服と食と土

土のおかげでわたしたちは服と食に触れることができる。

コットン、ウール、野菜。どれも土から生み出されている。ゆえに、健全な土が必要不可欠である。それにもかかわらず、大量生産に伴う農薬や殺虫剤の使用によって、土が死んでしまう。今後５年間は健全な土に戻ることはないそうだ。そういう意味では、土を健康に保つことは土にとっても人にとっても健全は形といえる。

また、気候変動にも大きな影響を及ぼしている。PatagoniaやAllbirdsのホームページによると、土地利用における温室効果ガスの総排出量は地球上全体の約4分の1を占めているそうだ。そのため、両ブランドは事業として再生型農業にも注力している。

さらに、健全な土は温室効果ガスの原因である二酸化炭素を取り込むことができる。根を通じて土壌中に炭素が放出され、それらが微生物に取り込まれることによって、大気中に出ることなく地中に止めることができる。見事なエコシステムである。

ちなみに、Patagoniaでは実際にアウトドアアパレルだけでなく、食品も作っている。クラフトビールだけいただいたことがある。

ロング・ルートと称し、文字通り長い根を蓄えた穀物でウィットとペールエールを作っている。

なぜ、ビールなのか？

これビール好きじゃない人におすすめです。