Multiple LOG～『山陰海岸ジオパーク』の風景～

京都府京丹後市の網野町にある『山陰海岸ジオパーク』に行ってきました(^^)/

京丹後市網野町は、京都府の北部に突き出た「丹後半島」にあり、日本海に面した風光明媚な景観と遺跡が点在する古代の浪漫がクロスオーバーする街で、
山陰海岸ジオパークとは、「山陰地方の景観が素晴らしくて地質学的に重要だから、これ教育に使えるし保護して地質遺産にしちゃえ！」って感じで、ユネスコに認定された山陰地方の日本海側の一部の地域となり、

今回訪れたのは、網野町の浜詰漁港から塩江漁港の間で、「山陰海岸ジオパークトレイル」の案内板があれど、道中　山側の砂が道まで流出していたり、崖が波に浸食された影響などで道が傾いていたり、岩場に下りれば波しぶき舞う日本海の洗礼ありと、なかなかアウトドアな印象が強くて、ジーンズ&ランニングシューズという装いは、かなり場違いなスタイルだったというのが総論ですが、

取り敢えず、浜詰漁港をぐるりと散策しながら、潮風と陽の光がカラダ全部を心地よく包んでくれる様を楽しみつつ、防波堤の上のみならず、遠くの岩場にも釣り人がおり、こりゃ向こうの岩場にも行ってみたいと言うワクワク感に身を委ねて、漁港を抜けてトレイル道に入り、入江を周回後、漁港の対岸にある岩場に下りてみれば、

蒼空と岩場に挟まれた圧巻の日本海を望むことができ、これは遠く微かに弧を描く水平線が綺麗すぎて見惚れる風景で、岩場に視線を戻せば凝灰岩が波で浸食された波食棚が広がる雄大な眺めを楽しむことができる、マル秘の釣りスポットとしても実用的な奇岩地帯で、

更に岩場を進み海側に行くと、吹き荒ぶ風と白浪が岩にぶつかり塩水の飛沫が重なる臨場感をカラダに感じることができて、トレイル道には戻らず岩場を進めば、切り立った岩場は天然のアスレチックコースとなって立ち塞がるも、ギリギリまで岩場を攻めてから獣道的な小道を上がってトレイル道に戻り、そのまま西へ向かうと、

行く先の山腹に霊園が見え、眼前に日本海を見下ろす最高のロケーションのそこは、綺麗に整備されている様子から地元である塩江の方々に大切にされているのが分かる霊園で、直ぐ横が塩江漁港になっていて、そこがこのトレイル道の終点　塩江地区となり、塩江漁港を見学してから、

来た道を引き返して浜詰漁港に向かう途中に、謎の古墳『大泊古墳』や案内板すらない忘れられた展望台があったりと、見落としてしまいそうなスポットがあり、

大泊古墳は、案内板はあれども解説板はなく、ただ立派な石室を観ることができて、

展望台に関しては、道中の長い階段には土が積もって登りにくく案内板が無いのが納得できる未整備の状態ですが、展望台そのものはしっかりしており、そこからの眺めも一級品で、かつては地元の園児たちの遠足先になり賑わっていた場所も、今では記憶からも消えそうなくらい静まり返った場所になっていますが、発見できれば物思いに耽るには丁度いい展望施設で、

今回通ったトレイル道は、全体的にあまり整備をされている状態ではなく、楽しむためには多少の準備と用心が必要だったりしますが、

山陰海岸ジオパークそのものは延々と丹後半島最北端の「経ヶ岬」まで続くので、ドライブ、ツーリング、なんかでも楽しめる絶景堪能コースが超絶風光明媚なトレイルコースでしたぁ(#^.^#)

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