置き去り猫を助けたい！最終回

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素敵なご縁をしっかり掴んで卒業していった8匹。その幸せな家猫生活を紹介して「置き去り猫を助けたい！」を終わります。本当にありがとうございました！

ピー→虎次郎（2021.11.26　正式譲渡）

「虎次郎」というかっこいい名前をもらい、里親さんご夫婦と先住猫の虎太郎君と一緒に暮らしています。里親さんにべったり甘え、毎日布団の真ん中で我が物顔で寝ているそうです。お外時代と比べると表情が驚くほど丸くなり、まるで子猫のように見える時もあります。満たされてる証だね。
虎次郎君だけはお見合いからのそのままトライアルだったので、みんなより一足早く正式譲渡になりました。

タビ・マメ（2021.12.9　正式譲渡）

若いご夫婦と小学生のお子さん2人、こんぶちゃんという先住犬がいる楽しいご家族のお家へ行きました。2匹ともすっかり慣れて、マメちゃんは相変わらず元気に走り回り、夜はタビちゃんも一緒にお子さんとベッドでぬくぬく寝ているそう。仲良し親子はこの先もずっと一緒です。

お届けの様子を書けなかったのでここで少し。お届け当日は寂しくて泣いてしまうかも...と思っていたのですが、マメちゃんが朝ごはんを遊びながら食べてなかなか食べ終わらず、バタバタしてしんみりムードはゼロ。

しかも車で約3時間の道中はキャリーの中でヘソ天で寝っ転がり、タビちゃんをギュウギュウ押しのけやりたい放題。なんだか笑ってしまい、寂しいお別れにならずに済みました。さすがマメちゃん。タビちゃんも偉かったね！

エビ→にこちゃ（2021.12.25　正式譲渡）

超甘えん坊わんぱくシャーシャー猫のエビちゃんは、じっくり向き合ってくれる里親さんの元へ行きました。一緒にニコニコ暮らしたいという想いと、エビのコミカルな様子を表す「ちゃ」を付けて「にこちゃ」という名前をもらいました。どんどん表情が柔らかくなっているので、里親さんにベタベタに甘える日も近そうです。Instagramはこちら

お届け当日の電車の中では完全に気配を消しうんともすんとも言わなかったにこちゃ。いるのか心配になって何度かキャリーを覗いてしまいました。里親さんちに着くと、トイレの中で固まって石像状態。このあと約2日間もガチガチだったそうです。夜鳴きもたっぷり3週間、それでも丸ごと受け入れてもらえて幸せだね、にこちゃ！

ビワ・ポー・モネ→ズズちゃん（2021.12.25　正式譲渡）

1人暮らしの優しい里親さんの元で親子3匹一緒に暮らしています。ベッド下に篭っていた慎重なビワちゃんも、最近ではお部屋で寛いでくれるようになったそう。子猫たちは未だにビワママのおっぱいを飲んで毛繕いしてもらって、思う存分甘えながら元気にすくすく成長中です。Instagramはこちら

ビワ一家のお届けの様子も。里親さんちに着いた途端、すぐに部屋の隅に用意されたハウスに逃げ込むビワとポー。それを横目に早速探検を始めるズズちゃんの胆力に驚きました。部屋を隅々までチェックし、早々にキャットタワーのてっぺんを制覇したズズちゃんにビワとポーちゃんは唖然。その様子を見て私とmayabellさん、里親さんで思わず笑ってしまいました。

ノン→空ちゃん（2022.1.25　正式譲渡）

先住猫の海ちゃんと姉妹ネームをもらい、明るい奥さんと穏やかな旦那さんの元でのびのび暮らしています。毎日ホットカーペットの上でゴロゴロ寛ぎ、海ちゃんともいい感じの距離感でうまくやっているようです。置き去り猫活動中にひょこっと現れたラッキーガール、幸せを掴みました。

ノンちゃんお届け当日はまずmayabellさんちに迎えに行き、その足で里親さんちにお届けに行きました。2週間ぶりの再会に「あんた誰？」という顔をされましたが、なでなでしていたら思い出してくれたようでスリスリしてくれました。

移動中はまったく鳴かず騒がず、里親さんちに着いてからも大人しくケージに入って落ち着いていました。お届け数日後から夜鳴きや廊下にウンチなどやりたい放題するのですが、かわいいもんですと言ってくれた里親さんに感謝です。

みんな、ずっとずっと幸せでいてね。
出会えて良かった。ありがとう。

終わり