見出し画像

バンクーバーにおけるドラッグ問題

カナダでは銃規制が敷かれている代わりといってはなんですが、ドラッグは合法化されています。数年前にマリワナすら合法化されました

実はドラッグ問題はかなり深刻なことになっているのですが、タブー化されている部分があったりと、その実態はよく知られていなかったところ、少し前にこのYoutubeビデオが出回ってみなの関心が高まっているようです。

(英語の勉強もかねて見て見ることをオススメします)

路上にはびこるホームレス

Beautiful British Colombiaとか、世界で2番目に住みよい国だとか呼ばれていますが、商業施設の近くやお店の多い通りの周辺を歩くと必ずと言っていいほどホームレスの人たちを見かけます。

近隣の公園には「テント・シティ」と呼ばれる、ホームレスの人たちのテントが密集している状態が見られたりもします。

BC州の土地はここ数年で急騰しているため、高くて場所が見つからないからホームレスが増えている~という人も多いのですが、実は問題はそこまで単純ではないのです。

ドラッグ中毒者はシェルターに入れない

ホームレス用のシェルターや施設は存在していますが、ドラッグやアルコール中毒だと入れないのです。

また、政府からの支援金もありますが、ドラッグ中毒状態だと、何が何でもドラッグが欲しくなるので、そのお金をドラッグに使ってしまうのです。

政府が無料でドラッグを配っている

さらに上記に動画によると、政府が無料でドラッグを配布しているとのことです。これは中毒者が違法ルートでおかしな成分の入ったドラッグを購入したり、ドラッグを求めて犯罪を犯さないように、という趣旨で行われているのですが、ドラッグ中毒から更生するためのサポートが不足しているので根本的な解決にはなっていないのが現状です。

さらに上記の動画では、ドラッグが配布が推進されることで利益を得ている人たちがいるためにこういった対策が推し進められているとまで言及しています。

増える犯罪

特にコロナ以降、ドラッグ中毒者による犯罪件数が激増しています。

アメリカのホームレスに比べるとまだまだ攻撃性は低いみたいですが(LAから来た知り合いは、夜道で携帯などを使うとそれを狙ってきた相手に刺されるのが当たり前とか言っていました)それでもテントの中に重火器があるのが発見されたり、一般人が歩いていたら急に頭を殴られたとか、婦人警官が刺殺されるという事件が起きています。

そして犯人はたとえ捕まっても同日に釈放され、また同様の犯罪を犯す…という悪循環に陥っています。

まとめ

海外生活=バラ色ではないですよ、ということが言いたくてこの記事を書いています。

もし、バンクーバーへ来られる際にはこういう問題が起きているということを念頭に置いておいた方がいいと思います。景気の悪化に伴い、ドラッグ問題もより深刻化していくと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?