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【120%私見】カナダ生活 楽しめる?楽しめない??

たまにカナダに留学やワーキングホリデーで来た人で

カナダ、つまらない

って言う人をたまに見かけます
(もっと具体的に都市名を挙げる人もいますが、、、)
個人がどう感じるかは本人の自由なので、つまらないと感じる事自体はいいのですが、せっかく航空券や滞在費、学費も含めて多額投資したにも関わらずつまらないと感じてしまうのは残念なことですし、カナダ愛溢れる人達から「え?何言ってんの、コイツ?」と白い目で見られるのも残念なので、120%私の個人的な意見ではあるものの、こういう人はカナダ生活が楽しめそう or カナダ生活にストレスを感じそうという例を挙げてみたいと思います
(あくまで私見なので、異論ある人もいると思います)


カナダ生活が楽しめないかもしれない人

City life以外はつまらないと感じるタイプ

友達から遊ぼうと誘われたとき、繁華街で過ごす(飲みに行く、クラブに行く、お買い物等)こと以外はつまらないと感じる人はカナダ生活にストレスを感じる可能性があると思います
割と都市部と言われるトロントやバンクーバーでさえ、日本の首都圏と比べて「つまらない」と感じる人が一定数いるようです
同じようなタイプの友達を見つけて、なるべく繁華街で過ごしたり、カフェ巡りやMallでお買い物という方法もありますが、物価が高いこともあり、「日本だったらもっと選択肢があるのに」「日本ならもっと安いのに」等の不満を感じるかもしれません
ハッピーアワーやBuy one get one等のキャンペーンを活用することで何とか生き抜く方法もありますが、City lifeを思う存分楽しめるのは、あくまでフルタイムでそれなりに稼げるようになってからになると思います
自分は絶対にお金には困らない!というタイプであれば楽しめるかもしれませんが、City Life派でカナダ生活を楽しみたい人はなるべく日本でお金を貯めてから渡航されることをお勧めします

人との共同生活が苦痛な人

カナダで一人暮らししようとなると家賃が高過ぎて、よほど滞在資金に余裕がある人か、めちゃくちゃ稼ぎが良い人以外はシェアハウスに住む、ホームステイする等の選択になると思います
個室は自分の空間だったとしてもそれ以外の空間(キッチン、リビングルーム、バスルーム等)を人とシェア
人によっては「意外と大丈夫だわ」と思う人もいるでしょうし、「自分には難しい」と感じる人もいるでしょう
誰かと住むのは絶対無理!という人も十分お金を貯めて渡航することをお勧めします

部屋の中で一人で一日中過ごせないタイプ

カナダはロッキー山脈より東側は冬は長く、雪が積もります
ロッキー山脈の西側の街(バンクーバー等)は雪は少なめですが、雨がとにかく多い
なので、カナダ全体的に冬季は外出が億劫になりがちです
例えば、Winter sportsが好きで、雪welcome!雪だからこそ出掛けます!みたいなタイプはよいのですが、そうではない場合、お冬はうち時間が増えることを余儀なくされます
また場所や仕事によっては冬季は仕事のシフトも減らされがちということも、、
読書や動画視聴で一日中家にいても大丈夫!インドア生活Welcome!という人はカナダ生活にストレスを感じにくいと思いますが、「家にいても何をしていいか分からない。街へのお出掛けがストレス発散の全て」という人はカナダの冬を過ごすのが苦痛になるかもしれません

タイパ・コスパ重視の人

最近はタイムパフォーマンスやコストパフォーマンス重視の人が一定数いると聞いてます
(実際どれぐらい存在するのかは知らないですけど)
残念ながら、カナダでの生活はタイパやコスパとは縁遠いものと言わざるを得ません
バスが遅れて来ることは多々あるし、満員と言ってバスに乗せてもらえないことさえある
通販が翌日に届くことはまれだし、ずっと家にいたのに不在票が入ってポストオフィスに取りに行く羽目になるとかは日常茶飯事です
インフレもあって物価は全体的に高め
カナダでタイパ・コスパの良い物を上げてみろと言われても、そんな物あったかしら?と思うレベル
カナダの方が時給高いんだから働く時間短めで多く稼げるからタイパ高めと思う人もいるかもしれませんが、その分家賃も物価も高めなので、タイパ高めと言えるかどうか、、、
また、以下の記事でも書きましたが、現在カナダで仕事を見つけるのが非常に難しくなって来ていることもあり、ガッツリ稼ぐ気で渡航したのに、なかなか仕事が見つからず軍資金をどんどん減らすことになる可能性さえあります

これらのことから、タイパ・コスパを重要視する人はカナダに来ると逆に日本よりストレスがたまるかもしれません、、、

金儲けの為だけにカナダに渡航しようとしている人

最近は円安の影響もあって「海外で出稼ぎ」というようなキーワードが目に付きます
「1ヶ月で50万円稼ぎました!」というような一部の成功者の例がマスコミに取り上げられていますが、その裏では留学生が生活に困ってFood Bankに並び、その多さにカナダ人やカナダ永住権保持者の生活困窮者に食べ物が回らない等の事例が発生し、問題視されたことも

もちろんマスコミが取り上げたように日本より稼げる人が一定数いるのは事実ですが、誰もがそのように稼げる訳ではないし、最近はカナダ経済も少しずつ弱くなって来ていることから、日本のマスコミが「海外出稼ぎ」をもてはやした時期ほどの状態ではなくなって来ているように感じます
お金を稼ぐことだけを目的にカナダに来た場合、なかなか仕事が見つからず、渡航資金が減るばかりの状況に陥った時に「こんなはずではなかった」と思う可能性が高いので、せめてお金を稼ぐ以外の目的を持って渡航される方がモチベーションを保ちやすいと思います

