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大学4年の4月から経験・知識0でゲーム業界目指して、ゲーム会社のプランナーで内定取るまで

↑これに至った経緯を書いた記事です

【この記事を書こうと思ったキッカケ】
・就活を振り返って整理したい
・就活大変だったから少しでもゲーム業界を目指す人の助けになれたらなぁ

【誰が読むと良い?】
・ゲーム業界志望しているひとりぼっちの大学生
・初心に帰りたいと思った未来の自分

【注意点】
・「企画書はコンセプトから書こう!」や「面接ではこうしよう!」みたいなのは他の人が解説してるためここでは書きません。
・「ただ内定もらっただけなのに説教すんじゃねぇよ」→ごめんなさい。なるべく説教臭くならないように心掛けます。
・自分の主観の経験の話&採用"される"側の感想なので、あくまでも参考程度に

【自分のスペック】
私立文系大学(日東駒専以下くらい)
ゲーム制作未経験
インターン未経験(※就活の最中に短期インターンに参加した。業界目指す時点では未経験)
サークル所属
居酒屋バイト
趣味は絵を描くこと、ゲーム
ガクチカはゼミ活動と時々サークル

【就活の結果】
受けた企業の特徴:主にコンシューマもスマホも開発実績がある中小企業
書類を出した企業数:約20社
書類選考突破数:感覚的に3社に2社くらいは突破
一次面接突破数:3社(面接でほぼ落とされた)
内定数:1社(内定貰った時点で終活)
___________________________________

【内容】
①企画書の書き方
②企画書以外のアピール資料を作った方が良い?
③コロナ禍での情報収集
④どうやってモチベを下げずにやってこれたか
⑤何が面接でウケが良かったと感じた?
⑥小ネタ


①企画書の書き方
・本を買った
・できた企画書を他人に見せること(ココナラ、友人、SNS)
・会社の人に質問すること

具体的な企画書の書き方については、プロのプランナーがnoteにまとめてたり、インターネットに企画書の書き方が転がってるので自分が書いても価値は無いためここには書きません。

ですが一応、私が参考にしていた企画書の書き方は
「ゲームプランナー入門 アイデア・企画書・仕様書の技術から就職まで」(著者:吉富賢介/出版社:技術評論社)という本です。アイデアの発想方法、具体化、企画書の書き方が記載されていてこれ一冊で企画書書けます。オススメです。

↑この本買った後に作った企画書の感想

"書き方"も重要ですが、企画書作成した後に"他人に見せること"がより重要かと思います。伝わらないと勿体ないので。。。
「コロナ禍でどうやって他人に見せてたんだよ!」っていう話なんですが、自分はココナラというアプリを使ってました(詳しくは検索してみて下さい)。
料金かかりますが、ゲーム会社で働いてる人に添削してもらえるので有効かと思います。あとは友人にLINEで送ってみるとか(恥ずかしいけど)。Twitterに自分の作品URLを上げてる人もいます。

企画書の書き方に正解は無いので、説明会を受けた時は「御社のプランナーの企画書で重要視しているところはどこですか?」と質問してみて、何を重視しているのかを直接聞いた方が良いですね。。

②企画書以外のアピール資料を作ったほうが良い?
・たぶんあったほうがよい

自分は書類選考はよく通る方だと思ってて、「俺の企画書ってイケてるのでは?!」と思ってたけど、よく考えたら企画書以外にも自己アピール資料を送ってて、そっちも考慮されて書類選考通ってるのかなと。自分の自己アピール資料の内容は、
・イラスト(絵がある程度描けますよー)
・インターンの成果物(頑張ってますよー)
・サークルで制作した雑誌(モノつくりしたよー)
・ゼミ活動の内容(意識高いっぽいしてるよー)
です。多いのか分からないし、ほぼゲームに関係ないけど、ゲーム制作未経験コンプレックスから「アピールできるもんは全部使うぜ!」精神で企画書以外も送ってました。

③コロナ禍での情報収集
・SNSを上手く使えると良いかも

基本的は本、インターネット、説明会、、などと普通の就活と変わらないですが、自分が上手く活用したなーと思うのがSNSです。調べた上で、どうしても分からなかったことを、Twitterでゲーム業界の人にDM質問してました(自分の質問に回答してくださった方、本当にありがとうございます。。)。けれどゲーム業界の人はきっと忙しいと思うので、返信返ってくれば良いなーくらいのスタンスで構えてた方が良いかと思います。

