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大好きだからこそ、関係を結びなおしたい。私は、大好きな『おてつたび』という会社を卒業します。

お世話になっているみなさまへ。私は、元気にやっています。

こんにちは。田中沙季です。
おてつたび公式noteで、インタビュー記事など執筆していましたが、今日は久しぶりに、個人としてのnoteを書きます。(あくまで個人としての発信です!)

誰だって、大好きだからこそ、距離感や関わり方について悩むことってあると思います。
色々な見方はあるかと思いますが、大好きだからこそ離れる、という選択肢だって、長期的にはあっていいはず。そんな私の選択についてのお話。

そして「おてつたび」はとっても素敵なメンバーで運営しているサービスなので、もっともっと知ってほしい。安心して使ってほしい。
私が見てきた「おてつたび」についても、微力ながら紹介させてください。

◆私がおてつたびと関わるまで

私は、もともとユーザーとしておてつたびを知り、関わりはじめました。

Facebookで友達が紹介していたことで存在を知り、おてつたびに登録したのは大学二年の頃。
私はもともと美大浪人中にリゾートバイトをしていたし、色々な場所に行くことや人と関わることが好きだったので、お手伝いをしながら旅ができる、というしくみには惹かれるものがありました。

2018年冬、岐阜県飛騨市の「渡辺酒造店」を訪れたのが、初めての「おてつたび」。
そこから、茨城県ひたちなか市阿字ヶ浦の「イバフォルニア・プロジェクト」、和歌山県紀の川市の「めっけもん広場」、熊本県宇城市の「宮川洋蘭」、長野県辰野町の農家さんへ、おてつたびしました。
(そして実は、次の一月のいちご農園のおてつたびも行く予定です。)

私が初めてこのサービスを使った当時の株式会社おてつたびは、代表の里菜さん一人だけ。
リードエンジニアのともきさんたちもまだ社員ではなく、今のような公式サイトもまだ無く、クローズドで小さくマッチングが行われていた頃でした。
(当時から応援してくださっているお宿さんや地域の方も多く、たくさんの方の想いがあって成長してきたサービスなんだなあ、、と嬉しく思います)

初めてのおてつたびに参加した後、「経験談を話してほしい!」とお話をもらったところに深く考えずにOKを出して、小さな小さなイベントで経験談をシェア。(ちなみに、そのイベントは現在、オンラインで行われている「おてつたびMeetup」に成長しています。)
そこからだんだんと、運営側に関わるようになっていきました。

◆おてつたびでの日々と、私が大好きなおてつたびを離れる理由

もともと、別に意識高い系でも何でもない、ただの美大生だった私。
大学の講義や課外活動との兼ね合いもあり、関わる度合いは変化しながらも、2年ほど、インターンとして関わりました。
Twitterの運用、Facebookの運用、イベント運営の手伝いやイベントカバーの作成、ステッカーデザイン、インタビュー記事の作成などなど、色々なことに挑戦させてもらいました。

まだまだ部署という概念もなく、”気づいた誰かがフォローしながら、チームが進んでいく”といった雰囲気だった当時から、里菜さんの想いは変わりません。
失敗を恐れすぎないこと。おてつたびのために仮説をたてて考えて行動したうえで、仮説がうまくいかなかったことを責める人は誰もいない。そんな状況だったら、再度、その理由を分析して次につなげればいいし、いくらでも相談に乗ってくれるチームの仲間がいる。

大学4年になり、進路選択を考えたときに、私が選んだのは、ツアーの行程管理をする添乗員のお仕事。
それと同時に、おてつたびにもまだ関わりたいと思ったし、それこそ、おてつたび先となる観光の現場の声も知っていてこそ見えてくるものがあると思った。

そうして相談して決めたのが、添乗員や富士山ガイドをしながらおてつたびにも関わる、という複業的な選択肢。
大学卒業後は広報として、プレスリリースの作成や、原稿のチェック、おてつたびを使う方とのオンライン通話などなどを担当していました。(たくさんのおてつびとさんとお話しました。楽しかったなあ!)

その一方で、夏に、富士登山ガイドをしていた時期から、この働き方での両立の難しさを感じていました。

週数日の出社の中で、だんだんと頭の切り替えが追いつかなくなり、私の確認ミスから迷惑をかけてしまうことも出てきました。もちろん、それをとやかく言うような組織ではないのですが、中途半端に関わるなんて、やっぱり嫌で。

どちらか一本に絞らなければ、このまま両立は難しい。だったら、添乗員の仕事に集中してみたい。
きりが良い年末で一旦離れたい、と相談し、今に至ります。

◆大好きな、おてつたびの仲間たちについて

おてつたびの素敵な仲間たちについて紹介させてください。組織を離れる私が書くのも何ですが、それくらい、自慢したい素敵な素敵な仲間たちです。(入社エントリをあわせて紹介します)

●土居さん。
オフィスの三ツ口コンロを使いこなす、土居シェフ。関わっている人を驚くほどよく覚えていて凄いです。


●ともきさん。
黙々とコードを書いていて、あまり話さない方なのかなと思いきや、慣れると結構お話してくれます。みんなが気づかずスルーしている部分まで気を配ってくれる人です。


●がんさん。
おてつたびの癒し担当(?)としてみんなに愛されているエンジニアのがんさん。怒ってるのを見たことないです。いつも相手してくれてありがとうございます(笑)


●ぶりさん。
場の空気を盛り上げるのが得意なぶりさん。毎日誰かをご飯に誘っています。サービスの成長に対する思いは人一倍です。ラーメンばっかり食べています。


●ぎっしーさん。
何かあった時、この人に相談すれば99.9%解決すると思っています。引き出しがめちゃくちゃ多いので、訊いたら何でも答えが返ってきます。


●花ちゃん。
地域サポート担当、明るい電話の声と、普段の雰囲気が大好きです。ピクミンの話をし始めてから、ピクミンのイメージがついちゃいました。

●そのちゃん。
TV業界から転職、未経験広報として大大大活躍中!思い立ったらすぐ行動、フットワークの軽さも素敵。人として大好きです!

●りなさん。
大好きなりなさん!今では定着している「さきっちょ」というニックネームで呼び始めてくれたのもりなさんでした!
肩書きは「代表」「社長」かもしれないけど、やっぱり、りなさんはりなさんだと思っています☺

記事はないのですが、インターンのみんな。
熱い想いを持ったみんなの活躍に、まだまだ期待しています!

◆最後に

私は今日、おてつたびを離れるけれど、ただちょっとだけ、関わり方を結び直すときが来たのだと思っています。

おてつたびは、使ってくれているおてつびとの皆さんも、おてつびとを受け入れてくださる地域の皆さんも、とっても素敵な方ばかりのサービスです。

おてつたびの目指す世界に近づいて行くのを、これからも、陰ながら応援させてください。

コロナの状況も日々変わる中で、ヒヤヒヤしてはいますが、添乗員を中心に、夏は富士山ガイドをできたらいいなと思っていますし、あえて全然知らない業界に飛び込んでみるのもいいかな、とも考えています。

また、いつの日か、もっともっと私も成長した先で、一緒に未来を作れる日を楽しみにしています。


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