カナダ生活が楽しめそうな人

何でもチャレンジできるタイプ

カナダに来ると日本ではあまり馴染みがないものに誘われたりします
私がカナダに来て初めてしたことの例で言うと、Supやsnowshoeing、cross countryとかでしょうか
カナダは都市部に住んでいたとしても、アウトドアの遊びに誘われることがよくあると思います
「私はCity派だから興味ない」という人でもやってみたら、意外とアウトドアにハマったという人は何人も見たことがあります
カナダはアウトドアで楽しめることが多いので、自分がそれらに合うと分かると行動や人脈の範囲も広がると思います
また、アウトドアに限らず、カナダでインドアでするボルダリングにハマった人やラテアートにハマった人に出会ったことがあります
自分がやったことないこと、やり慣れていないことに誘われたときに「よし!やってみるか!」と思って行動に移せるタイプはカナダを楽しめるタイプだと思います

自分の楽しみが確立されていて一人でも過ごせるタイプ

上に「新しいことにチャレンジできる人がカナダに合うかも」に反して、チャレンジできない人がカナダに合わないかと言われるとそうではないとも思います
自分の楽しみを確立できている、一人で過ごせるタイプ(特にインドア)もまたカナダで楽しく過ごせると思います
上にも書いた通り、カナダでは特に冬季は自然と家に篭りがちになるので、一人でおうち時間を楽しめるタイプもカナダに向いていると思います

自炊が苦にならないタイプ

カナダは物価や外食費が上がっている上にチップ文化があるので、外食はかなり高額になります
日本だと牛丼チェーン店等安価で満足できる選択肢がいくつかありますが、カナダの場合、チップが不要なファーストフードでさえ日本よりは高額です
余程財布に余裕がある人ではない限り、自炊が自分の資金をマネージメントする鍵になるので、自炊が苦にならないタイプの方がカナダに向いていると思います

アウトドア/Winterスポーツが好きな人

上にも書いた通り、カナダはアウトドア大国です
Hiking、camping、biking、カヌー、釣り等が好きな人にはうってつけの場所と言えます
「車ないといけない!」と思うでしょうが、アウトドア好き人口高めなので、公共交通機関で行ける場所があったり、同じような趣味の人を探せば車で行く時に誘ってもらえることも
夏は日も長く、夜8時ぐらいまで(場所によってはもう少し遅くても)外は明るいので、仕事の前後にアウトドアを楽しむ人も少なくないです
またスキー、スノーボード等のWinterスポーツも盛んなので、それらが好きな人達にも打ってつけの場所と言えるでしょう
アウトドア大好き!という人にカナダはお勧めの渡航先です

細かいことを気にせず順応できるタイプ

バスがなかなか来なくても「まぁ仕方ないわー」と受け流せたり、日本のサービスと比較したりせず「カナダってこんな感じの国なんだな」と順応できる人の方がカナダの生活にストレスを感じにくいと思います
カナダだとスーパーのレジでお客様が並んでいるのにスタッフがドリンク休憩するのをお客様が待つとか、3時にはカフェは閉まってるとか、コンビニも夜は空いてないとか日本から来ると「ん???」と思うこと多数
そういう文化差に目くじらを立てたり、「日本ではー」とついつい比較ばっかりしてしまうとストレスを感じる機会が増えがちです
「ふーん、カナダではこうなのかー」とか「まぁ仕方ないっか」と受け流せるタイプの方がカナダを楽しめるように思います


ザッと私の意見をあげてみましたが、何度も言いますが、あくまで個人的な意見なんで人によって感じ方は違うと思います
最近はワーホリの人とかも「カナダ生活合わないわ」と思ったらビザ期限を待たずにスパッと帰国する人もよく見かけるので、実際にカナダ生活を体験してみてから自分の感覚を信じて行動してもいいかもしれませんね
留学生の人は学費を納めているので、カナダ生活が合わないからと言って簡単に帰国する気持ちにはならないとは思いますが、そういうときは「私はカナダに勉強に来たんだ」と初心に戻って学業に集中すると良いと思います
反対に特に何か学びたいことがある訳でもないのに留学を海外で働く手段にしようとしている人は個人的な意見ですが、2024年夏現在ではカナダ渡航はお勧めしません
なぜならカナディアンでさえ仕事を得るのが極めて難しい状況だから
2022年ぐらいまではその感覚でも楽しめたと思いますが、今は状況が大きく変わっているように感じます
せめて「海外で働く」のイメージがオフィスワークとかではなく、ファストフード店の店員、清掃員、ウェイトレス、飲食店の皿洗い等も含めてイメージできているならまだ良いのですが、あまりキラキラな留学生活をイメージして渡航するとギャップに悩まされるかもしれません
近年中に留学で来られる人は「現地で働く機会が得られなくても、自分はこれを英語で学びたかったからカナダに来たんだ」と思えるものを見つけてから渡航した方がもしなかなか仕事が見つからなかったとしても満足できると思います

相変わらず最後は辛口な意見になりましたが、私の意見を参考にされるも良し、無視するも良し
カナダに渡航を決めた場合は素晴らしい時間をカナダで過ごされることをお祈りしております

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