✨️記憶の宝物✨️

６年生の頃
いつも一緒に遊ぶ子が
急にわたしのことを避けるようになった。
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学校で会っても
声を何回もかけても
目を合わせても
毎回避けられて
とっても寂しかった…。
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わたしが何かしたのかな？
気づかないうちに
嫌なことをしてしまったのかな？
たくさんたくさん考えた。
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その子と
全く遊ばなくなったわたしをみて
母にも気づかれた。
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⁡母は
わたしに何も聞かなかったけれど
母が気にしていることはすぐに気づいた。
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⁡ちょうどこの時期
寒さを肌で感じるようになった頃
家族でみかん狩りをした。
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⁡その子にお土産として
🍊を届けに行こうかな？
母にそう話したら
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⁡母も気づいたのだろう
母の表情が少し和らいだ。
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🍊を持って行ったら
また遊んでくれるかなぁ～？
わたしは
ドキドキしながらみかんを持って行った。
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⁡まさかのわたしの登場に
その子はびっくりしていた。
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⁡だけどね
このみかんさん🍊達のお陰で
また2人で仲良く遊べるようになったの😊
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３０年後……
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⁡実はね
なみちゃんのお母さんがまだ元気な頃にね
言われたことがあるの。
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⁡昔
なみのことをいじめてたでしょ？
その子に真っ直ぐに聞いたらしい…。
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⁡そういえば…🤔昔…
母にも聞かれたことがあった。
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⁡その瞬間は
全く身に覚えがなくて
“ない”とはっきり答えた。
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“あのときはごめんね”
電話越しにそう話す彼女は
とっても申し訳なさそうだった。
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⁡よく
何かをされた側は“忘れない”と聞く
した側はすぐ“忘れる”と聞く
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⁡だけどね
わたしにとってその経験は
決して悲しい出来事ではなくて
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⁡わたしに
たくさんの気づきを与えてくれた
とっても大切な記憶の宝物だったの💎✨️
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⁡あの瞬間
確かに寂しかったことは覚えている。
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⁡だけどね
みかんさん達のお陰で
また“仲良く遊べた”✨
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⁡わたしにとって
“されたこと”よりも
その子と“また遊べる✨️✨️”
そのことの方が
何倍も嬉しかったんだ😊
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大人になると
どうしても
子供の頃の気持ちを持ち続けることは
難しいのかもしれない…。
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⁡ だけどね
例え何が起きたとしても
たくさん笑いあえる
そんな関係性を築くことはできる
わたしはそんな風に思うんだ✨️
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⁡それはね
あなたとわたしだから
✨️成立する✨️そんな関係性。
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⁡わたしはね
どんな経験にも感謝をしているの。
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⁡もちろん
理由があって
離れた方もたくさんいるけれど
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⁡どのご縁にも
“ありがとう”🙏✨
こころからそう感じているの。
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だってね
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たくさんの経験のお陰で
たくさんの方達に出逢えたお陰で
いまこの瞬間のわたしが
いまここにいる😊✨️
そう感じるから✨️✨️✨️


だからね
“ありがとう🙏✨”
こころからそう感じるんだ✨️✨️🦋.*˚～
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～おわり～
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最後まで読んでくださりありがとう🙏✨😊
わたしがこうして書き続けることができるのも
読んでくださるあなたのお陰です🙏✨
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たくさんの感謝を込めて…✨️
そして
いつまでも幸せでありますように…✨️✨️✨️
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Yuzu.yuzu.. “なみ”

2023.11.29.Instagramより⁡
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