事業開発道場と呼ばれる他社の事例を題材にディスカッションをする場だったり、マネージャーとの10分1on1を毎週行うなど、メンバー同士が対話をする場を用意し、コミュニケーションをとりながら自分の考えをアウトプットすることを続けています。
いかがだったでしょうか?
座波商会の事業開発部のメンバーたちは既存事業の成長をサポートしながら、新たな柱となる事業を生み出すため日々チャレンジしています。
今後の展開にご期待ください!
事業開発部のメンバー
事業開発部はメディアやWebや広告など様々な業界出身のメンバーが集まっており、2023年7月現在は5名のメンバーで活動しています。メンバーのインタビュー記事もぜひご覧ください。
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