↑初のDM後のツイート

あとゲーム会社の選考締切日や、ゲーム業界の知見について呟いてる人とかいるので積極的にフォローしてました。たまにゲーム会社が就活生向けzoomイベントとかやってるのでそういうのも積極的に参加してました。Twitter最強。

④どうやってモチベを下げずにやってこれたか
・Twitterでネタにした
・倍率の高いプランナーはモチベ下げないようにすることが大切

就活は多くの人にとってデカイ精神的負荷がかかるイベントだと思うので自分なりのモチベ下げない方法を確立するのが良いです。
倍率高い業界で、人気職のプランナーなら尚更だと思います。

自分のモチベ下げない方法は、Twitterで「自分の就職活動自体をネタにしたこと」です(参照note:「ゲーム制作経験なしがゲーム業界を志望」Twitterアカウントを作るまでの話)。

↑メンタルが地に落ちかけてる時の自分

あとは面接予定の会社が複数決まっても気を緩めずESを出しまくることです。

↑ダメな人の例

家には自分の部屋が無く、集中できる環境がないのでファミレスでES書いてました(マスク、消毒スプレー持参)。
あと寝不足な生活してるとメンタル安定しなくなると思うので、ゲームで夜更かし等はしないほうがよかったなーと思います。

⑤何が面接でウケが良かったと感じた?
・自分でイラスト描いて企画書書いた
・行動経済学を学ぼう!
・行動力(やる気)

絵が描ける人は企画書でも描いた方が良いです。いやすとやが並んでる企画書よりも、自分で描いたイラストが並んでるほうが読みたくなると思いますし。

あと、行動経済学!!比較的最近の学問で、心理学が好きな人はぜひネットで調べてみてください。普通に読んでて楽しいです。スマホゲームは行動経済学の知識が多く使われている(と思う)ので、「このスマホゲーのこの仕様は、行動経済学の観点からこういう狙いがあるのでは?と思います」って面接で説明できると説得力あると思います。実際に自分がそんな感じで面接で言った時には「まったくその通りだと思います」と感心させることができました。

行動力(やる気)も大切だと思います。
自分みたいな学生は、面接官からしたら「こいつはどれくらい本気でゲーム業界を志望してるんだ?」っていうのを探ろうとしてます。
なのでプランナー志望だからと言って、「企画書をつくる」だけでは自分の本気度を伝えることは難しいと思います。
自分だったら「短期のインターンに参加した」、「unityを触ってます」、「色んなエンタメ作品の面白さを分析してます」、「appstoreでスマホゲームのランキングチェックしてます」、「金払って本買って勉強してます」。。等、行動力で、ゲーム業界に行きたい!という気持ちを伝えるようにしてました。

⑥小ネタ
・大変な業界なので、「居酒屋バイトしてました!」とか「運動部でした!」とかは有利になるかも。
・面接で、分からないことは分からないとはっきり言う。それに加えて、なぜ分からなかったのか、反省点を言えたらそんなに悪い印象ではないかも。
・ゲーム以外に語れる趣味を持っておくと良いかも。


・ずらずら書いたけど、結局自分は運で内定がもらえたのだ思う。1人でゲームが作れる時代に生まれておきながら、クリエイター志望のくせにゲームをほとんど作ったことがない。絵が描けると言ってもデザイナー志望に比べたら子供の落書き。学歴が良い大学に通ってるわけでもない。本当に運。。でも運を上げるために凡人ができることは行動力かなぁと。。。自分のような凡人は、人より時間と金と思考量をかけて努力していくことが大切よね。。


おわり。

Q.いつの時期に何してたかを教えてほしい
A.自分の場合は参考になりませんし、参考にしてはいけないと思ったため書きませんでした。。。
大学4年の4月から知識、経験0でゲーム業界を目指すって、誰がなんと言おうと圧倒的に遅れてます。ゲーム業界行きたいと思ったその日に行動しましょう。。。就活の準備は早いにこしたことはありません(企画書も提出に間に合わせるため徹夜しまくりでした…)
あと21卒はコロナで選考スケジュールがグチャグチャになってたりしたので、21卒のスケジュールを22卒以降が参考にしちゃうとマズイと思います。


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