『評価される為に生きるは悪か?』


.
わたしは10代の頃
何年も書道を習っていた。

家族が最初に習っていたのもあったけれど
人生でいくつもやった習い事の中で
唯一自分で『やりたい!』と思って
自発的に始めた習い事が書道だった。

何事も続かないわたしが
何年も続いていたなんて
自分でもびっくりしていたんだけれど


その、続けていた理由が

『ウケがいいから!』だけだった。

いや、本当にウケがよかった!


字もろくに書けなさそうな
全身ピンクを身に纏ったヤバそうな女が(笑)

めちゃくちゃ大きな紙に
めちゃくちゃ細かい
書道の作品を書いていた訳なので

それはもう非常にウケがよかった。

高校の文化祭では
グループの出し物に与えられる
優秀賞みたいなやつを
わたしの作品が1人で賞を取っちゃったし

生徒にめちゃくちゃ煩い先生から
すごく優しくされていたり(笑)

あーこれが噂で聞く
『ひいき』と言うやつなんだなー
なんて、思いながら‥(笑)


作品展に出せば
色々な人が作品を観に来てくれるし

『すごい!感動!』みたいな
心から言ってくれているんだろうなー
と、言う様な感じで言われる事しかなくて

『作品を書いて欲しい!』とまで
言われることもあって

おばあちゃんやおじいちゃんからも
評価されまくって

とにかく『大人ウケ』が良すぎた。


わたしはそのウケの快感でしか
書道を続けていなった。


当時は周りの人達に
『なんでずっと書道をやっているの?』
と、よく聞かれていたけれど

『人ウケがまじでいい!!』
『中でも年寄りウケがすごい(笑)』

と、しか答えていなかった。

そして、
言った相手もそこそこ笑っていたし。

まだ10代後半だったわたしは
『あ、ウケのいい事すればいいのかな?』
みたいな
『ウケがいいと言う理由で
やっていると言う行為もおもしろいのかな?』
みたいな感覚で思ってしまっていた。


今になって気づくのは
これ全部
『評価される為だけにやっていたこと。』

『ただ認められたいの一択』

でも当時は、順調にいっていたし
悩んだりつまづいたりしていないから

『そんな考えよくないよ!』などの
指摘は一切されなかった。


悩んだりつまづいたりしていないから。
(大事な事だと思うから2度言うʬʬʬ)


そして、何もしていなく何もなく
ただただ考え込んでいる今。

『周りの評価なんて気にしてはダメ!』
と、人格否定まがいの言葉を

手のひらを返したかの様に
みんな口を揃えて言ってくるわけ!

もう、何百回言われたことか‥
(何百回は盛ったけども)

それさ、
当時のわたしに言ってくれよ!!!ʬʬʬ


本人は昔と変わらず同じ思考をしていても
成功していたり順調だったりする時には
誰も言わないんだな‥と、思った事でした。

と、書いていながら思ったのは

その場その場で勝手なことしか言わない
そんな身勝手な周りのことを気にするな!
と、言う意味かもしれない。


そして『評価を気にしない生き方』も
もちろんいいけれど。
『評価される為に生きる』のは
決して悪くないと思っている!

生き方にいい悪いもないでしょ?と。
.

#note #日記 #考え方 #コラム #作品
#自己肯定感 #嫉妬 #メンタル

私の老後の貯金にご協力をお願いします。 2000万円貯まるまであと2000万円必要です。