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二兎を追う者は一兎をも得ず -2023年を振り返って-


はじめに

こんばんは。今更ながら、去年の2023年と一昨年の2022年を比較して、2023年はかなりもったいないことをしたという反省点がありました。完全に個人の振り返りと気づきとして書き残してますが、誰かの何かの気づきに繋がれば嬉しいです^^ 書き殴っているので読みづらいかもです。

2023年を一言で表すと「二兎を追う者は一兎をも得ず」

なぜそう思ったのか

 僕の過去のnoteを見ていただいた方はわかると思いますが、僕の大学生活2021~2022年は、プログラミングだけに集中して死ぬほど全力で取り組んでいました。そのおかげで、プログラミングの師匠となる方たちとの出会い、天才同じ歳の起業家との出会い、様々な企業でインターンなどを経験しビジネスを学ぶ、個人で業務委託を結ぶ、メガベンチャー内定など様々な経験や実績を手に入れました。その頑張りのおかげで多くの選択肢を取れるようになりました。学生にしてはお金も十分に稼げるようになったし、アルバイトしている学生よりは自由な時間が多かったです。この状態で残り1年も大学生活が残っていた自分にはやりたいことがたくさんありました。(mustのTOEIC、海外旅、プログラミング、ビジネス関連、遊びなどなど)
しかし、この多くのやりたいことをやれる状態は幸せなことでもありますが、危険な状態にいることに気づいていませんでした。

2023年の自分は全ての選択肢を取りたかった

 2023年はいろんな人に「自分は全ての選択肢を取る」と言ってた気がしてます。TOEIC800も取るし、海外旅もするし、大学生活最後に遊びまくるし、プログラミングもやりまくる、「1度にすべての選択肢を取るぞ」という気持ちで2023年を過ごしていました。しかし、その選択肢の中で実際にやり切ったと言えることは、特にありません。すべての選択肢を一度に取ることは不可能でした。強いてできたことを上げるとすれば、海外旅で10カ国行けたことです(ちゃんと自分をマネジメントできていたらもっといろんな国に行けたはず)、TOEICも終わらなかったし、プログラミングも全然ちゃんとできませんでした。普通に天狗になっていたこともあると思います、まだまだ子供ですね。もしひとつひとつの物事に忠実に向き合っていれば、すべてを全うできていたかもしれないです。

なぜ2022年はこのような状態にならなかったのか

 視野が狭く、取れる選択肢が全くなかったからだと思います。プログラミングができる前の自分は本当に世界が狭かったです。しかし、それはメリットでもありました。視野が狭い分、やることが明確で一点集中していました。当時の自分にはプログラミングをするという選択肢しかなかったのです、できることが少ないおかげで成長意欲がとても高かったと思います。その一点集中のおかげでかなり成長していたことに気づきました。

反省点を生かして - 2024年の抱負

 自分のやるべきこと(タスク)にひとつづつ集中すること。手を付けるべきものを増やしすぎない。もし増やしすぎてしまったら、優先順位をつけて、ひとつひとつに全力集中することを学びました。ひとつづ成果を出していく。
 自分のやりたいことをたくさんやっていた2023年ですが、ひとつのことに集中していた2022年の方が人生の密度が濃かったなと思っています。この反省を22歳のうちに学ぶことができて本当に良かったと思います。この時間的・金銭的自由がある状況の中での失敗を経験できて良かったです。2024年からは社会人になって時間的自由がなくなるので、この気づきを得ることはできなかったと思います。2024年は一兎を追うことはもちろん、社内の状況がまだ把握しきれてないことから具体的で明確な目標を立てることはできませんが「失敗できる機会をたくさん作る」これが2024年の抱負です。新卒という特権を最大限活用します。新規事業立ち上げや社内起業を目指す、海外赴任を目指す、とにかく挑戦できることがあったら真っ先に手を挙げようと思います。30歳までは失敗し続ける(失敗できるような状況に身を置き続ける)人生を歩みたいと思っています、過労死するほど働くことが目標です。

終わりに

 人生、全ての選択肢を取ることはできるが、一度に全てを取ることはできないことを学びました。そして、やっぱり「Stay hungry, Stay foolish.」だなって思いました。この言葉は、スティーブ・ジョブズがスタンフォード大学の卒業式で行ったスピーチで出た言葉です。直訳すると「いつまでも飢えていろ、バカでいろ」と言う訳になります。自らの生い立ちや闘病生活を織り交ぜながら、人生観を余すところなく語ったことで伝説のスピーチと言われています。

Appleで成功していたスティーブ・ジョブズがこの言葉を言えるのは本当にすごいなとずっと思っていて好きな言葉です。僕なりの解釈だと「いつまでも謙虚で、何事にも挑戦する勇気を忘れるな」と言う意味だと解釈しています。2023年はあまりStay hungry, Stay foolish.を体現することができていなかったので、2024年は新社会人として体現できるほど死ぬ気で働きます。この先の自分の人生に期待して。
p.s. ジョブズのスピーチをよく解説している記事があったので載せておきます。

「Stay hungry, Stay foolish.」
hungry:

過去の成功を捨てること。身軽でいること。心から好きなことを見つけるまで立ち止まらないこと。自分には何もないと自覚すること。自分の心と直観に従うこと。

foolish:
多数派の信じることに反してでも、自分の心に従うこと。成功を捨ててゼロからやり直すこと。本当に好きなことを見つけるまで立ち止まらないこと。他人の人生を生きないこと。ドグマにとらわれないこと。

第34回:Stay hungry, stay foolishの訳は「ハングリーであれ、愚かであれ」なのか?


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