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ポールには友達がいない ~残念なビートルズ(8)「ポール、実は、おばあちゃん?」

2020年6月10日(水)。
この日、人気番組「水曜日のダウンタウン」(TBS系)の「ショート説ランキングTOP50」というコーナーで「ポール・マッカートニー 知らない人が見たらおばあさん説」が49位で紹介されました。過去に放送された「ショート説」の総集編でしたが、ツイッターでも、その瞬間ポールがちょっとだけ話題に上りました。

このネタ、小学生にポールの最新の写真を見せて「おじいさんに見えるか」「おばあさんに見えるか」を調査するものでしたが、その結果、122人中おばあさんが71人、おじいさんが50人、ポール・マッカートニーという答えが1人(Oh!)、でした。

たしかに、イングランドの上品なおばあさんの雰囲気?

テレビでは、おばあさんと答えた子供たちの声を大きく取り上げていたので、残念ながら、数字以上に「やっぱりポールは、おばあさんだったんだ(笑)」という印象を多くの視聴者が抱いたかもしれません。
ポールの「おばあちゃんソング」については、この連載の2回目に取り上げましたが、果たして見た目についてはどうでしょう?

小学生へのアンケート調査時のポールの年齢は75歳くらいです。
老人ホームに入っていても決しておかしくない年齢です。
若いころとはホルモンバランスがずいぶん違っていて、男性ホルモンの分泌量が下がるのはもちろんですが、女性ホルモンについては、むしろ女性より男性の方が分泌量が多くなるという説もあるくらいです。
老人ホームでは、どちらかと言えば「おじいさんのようなおばあさん」に出会える確率が格段に高いことは、みなさんご納得いただける話かと思います。
女性らしさを支える女性ホルモンが減り、髪が薄くなり、手入れの楽な短髪になり、やさしいおじいさんっぽく見えてくる。
しかし、おばあさんに見えるおじいさんに出会える機会は、なかなかありません。
おじいさんがおばあさんに見える場合の重要な要素としては、やはり髪型でしょうね。
さらに、ゴツゴツした顔立ちでは、おばあさんには見えないので、やはり、それなりの美形でないと難しいかも。
ポールのデビューのころのお顔を思い出していただければいいのですが、その可愛らしさといったら、現在放送中の大河ドラマ「どうする家康」で井伊直政を演じる板垣李光人レベル(?)ですから、ちょっと紅を入れて、顔を隠すように薄い布を垂らした「市女笠(いちめかさ)」でもかぶったら、たちまち女暗殺人にでも変身できそうです。
そんなやさしい顔立ちのポールが、むやみに太りもせず、ひげも伸ばさず、ふさふさの髪も後ろに垂らすほどの長さだったら、そりゃ、おばあさんに見えても仕方ないかもしれませんね。

残念な話題ではありましたが、あらためて「ポールはアイドルだったんだな~」と認識した次第です。


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